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『スプラトゥーン3』バンカラコレクション新ブキの読みかたは? ANGL、PYTN、煌、耀などの読みかたを意味と併せて解説

by河合ログ

『スプラトゥーン3』バンカラコレクション新ブキの読みかたは? ANGL、PYTN、煌、耀などの読みかたを意味と併せて解説
 2025年6月12日、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン3』(スプラ3)にアップデートVer.10.0.0が配信された。バンカラコレクションの新ブキが30種追加されたほか、デカライン高架下が新ステージとして登場。本記事では新ブキの読みかたについて解説する。
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 新ブキとして追加されたのは“バンカラコレクション バラズシ”と“バンカラコレクション シチリン”。『スプラトゥーン3』から登場したバンカラ地方のギアブランドとコラボしたブキで、それぞれユニークなデザインと名前が特徴的だ。しかし、たとえば“カーボンローラーANGL”や“スプラスピナーPYTN”など、「なんて読むの?」と迷うものも多いハズ。

 本記事では、そんな新ブキの読みかたをご紹介。併せて、名前の意味を解説する。なお、名前の意味は編集部の予想を交えているため、あらかじめご了承ください!

バンカラコレクション バラズシ

シャープマーカーGECK(ゲッコー)

 高温多湿な熱帯雨林に対応するために耐久性が高められられたシャープマーカーの特別モデルだという、シャープマーカーGECK(ゲッコー)。ゲッコーはヤモリの英名だ。

 サブウェポンはポイズンミスト、スペシャルウェポンはアメフラシで、毒と雨という、まさに熱帯雨林を彷彿とさせるブキセットとなっている。なお、ヤモリの仲間には実際に毒を持つものも存在する。
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カーボンローラーANGL(アングラー)

 “カーボンローラーANGL(アングラー)”は、深海の水圧に耐えられることを目指して開発されたカーボンローラーのコンセプトモデル。深海ということで、名前のモチーフはチョウチンアンコウの英名であるアングラーフィッシュだろう。チョウチンアンコウの発光器官をイメージしているのか、ランプが付いているのもユニーク。

 サブウェポンはタンサンボム、スペシャルウェポンはデコイチラシとなっており、ブキ名にふさわしく、相手を釣るような動きができる。
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スパッタリーOWL(アウル)

 “スパッタリーOWL(アウル)”は、闇夜を飛び回れる自由さを求めて開発されたスパッタリーの特別モデル。アウルはフクロウの英名であり、デザインにおいてもフクロウの目を想起させるランプがふたつ付いている。

 サブウェポンはスプラッシュボム、スペシャルウェポンはメガホンレーザー5.1chという、隠れた相手も追い回せるようなブキセットで、夜の狩人フクロウにふさわしい攻撃的な構成だ。
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フィンセントBRNZ(ブロンズ)

 “フィンセントBRNZ(ブロンズ)”は、これまでとは異なる素材で作られているフィンセントの新モデル。名前に付いているブロンズ(青銅)はレリーフや彫刻などにも用いられる、芸術には欠かせない素材だ。ちなみに、このブキのような銅の青みがかった錆は緑青(ろくしょう)という。

 サブウェポンはスプラッシュシールド、スペシャルウェポンはウルトラショットで、幅広い距離で存在感を出せる制圧力の高いブキセットとなっている。
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ヒッセンASH(アッシュ)

 “ヒッセンASH(アッシュ)”は、これまでとは異なる素材を研究し作られたヒッセンの新モデル。ブキ名のアッシュは“灰色”や“灰そのもの”を指す英語で、カラーリングも灰色となっている。

 サブウェポンはスプラッシュボム、スペシャルウェポンはスミナガシートで、神出鬼没の立ち回りを実現できるのが魅力。灰色→墨→スミナガシートのようなイメージだろうか。
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ドライブワイパーRUST(ラスト)

 “ドライブワイパーRUST(ラスト)”は、既存と異なる素材で制作されたドライブワイパーの新モデル。ラストは“錆”を指す英語であり、ブキにも使い込まれたような錆が付いているのが印象的だ。

 サブウェポンはカーリングボム、スペシャルウェポンはウルトラショットで、機動力と制圧力を併せ持つブキセットで、うまく使えば相手の動きを錆付いたように鈍化させられる。
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スプラチャージャーFRST(フォレスト)

 “スプラチャージャーFRST(フォレスト)”は、針葉樹林帯での使用を想定された、特別モデルのスプラチャージャー。ブキ名に付けられたフォレストは“森林”という意味を持つ英語で、狙撃手というイメージにもピッタリの名前だ。

 針葉樹の葉のようなものが付けられているが、このような、ブキのモチーフを象徴する飾りを付けたデザインは初代
『スプラトゥーン』に登場したスプラチャージャーワカメやスプラチャージャーベントーを彷彿とさせる。ハイカラ地方の文化をバンカラ地方風にアレンジしたといったところだろうか。

 サブウェポンはスプリンクラー、スペシャルウェポンはカニタンクとなっており、制圧力に優れたブキだ。
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左:スプラチャージャーワカメ、右:スプラスコープワカメ
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スプラチャージャーベントー

スプラスコープFRST(フォレスト)

 “スプラスコープFRST(フォレスト)”は、スプラチャージャーFRSTのスコープ付きモデル。スコープ無しよりも飛距離がわずかに長いが、チャージキープができなくなっている。スコープを覗きすぎて「木を見て森を見ず」にならないように、視野を広く、全体を見通して戦いたい。
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プライムシューターFRZN(フローズン)

 “プライムシューターFRZN(フローズン)”は、低温地帯での使用が想定された“プライムシューター”の特別モデル。ブキ名のフローズンは“凍った”、“(地域が)極寒の”などの意味がある英語だ。カラーリングも氷などを連想させる寒色系でまとまっている。ブキについている飾りはダルスという冬に採れる海藻の一種だと思われる。

 サブウェポンはスプラッシュボム、スペシャルウェポンはマルチミサイルで、バトル展開が氷のように固まってしまっても攻勢のきっかけを作れるような構成だ。
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RブラスターエリートWNTR(ウィンター)

 “RブラスターエリートWNTR(ウィンター)”は、冬の厳しい地帯での使用を想定して制作された、Rブラスターエリートの特別モデル。ブキ名のウィンターはそのまま“冬”という意味。このブキにもプライムシューターFRZNと同じ海藻の飾りが付けられている。

 サブウェポンはキューバンボム、スペシャルウェポンはエナジースタンドとなっており、エナジースタンドで元気を出して厳しい冬を乗り越えるようなイメージだろうか。
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ジェットスイーパーCOBR(コブラ)

 “ジェットスイーパーCOBR(コブラ)”はジェットスイーパーの特別モデルで、密林に潜むハンターの牙をイメージして作られたという。ヘビ皮と思しき素材が使われており、ヘビの頭部のようにも見えるデザインとなっている。

 長めの射程を持つメインで相手をジワジワと追い詰められるほか、サブウェポンのクイックボム、スペシャルウェポンのウルトラチャクチで、不用意に間合いに入ってきた相手を素早く倒すことができる。
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スプラスピナーPYTN(パイソン)

 “スプラスピナーPYTN(パイソン)”は、密林に潜む巨大な主がイメージされた、スプラスピナーの特別モデル。パイソンはヘビの一種を指す英語だ。こちらもヘビ皮のような素材が用いられており、角度によっては1匹のヘビがブキに巻き付いているように見える。

 サブウェポンはジャンプビーコン、スペシャルウェポンはウルトラショットとなっている。メインとウルトラショットを使い、獲物に食らいつくヘビのような瞬発力で相手を倒し、ジャンプビーコンを設置して味方のナワバリを広げていこう。
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H3リールガンSNAK(スネーク)

 “H3リールガンSNAK(スネーク)”は、密林に潜む鋭い牙をイメージしたH3リールガンの特別モデル。ひと噛みで獲物を倒してしまうものもいるヘビというモチーフは、インクをうまく当てれば1回の射撃で相手を倒すことができるH3リールガンのメインの性能にピッタリだ。デザインにおいてもホース部分はまるでとぐろをまいたヘビのようになっており、見事に名前が落とし込まれている。

 サブウェポンはキューバンボム、スペシャルウェポンはトリプルトルネードとなっており、けん制や相手を強制的に動かすことに長けている。ヘビの狩りのように、相手を追い詰めて手痛い一撃をお見舞いしよう。
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LACT-450MILK(ミルク)

 “LACT-450MILK”(ミルク)はLACT-450の限定カラーリングモデル。LACT-450は乳酸菌飲料がモチーフなので、ミルクは関係の深いワードだ。外見も牛乳瓶のようなカラーリングとなっている。

 サブウェポンはトーピード、スペシャルウェポンはナイスダマで、相手のポジションを動かすことに特化した構成だ。
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キャンピングシェルターCREM(クリーム)

 “キャンピングシェルターCREM(クリーム)”はキャンピングシェルターの限定カラーリングモデル。クリームの名の通り、全体的に白いビジュアルが印象的だ。

 サブウェポンはポイズンミスト、スペシャルウェポンはデコイチラシとなっており、メインの射撃やパージと併せて使うことで相手を妨害しつつ自分はしぶとく生き残るという、キャンピングシェルターの強みを活かしやすい。
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バンカラコレクション シチリン

スプラシューター煌(コウ)

 “スプラシューター煌(コウ)”は、ホログラム素材で作られた特別製のスプラシューター。煌は“きらめく”、“かがやく”といった意味を持つ漢字で、文字通りギラギラと光る特別デザインが魅力的だ。

 サブウェポンはクイックボム、スペシャルウェポンはテイオウイカで、生存力が高めの構成となっている。前線で粘り強く戦い、輝く働きを見せつけよう。
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ホットブラスター艶(エン)

 “ホットブラスター艶(エン)”は、ホログラム素材で作られたホットブラスター。艶は美しさや華やかさを表現する際に使われる漢字。訓読みでは美しい光沢を指す意味になる。また、ホットブラスターの特徴的なデザインである炎の音読みと同音なのもかかっているかもしれない。

 サブウェポンはジャンプビーコン、スペシャルウェポンはカニタンクとなっており、破壊力のあるメインで相手を倒すだけでなく、味方をサポートすることにも長けている。
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プロモデラー彩(サイ)

 “プロモデラー彩(サイ)”は、プロモデラーの特別モデル。彩には“色を付ける”、“いろどり”などの意味があり、色鮮やかな様子を指す際に使われることが多い。プロモデラーはプラモデルの着彩に用いるエアーブラシがモチーフになっていると思われるので、ピッタリな漢字と言える。

 サブウェポンはクイックボム、スペシャルウェポンはスミナガシートで、相手をかく乱することを得意としている。
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.96ガロン爪(ソウ)

 “.96ガロン爪(ソウ)”は、.96ガロンの特別デザイン。ブキのデザインや、公式ポストに「獲物を捕らえよう」とあることから、ヒョウなどの肉食動物の爪がモチーフとなっていると推測できる。

 サブウェポンはラインマーカー、スペシャルウェポンはエナジースタンドとなっている。ラインマーカーで相手をけん制しながら爪を研ぎ、エナジースタンドを使って攻めのチャンスを作ろう。
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モップリン角(カク)

 “モップリン角(カク)”はモップリンの特別デザイン。角を模していると思われるスタッズが付いており、バンカラ地方らしい荒々しさを感じさせるデザインとなっている。

 サブウェポンはカーリングボム、スペシャルウェポンはカニタンク。メインの射程が長めでもともと中距離の相手に対して強力だが、カニタンクでさらに遠くの相手も狙えるようになっている。
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デュアルスイーパー蹄(テイ)

 “デュアルスイーパー蹄(テイ)”は特別デザインのデュアルスイーパー。蹄は訓読みすると“ひづめ”であり、デザインもシマウマのような野性味を感じるビジュアルとなっている。

 サブウェポンはポイントセンサー、スペシャルウェポンはスミナガシートで、相手の動きを把握することに特化した性能。サバンナをたくましく生き抜くシマウマのように、相手の動きを見逃さずに対応しよう。
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ジムワイパー封(フウ)

 “ジムワイパー封(フウ)”は特別なラッピングが目を引くジムワイパー。封は“出入り口を塞ぐ”という意味以外に、封建などのように領土関係の意味を持つこともあるので、ナワバリが重要な『スプラトゥーン』には相性のいい漢字かもしれない。

 サブウェポンはロボットボム、スペシャルウェポンはナイスダマで、隠れた相手もあぶり出して相手陣側へと封じ込めることができる。
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ハイドラント圧(アツ)

 “ハイドラント圧(アツ)”は、巨大なタンクにグラフィティが施されたハイドラント。圧は圧倒や威圧など、相手を大きく上回るような意味合いを持ち、ハイドラントのイメージにピッタリな漢字だ。

 サブウェポンはスプリンクラー、スペシャルウェポンはグレートバリアで、初代『スプラトゥーン』のハイドラントカスタムを彷彿とさせる。スプリンクラーで自陣を広げつつ、重要な局面ではグレートバリアを展開してポジションを守ることもできるという、対峙する相手にプレッシャーを感じさせるブキセットとなっている。
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スパイガジェット繚(リョウ)

 “スパイガジェット繚(リョウ)”は、派手なラッピングでデコレーションされたスパイガジェット。繚は“もつれる”、“乱れる”といった意味を持つ漢字で、スパイガジェット系のブキはこれまで落ち着いたトーンだったが、バンカラ地方らしい派手なデザインに。まさに繚という漢字の意味合いにふさわしい変化を遂げている。

 サブウェポンはカーリングボムで、スペシャルウェポンはメガホンレーザー5.1ch。カーリングボムで相手を惑わし、メガホンレーザー5.1chで動かせるという、相手の戦略をかき乱すような性能のブキセットだ。
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スプラマニューバー耀(ヨウ)

 “スプラマニューバー耀(ヨウ)”は、どこかノスタルジーを感じさせる特別デザインのスプラマニューバー。耀は“かがやく”という意味の漢字。上で紹介したスプラシューター煌の煌と同じような意味だが、こちらは“照らす”という意味でも用いられる。

 メインを使いこなせば前線で輝けるのはもちろん、サブウェポンがタンサンボム、スペシャルウェポンがグレートバリアと耐久性やサポート性にも優れているので、味方を照らす光となることもできる。
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ワイドローラー惑(ワク)

 “ワイドローラー惑(ワク)”はノスタルジックなカラーリングが目を引く特別デザインのワイドローラー。惑には“まどわす”という意味があるのだが、既存のワイドローラー系ブキ2種がサポート性能に長けているのに対して、このブキは戸惑うほど攻撃的な性能となっている。

 サブウェポンはトーピード、スペシャルウェポンはウルトラチャクチで、トーピードを投げてメインを当てに行けば非常に強力な攻めを展開できる。デザインは工作番組で見たことがあるようなものとなっており、公式ポストいわく「一味違うワクワク」を届けてくれるとのこと。
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L3リールガン箔(ハク)

 “L3リールガン箔(ハク)”は、淡い緑と紫で彩られた特別デザインの“L3リールガン”。箔は金箔などのように金属を薄く打ち延ばしたものを指すほか、“値打ち”や“貫禄”といった意味もある。

 サブウェポンはスプラッシュボム、スペシャルウェポンはジェットパックとなっており、高い制圧力で味方チームの前線を押し上げられる。
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ホクサイ彗(スイ)

 “ホクサイ彗(スイ)”は、電飾が特徴的なホクサイの特別デザインバージョン。彗は“はらう”という意味を持っており、筆がモチーフのホクサイにピッタリの漢字だ。ほかにも“ほうき星”という意味もあるため、公式ポストでは「とどまることなくステージを飛び回り、勝利の願いをかなえよう」と紹介されている。

 サブウェポンはロボットボム、スペシャルウェポンはテイオウイカで、相手のけん制や前線のかく乱など、ホクサイの強みを活かしやすい構成となっている。
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トライストリンガー燈(トウ)

 “トライストリンガー燈(トウ)”は、虹のような電飾が印象的なトライストリンガーの特別デザイン。燈は灯の旧字であり、“ともしび”や“あかり”といった意味を持つ。デコレーションに用いられた電飾をダイレクトに表す漢字となっている。

 サブウェポンはラインマーカー、スペシャルウェポンはジェットパックで、メインの直撃で倒せなかったときにラインマーカーでカバーしたり、ジェットパックで相手を倒しにいったりと、攻撃に特化した構成だ。
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ダイナモローラー冥(メイ)

 “ダイナモローラー冥(メイ)”は宇宙を感じさせるデザインの特別バージョンのダイナモローラー。ブキ名に付けられた冥は“光がない”などの意味を持っているので、モチーフは光すらも飲み込んでしまうと言われているブラックホールだと思われる。

 サブウェポンはポイントセンサー、スペシャルウェポンはメガホンレーザー5.1chなので索敵性能が高く、隠れた相手をあぶりだしたり、強いポジションから相手をどかせたりできる。
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 シリーズのインタビュー記事や、公式Twitterで公開されたイラストのまとめ記事も合わせてお楽しみください!
※画像は『スプラトゥーン』公式X(Twitter)より引用。
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