『バイオハザード』30周年を記念した世界初の大型展覧会“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”が、2026年10月30日(金)~12月24日(木)の計56日間、渋谷BEAM 4階/BEAMギャラリー(東京都渋谷区)にて開催される。そんな展覧会の見どころを、先行内覧会で撮影した写真とともに紹介しよう。

狩野英孝氏(かの えいこう)
お笑い芸人。1982年2月22日生まれ、宮城県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業後、「ラーメン・つけ麺・僕、イケメン」などのフレーズを駆使したひとりコントの芸人としてデビュー。お笑い芸人以外にもテレビ朝日『ロンドンハーツ』にて、シンガーソングライター(50TA名義)や YouTubeでも幅広く活躍する傍ら、実家の神社で神職にも従事している。
森川智之氏(もりかわ としゆき)
声優。以下をはじめとした出演作多数。【アニメ】『クレヨンしんちゃん』野原ひろし、『ズートピア』ニック・ワイルド、『鬼滅の刃』産屋敷耀哉ほか、【外画】トム・クルーズ、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、ユアン・マクレガーなど、ハリウッドスターの吹き替え多数。
川田将央氏(かわた まさちか)
カプコン『バイオハザード』のシリーズプロデューサー。1995年カプコン入社。2005年よりプロデューサー業に従事。以降、『バイオハザード7 レジデント イービル』『バイオハザード ヴィレッジ』、 および最新作『バイオハザード レクイエム』など数多くの作品に携わる。
“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”とは?
改めて“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”について解説すると、こちらは『バイオハザード』シリーズが30年間にわたり築き上げてきた大胆かつ緻密な世界観から、印象的なポイントをピックアップ。主人公が経験した事件や直面した数々の恐怖を、空間・映像・造形で追体験できる展覧会になる。
『バイオハザード』を構築するさまざまな要素がリアルなサイズ感で表現されており、まるでゲームの世界に入り込んだかのような没入体験を堪能できる催しとして、開催が発表されて以来、多方面から注目されている。
会場内は7つのエリア(FILE1~7と表記)で構成されており、各FILEの内容は以下の通り。
FILE1:恐怖の系譜
洋館で起きたひとつの事件から、街へ、そして世界へ……。『バイオハザード』シリーズで起きた数々の事件を、作中の印象的なシーンとともに振り返ることができるエリア。30年にわたって描かれてきた歴史、そして広がり続ける恐怖と感染の軌跡を確認できる。展示スペースの中央には世界地図があり、各作品の舞台となった国・地域がひと目でわかるコーナーもある。





FILE2:THE WORLD OF BIOHAZARD シアター
現実から『バイオハザード』の世界へと引き込むシアターコンテンツ。これまでに起きたさまざまな事件を時系列で振り返りながら、歴代作品のシーンを大画面で上映。映像を通して、同作の世界観に入り込むことができる。シアターを抜けた先には、シリーズファンにはおなじみのバルブハンドルがあり、実際に回すことも可能。


FILE3:恐怖のエビデンス
『バイオハザード』シリーズを通じて重要な感染要素であるウイルス、寄生生物、菌をテーマに、開発資料の数々を一挙に集約。また、細部までこだわったヴィランたちの等身大造形も展示され、それらも間近で楽しめるエリアになっている。
FILE3-1:“始まりのウイルス”エリア
アンブレラ社が開発したシリーズの原点“t-ウイルス”をはじめとした、ウイルスに関連する展示エリア。ウイルスによって変貌したクリーチャーたちの姿を通して、『バイオハザード』がもたらした惨劇と、その影響を再確認できる。巨大なタイラントの等身大立像の背面、足もとを見てみると、そこには壁の隙間からこちらを覗くラクーン君の姿が!





FILE3-2:“寄生生物との対峙”エリア
さまざまな画策に利用されたプラーガや、プラーガに寄生されたクリーチャーと対面できるエリア。エリアの最後にはさまざまな事件で黒幕として暗躍した、アルバート・ウェスカーの等身大立像も展示。トレードマークであるサングラスとコートを身にまとった迫力の姿は写真映えし、フォトスポットとして人気が出ること間違いなし。ちなみにこちらのウェスカー立像には、ある仕掛けが施されており……。





FILE3-3:“特異菌と幻覚”エリア
まるで特異菌に侵されて幻覚を見ているかのような感覚が味わえるエリア。ここではマザー・ミランダに仕える四貴族のひとりであり、見上げるような長身(約290センチ)のドミトレスク夫人(オルチーナ・ドミトレスク)が来場者を迎えてくれる。また「お前も“家族”だ!」の名言で知られるジャック・ベイカーが、壁から出現するフォトスポットもあり、こちらは内覧会でも好評を博していた。





FILE4:対峙する者たちの記憶
クリーチャーやヴィランに立ち向かう主人公たちにフィーチャーしたエリアでは、初登場から最新作まで、幾多の死地を潜り抜けてきたキャラクターの勇姿を豊富な情報量で提示。こちらには、“ラクーン事件”を経験し、その後も数々の『バイオハザード』事件を生き抜いてきたレオン・S・ケネディと、『バイオハザード レクイエム』の主人公のひとり、グレース・アッシュクロフトの等身大立像が設置されている。





FILE5:バイオハザード レクイエム
シリーズ最新作にクローズアップしたエリアも展開。こちらでは、アメリカ各地で発生した連続変死事件の容疑者であるヴィクター・ギデオンが身に着けていたヘッドギアを展示。


FILE6:アンブレラ検疫所
ウイルス培養装置からウイルスが会場内に漏洩していることが発覚! 来場者は知らないうちにウイルスに感染した可能性がある……とのことで、設置されたカメラで顔写真を撮影し、感染の有無を確認することができるエリア。検査を受けてモニターをチェックすると、そこには自身のショッキングな姿が。こちらで撮影した画像データは、QRコードで読み取り、ダウンロードすることもできる。



FILE7:公式グッズショップ
展示エリアを抜けた先では、多数の激レアアイテムを取り揃えた公式グッズショップが営業中。歴代主人公たちのフィギュアやキーホルダー、実用性のあるステーショナリー、アパレルのほか、シリーズ1作目に登場した振り向きゾンビのぬいぐるみや、リッカーのデザインのスリッパなど、ファンにはたまらないアイテムが満載。

1998年当時のR.P.D.(ラクーン市警本部)と、最新作で描かれた廃墟と化したR.P.D.が両面にデザインされたトートバッグなどもあり、こちらも好評を博していた。






コラボフード&ドリンクも販売
“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”会場1階にある“ディッパーダン 渋谷BEAM店”では、期間限定でコラボクレープやドリンクも販売している。クリス、ジル、レオン、クレア、エイダ、グレースといった主要キャラクターたちをイメージし、見た目や味わいにもこだわった特別メニューが揃っているので、来場時にはこちらも併せて楽しみたい。

狩野英孝、森川智之が巨大ワイングラスで乾杯!
開催前日に当たる10月29日には記者発表会も行われ、芸能界きっての『バイオハザード』ファンとして知られる狩野英孝氏、主人公レオン・S・ケネディの声優・森川智之氏、カプコン『バイオハザード』シリーズプロデューサーの川田将央氏が登壇。
会場内にある約290センチのドミトレスク座像が持つ巨大ワイングラスで乾杯をしつつ、30年の歴史や思い入れのある名場面、展示の見どころについてトークをくり広げた。その一部を抜粋して紹介する。

――実際に巨大ワイングラスを手に持ってみて、いかがですか?
狩野
飲もうとするだけで相当右腕が鍛えられますね。むちゃくちゃ重いです。
――ネタバレしない範囲で、30周年展をご覧になられた感想をお聞かせください。
狩野
まず思い出がよみがえります。各シリーズのキャラクターのパネルや置物、情報がありますが、主人公だけでなく敵クリーチャーの情報も盛りだくさんです。プレイ中は憎い敵、何度も苦戦させられた敵でしたが、展示で会うと「ひさしぶり」という同窓会のような気持ちになりました。「よく泣かされたな、お前には」と、ぐっとくるものがあります。それがずっと続きます。

――森川さんは、レオンの成長が展示で描かれていることをどう感じましたか?
森川
ビジュアルもそうですが、演じてきた側としては、物語をすごく思い出します。「こういうシーンだったな」と。じつは僕はゲームが苦手で、狩野さんの実況を見ながら楽しむほうです。ストーリーを追えるという楽しみもあります。
狩野
ゲーム内でレオンたち主人公は、30年前に登場してから、ちゃんと年を取っていますよね。
森川
いちばんたいへんだったのは、年を取ってから若返ることです。ゲームのリリースの時系列が、そのまま進んでいないので。
――『バイオハザード RE:2』のレオンは、もっとも若いころですね。
森川
そうです。それをあとからやっているので、難しかったですね。収録のたびに、まずは「今回は何歳ですか?」と確認して。ラクーンシティから何年後かを基準に演技のプランを考えます。新人警官から大人になり、どうやってあの人物になっていくのかを想像しながら演じてきました。いろいろな修羅場をくぐっていますからね。女性キャラクターを助けられたり、助けられなかったり、裏切られたり、だまされたりもしています。

トークイベントの中盤では、狩野氏がこれまでに『バイオハザード』シリーズをプレイしてきた中で、もっとも印象に残っているシーンを思い返しながら、1分間でイラストを描くコーナーが展開。そうして発表されたのは、『バイオハザード4』で登場したレーザートラップのシーンだった。


狩野
僕の中でいちばん印象的だったのがこちらです。ゲームにも映画にも出てくる、一本の廊下のレーザートラップですね。プレイしていてすごく苦戦しました。それが今回の展示でも急に現れるので、部屋に入った瞬間、ドキッとして。レオンもこんな気持ちだったのかな……と思いました。
――失敗するとサイコロステーキのようになってしまうシーンですね。
狩野
僕がそこをプレイした動画が、なぜか勝手に切り取られて海をわたり、海外の人がそれを見て「クレイジージャパニーズ!」とコメントしていて。それくらい思い出のあるシーンが展示にもしっかりあります。ここはぜひ、注目していただきたいですね。


川田Pに本展の見どころ&『RE:ベロニカ』の進捗を直撃
記者発表会の後、川田プロデューサーにインタビューを実施。展覧会開催の経緯から見どころ、イチオシのグッズ、さらには現在開発中の『バイオハザード RE:ベロニカ』の現状まで語ってもらった。

――今回の30周年展は、どのような経緯で開催することになったのでしょうか?
川田
昨年の“東京ゲームショウ”のときに、初めてこの企画について具体的に打ち合わせをする機会がありました。そこから約1年ちょっと、かなり長い準備期間をかけています。どうしても30周年という節目を形に残したくて、この30周年展を企画しました。
――30年を経たいまも新作が出続けていますし、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でアトラクションが展開されたり、映画も公開されたりと、ゲーム以外の分野でも『バイオハザード』はつねに話題になっています。ここまで定着したコンテンツの30年間を振り返って、いかがですか?
川田
最初の10年は、現場の人間として、泥にまみれながらゲームを作っていた記憶しかありません。『バイオハザード4』以降はプロデューサーとして関わってきて、見えかたも変わってきた気がします。ここ10年ほどは、20周年、25周年と節目をくり返してきました。そのなかでも30周年は大きな節目だと強く感じています。今回は、過去の『バイオハザード』を振り返るだけではなく、未来に向けて、いまの『バイオハザード』をどう作っているのかもアピールしたい。そんな思いから、この30周年展が実現できたのではないかと思っています。
――これから来られる方たちに向けて、イチオシの見どころを教えてください。内覧会にも参加させていただきましたが、とくにドミトレスク夫人のゾーンは圧巻でした。
川田
そうですね。ドミトレスクの展示もそうですし、ウェスカーも、レオンも含めて、キャラクターたちは立体になって実物として存在したらこういうふうに見えるのか……という点を純粋に楽しんでもらいたいです。ほかにも、内容の解説や音楽の紹介といったコーナーも用意しています。さまざまな方面から『バイオハザード』シリーズを振り返れる展示ですので、まずはそこを楽しんでいただけたらありがたいです。

――会場ではオフィシャルグッズも発売されますが、オススメのグッズは何でしょうか?
川田
今回のグッズは、これまで我々が作ったことのないようなユニークな企画がたくさん通りました。すてきな商品がたくさん並んでいます。そのなかで私がいちばん気に入っているのは、振り向きゾンビのぬいぐるみです。振り向きゾンビを可愛らしくアレンジして、しかも飾っておきたいと思える適度な大きさで販売できたのが、すごくよかったと思っています。ぜひ見てほしいですし、「ひとり、振り向きゾンビ」という形で迎えていただけたらありがたいです。
――6月の“Summer Game Fest 2026”では『バイオハザード RE:ベロニカ』が発表され、大いに盛り上がりました。その後しばらく情報が出ておらず、気にしているファンも多いと思います。ファンに向けて、期待を高めるひと言をお願いします。
川田
いまはまだ「期待してください」としか言えないですね。
――開発が難航しているわけではない……ということですよね?
川田
はい、開発は順調です。もともとボリュームのあるタイトルですので、いいゲームに仕上がると思っています。
見どころ満載で、グッズ&フードメニューも豊富な“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”は現在開催中。『バイオハザード』シリーズのファンの方はもちろん、本稿を読まれて気になった……という方は、会場に足を運び、30周年の歴史を直に堪能してみてはいかがだろう。
開催概要
- 名称:“THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展”
- 開催期間:2026年10月30日(金)~12月24日(木) ※会期中無休
- 開催時間:10:00~21:00(平日)※最終入場19:59 9:00~21:00(土日祝) ※最終入場19:59
- 開催場所:渋谷BEAM 東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F BEAMギャラリー ※渋谷駅徒歩5分
- 主催・演出・制作:株式会社東北新社
- 協力・監修:株式会社カプコン
- 公式HP
- 公式X(旧Twitter)
※本展に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報、詳細、注意事項は公式 HP/公式 SNS にてご確認ください。チケット販売窓口:チケットぴあ
- 購入はこちらから
- 一般販売価格:大人(中学生以上) 平日3300円/土日祝3600円、子ども(小学生) 平日1500円/土日祝1700円
- 限定特典付き:大人(中学生以上) 平日13300円/土日祝13600円、子ども(小学生) 平日11500円/土日祝11700円
※1決済につき6枚までご購入いただくことが可能です。
※大人1名に対して未就学児1名無料でご入場いただけます。
※チケット代金とは別に決済手数料等の諸経費が合計金額に加算されます。総額は申込み確認時に表示される金額をご確認ください。
※販売状況により、ご希望の日時のチケットをご購入いただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。