ダンジョンナイトメア 1+2 コレクション(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
入るたびに構造などが変化するダンジョンは、光源が少なくほぼ暗闇。一瞬だけ光るライトと、限られたロウソクを手がかりに進むため、毎回手探りの探索に。そこに一人称視点の没入感も加わり、緊張感はかなりのモノ。マップ表示や視点移動などUI周りに若干の不便さがあるが、それが敵に追われたときの恐怖を高める要素になっている。何度もプレイできるが、難度もかなり高い。スリルが味わえる作品です。
週刊ファミ通1676号より
突然驚かせる演出もあり、じわじわと恐怖心を煽る雰囲気もありで、価格のわりには本格的なホラーを味わえる。少し先も見えないほど暗い中を、いつ敵に襲われるかわからないまま進んでいくのはハラハラします。自動生成のマップはプレイがマンネリ化しないメリットがありつつ、難度が運次第になる側面も。操作はシンプルだけど、ダッシュやジャンプといった基礎については説明が欲しかった。
週刊ファミ通1676号より
暗い空間、不気味な絵、残酷な演出など、プレイヤーを怯えさせる舞台作りが巧み。B級ホラー映画を連想させる効果音も、怖さを増幅します。インタラクトしたときに表示される文字が読みにくく、かつ読み返しができないのは、物語が気になるだけに残念。ダンジョンは自動生成でくり返し楽しめ、この手の恐怖が好きなプレイヤーならコスパ良好です。カーナビのように足跡が何重にも残る地図が便利。
週刊ファミ通1676号より
襲い来る敵からの逃走、説出ポイントの発見ともに、これといった必然性や切迫感を感じず。自動生成されるダンジョンの謎を徹底攻略!というよりは、“驚かせ系のホラー演出が満載のアトラクション”として気軽に楽しむプレイスタイル向きです。「2」はループ世界の状況変化も楽しめる凝った構成ですが、サウンドのホラー演出面は無印リマスター版のほうが優れていたりと、一長一短があります。
週刊ファミ通1676号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。