『FFレゾナンス』クリアーレビュー。やめどきを失い50時間以上プレイ&全員レベル99に。懐かしさと新しさの絶妙なバランスに夢中になった【ネタバレ注意】

『FFレゾナンス』クリアーレビュー。やめどきを失い50時間以上プレイ&全員レベル99に。懐かしさと新しさの絶妙なバランスに夢中になった【ネタバレ注意】
 本作のタイトル画面で流れてきたのは、シリーズおなじみのメインテーマ『Final Fantasy』だった。懐かしさのあまり思わず手を止めて聴き入ってしまう。壮大な音楽に耳を傾けていると、イベントシーンをつなぎ合わせたようなムービーが再生された。冒険心を掻き立てる『Final Fantasy』の楽曲も相まって、ムービーを眺めているだけで筆者の気持ちは大いに盛り上がった――。
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 筆者がタイトル画面から感動したタイトルは、2026年10月22日にスクウェア・エニックスより発売予定の『ファイナルファンタジー レゾナンス』(以下、『FFレゾナンス』)。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5、XBOX Series X|S、PC(Steam、Windows)。
『FFレゾナンス』クリアーレビュー。やめどきを失い50時間以上プレイ&全員レベル99に。“懐かしさ”と“新しさ”の絶妙なバランスに夢中になった【ネタバレ注意】
 『FFレゾナンス』は、「もし、『ファイナルファンタジー』がドットのまま進化を遂げていたら」をコンセプトに制作されたタイトル。スマートフォン向けタイトル『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(FFBE)の1stシーズンをベースに物語を再構築し、システムやグラフィックも一新した作品だ。往年の『FF』シリーズ作品の魅力を色濃く残しつつ、最新のゲームとしての快適さをも両立させた、“懐かしくも新しい『FF』シリーズ最新作”となっている。

 今回はスクウェア・エニックスよりPS5版のレビュー用コードを提供いただいたので、ライターのジャイアント黒田によるクリアーレビューをお届けする。ストーリーのネタバレには配慮しているが、クリアー後のやり込み要素に触れているので、新鮮な気持ちでプレイしたい方は注意してほしい。

 なお、本作の体験版をプレイしたうえでのグラフィックやゲームシステムのレビューは下記で紹介している。まだ読んでいない方はチェックを!

冒頭から『FF』シリーズファンの琴線に触れる演出が!

 タイトル画面で流れるムービーをひと通り堪能してから“New Game”を選ぶと、聴こえてきたのは『Prelude』である。これまた懐かしいうえに、このコンボはズルい。だが、感傷に浸る間もなく、画面には最新のドット表現で作られた“シネマティックピクセル”の美しい映像が。

 ここまでの演出や展開で確信した。絶対にハマると。
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 結論から言うと、ハマるどころではなかった。メインストーリーをクリアーしただけでは飽き足らず、やり込み要素のコロシアムやアルテマウェポンを攻略すべく、寝る間も惜しんで仲間たちのレベル上げに励んだ結果、レベル99(カンスト)に到達! プレイ時間は50時間を超えていた。
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仲間のキャラクターたちはもちろん、思いの力が結晶化した幻影“ビジョン”という形で登場する歴代『FF』シリーズ作品のキャラクターたちも最大レベルまで強化済み!
 なぜこれほど夢中になってしまったのか。最大の要因は、“懐かしさ”と“新しさ”のバランスが絶妙だったから。胸が熱くなった楽曲はほかにもある。戦闘勝利時の『Victory's Fanfare』や、チョコボに乗ったときに流れる『チョコボのテーマ』は、何度聴いても心地いい。
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チョコボは、ストーリーの序盤で騎乗可能に。チョコボに乗ると移動スピードがアップ。『チョコボのテーマ』も気分を盛り上げてくれる。
 楽曲の中でもとくに感動したのは、セフィロスとのバトルでアレンジ版の『片翼の天使』を堪能できたこと。本作で初めて挑んだときは味方のレベルが低くて、セフィロスに太刀打ちできなかったが、『片翼の天使』を聴けただけで大満足。この曲を聴きたくなったときは、セフィロス戦でゲームを放置してBGM代わりにしている。
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 セフィロスは、物理攻撃と魔法攻撃がどちらも得意。物理、魔法アタッカーのどちらとしても活躍が期待できるが、オススメはラスウェル。技や装備品でクリティカル率を上げやすいので、セフィロスのクリティカル20%アップを活かしやすい。
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ラスウェルは武器が刀で、セフィロスの愛刀“正宗”と同じ名前の刀を装備できるのもオススメしたい理由。正宗使いとしても相性はピッタリ!

『FFレゾナンス』で懐かしいキャラクターやモンスターと再会

 ビジョンで仲間になるシリーズ歴代キャラクターや力を貸してくれる召喚獣、敵として立ちはだかるおなじみのモンスターたちも、“懐かしさ”と“新しさ”のバランスが絶妙だ。往年のファンの立場からすると、HD-2Dの姿で登場してくれるだけでうれしいのだが、キャラクターたちはビジョンとして育成できるうえ、必殺技のレゾナンスを発動するシーンでは、3Dグラフィックで再現された勇姿をじっくり楽しめる。
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同じターン内にすべての敵のブレイクゲージを削り、ブレイクさせると“フルブレイク”が発生。フルブレイク後は、装備したビジョンの力を借りた必殺技“レゾナンス”が使える。
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セフィロスは、必殺技の“レゾナンス”も非常に強力。敵全体に無属性の物理攻撃で大ダメージを与えられる。セフィロスファンは発動時の3Dグラフィックも必見!
 美麗な3Dグラフィックによって描かれているのは、幻獣として登場する召喚獣たちも同様だ。召喚獣は、誰が登場するのか明らかになっていなかったこともあり、かつて遊んだ『FF』シリーズの作品と同じような気持ちで、未知の召喚獣を仲間にする楽しさを再確認できた。
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 ネタバレになるので詳細は明かさないが、召喚獣を仲間にするときに発生するイベントも必見。キャラクターや召喚獣の新たな一面を知ることができて自然と笑みがこぼれたし、仲間や召喚獣のことがますます好きになった。
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 そして、モンスターでもっとも印象深かったのはマジックポットだ。筆者は経験値とAP稼ぎで、とくに『FFVII』のマジックポットにはお世話になったが、令和の時代でもマジックポットにアイテムを献上して経験値などを得ることになるとは……。
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ちなみに、ラストダンジョンではホワイトポットなるモンスターと遭遇。
 しかも本作のマジックポットは珍しいシンボルエンカウント制で、各地のダンジョンで壺を調べると戦えるのもおもしろい。要求してくるアイテムや得られる経験値も異なるので、発見する楽しみが増した。
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ホワイトポットはとても貴重なエリクサーを要求してくるが、エリクサーをあげる(敵に使う)と“1200”ものマスタリーポイント(MRP)を獲得可能。後ろ髪を引かれる思いで献上したのもいい思い出に。

シリーズおなじみのコマンドバトルに戦略性と爽快感をプラス!

 バトルも“懐かしさ”と“新しさ”がうまく融合しており、シリーズおなじみのコマンドバトルながら、戦略性と爽快感のある進化した戦闘が体験できた。とくに弱点を突いてフルブレイクを発生させ、総攻撃を仕掛けて大ダメージを叩き込んだときの達成感はひとしおだ。
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 また、ジョブシステムを彷彿とさせる、キャラクターとビジョン、アビリティの組み合わせを考えるシステムにもしっかりハマったが、多彩な組み合わせを楽しめることに加えて、ビジョンのMRを上げやすいと感じたのも熱中した理由だ。

 大陸ごとにおいしい敵がちゃんと用意されているうえ、ストーリーを進めれば、MRPの獲得量を増やす手段もしっかり用意されているのは好印象。昔のレベル上げはもっと時間がかかったと思うが、令和の『FF』のレベル上げは非常に快適。サクサクとレベルが上がるので、あとちょっと、もうちょっとと欲が出て、睡眠時間が減ってしまったというわけだ。RPGのレベル上げに夢中になったのはひさしぶり。10代のころを思い出してグッときた。
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ジャボテンダーも、仲間たちの育成でお世話になったモンスター。回避率が高いうえに逃げてしまうが、倒すことができれば大量のMRPを獲得できる。なによりも『FFVIII』で思い出深い敵だっただけに、動く姿を見ることができて感動。
 『FF』シリーズに登場した強敵たちと戦えるのも本作の醍醐味だ。先ほど紹介した『FFVII』のセフィロスを筆頭に、『FFV』で初登場したギルガメッシュ、『FFVI』以降、さまざまな作品で立ちはだかるアルテマウェポンなど、懐かしい顔が揃い踏みとなっている。強敵たちとのバトルはやり込み要素となっているので、仲間を育成して撃破を目指してほしい。
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冒険の道中で、謎の剣豪・ギルガメッシュと遭遇。イベントを進めると大いなる橋で決戦を挑むことに。ギルガメッシュはシリーズを代表する、いろいろな意味でひと筋縄ではいかぬ強敵だ。
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ゲーム終盤では最強の敵、アルテマウェポンに挑める。アルテマウェポンは高い攻撃力と膨大なHPを誇り、中途半端なレベルや装備では歯が立たない。
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筆者はセフィロス、ギルガメッシュ、アルテマウェポンの撃破に成功! アルテマウェポンを倒すと、HPが多いほど、ダメージとブレイクダメージが上昇するアクセサリーの“アルテマリアクター”が手に入る。

『FF』シリーズのファンはもちろん、初めて遊ぶ人にもオススメ!

 最後にストーリーについて。ネタバレになってしまうので多くは語らないが、クリスタルを巡る物語は王道の展開ながらプレイヤーが驚くような場面も散りばめられており、冒険を進める原動力に。“パラデイアの六盟傑”は敵ながらあっぱれな存在感を放ち、シリーズに登場したライバルたちと同様に愛すべき強敵になっていた。
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“パラデイアの六盟傑”を束ねるのは、謎の鎧の騎士・常闇のヴェリアス。大塚明夫さんの渋い低音ボイスがかっこよすぎて、惚れること間違いなし!
 筆者のお気に入りは、三宅健太さんが演じる劫火のヴェリアスだ。細かいことは気にしない豪快な性格で圧倒的な戦闘力を誇るものの、じつは機械が苦手で方向音痴という一面も。敵であるはずの主人公たちを気にかけるなど、憎めないところが多くてすぐに好きになってしまった。劫火のヴェリアスとは、熱いイベントが満載! プレイする際は、ぜひ注目してほしい。
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 これまでお伝えしてきた通り、本作には懐かしい要素がもりだくさんなので、『FF』シリーズのファンなら筆者と同じようにきっとハマるハズ。懐かしさだけではなく、RPGとしてのおもしろさ、新しさも詰まっており、シリーズ未経験者も初めてプレイする『FF』にピッタリだと思う。少しでも興味を持った方は、無料で遊べる体験版から始めてみてはいかがだろうか。
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アルテマウェポンを倒した筆者は、残ったやり込み要素の十二武具の収集やコロシアムの制覇に挑戦中。しばらくは睡眠不足が続きそうだ。

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