こふんは生きている ーマホロヴァ・クラブの死体さがしー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
自認“古墳”の少年が死体を探すという唯一無二の 設定がイカす。それだけ聞くとギョッとするし不 気味な感じもあるけど、しっかりとジュブナイル で、かつやさしい気持ちにもなれると思います。 システム面は、設定とは裏腹に非常にスタンダー ド。わかりやすく遊びやすかったです。いろいろ 調べられてポイントを獲得できるのに、 その用途が思ったより限られている点は 少し惜しく感じられました。
週刊ファミ通1940号より
妙ちくりんな世界観ではあるけれど、ジュブナイ ル作品の空気感が心地よく、主人公のこふんくん にも愛着が持てる。突飛な設定ながら、ストーリ ーもいい感じにまとまっていて、ほっこりさせら れます。表情の読みにくいキャラたちゆえに、し っかりボイスがあるのもおおいにプラスに働いて いる。難しいところがあるゲームではな いものの、やるべきことがリスト化され ていて、迷わず遊べるのもいい。
週刊ファミ通1940号より
死体を探すという目的がありつつも、少年たちの 小さな冒険譚で全体的にほのぼの。強引に思える 設定もあるけれど、生きた埴輪と人間が共存する 世界を受け入れると些細に思えてきますね。“やる ことリスト”のおかげで迷わず遊べるものの、プレ イヤーが介入できる部分があまりなく、映像作品 に近いかな。こふんくんやハニワくんた ちがかわいらしいぶん、人間のモデルも もう少しがんばってほしかった。
週刊ファミ通1940号より
子どもたちの視点で描かれる物語は、懐かしくも 心地よい。“やることリスト”に沿って物語を進め る構造で多少の総当たり感もあるが、会話劇が秀 逸で世界観に引き込まれる。探索で得られるポイ ントでヒントなどが解放されるので、迷うことは ほぼない。3時間ほどで完結する規模ながら、唯一 無二の体験が味わえる。クリアー後は、不 条理さとやさしさが不思議に融合した良質 なドラマを観たような気持ちに。
週刊ファミ通1940号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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