2026年9月17日~9月21日まで、千葉県・幕張メッセにて開催される東京ゲームショウ2026(TGS2026)。
※9月17日、18日はビジネスデイ。
カプコンブースでは、2027年発売予定の『モンスターハンターワイルズ』(以下、『ワイルズ』)の大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』(以下、『アセンダンス』)が世界初となるプレイアブル出展。さらに、12月4日に発売予定のNintendo Switch 2版『モンスターハンターワイルズ』の試遊も可能だ。
今回は、TGS出展バージョンを事前に試遊する機会を得られたので、そのプレイリポートをお届けしていく。
“ブーストブレイサー”でさらに気持ちのいい狩猟体験に!
今回の事前試遊では、鳥竜種の新モンスター・アラケータの討伐に挑むクエストに加え、シリーズおなじみの古龍、テオ・テスカトルの討伐を目指すクエストがプレイできた。なお、TGS会場内では、『ワイルズ』を初めてプレイするハンター向けのチャタカブラ討伐クエストも用意されている。

アラケータ討伐クエストは、新フィールド“雲居の遺跡群”での狩猟となる。空に浮かぶ遺跡群も体験できる。
まずはセクレトの新要素から。上昇気流に乗っての移動はもちろん、高速で滑空できるようになったり、滑空中に羽ばたいて高度を上昇したりと、できることが増えていて、利便性がアップ。また、十字ボタンの右でセクレトに乗らずとも武器を交換できるようになっているのも注目したいポイント(長押しすれば従来のようにセクレトに騎乗して武器を交換できる)。

滑空中に〇ボタンを押せば羽ばたいて高度を上げられる。ただし、連続で使用できないため、自由に空を舞うといった使いかたはできない模様。
新要素となる“ブーストブレイサー”は、ブーストゲージを消費してブースト状態となり、ハンターのアクション性能を強化するというもの。ブースト状態中は、新たな技やアクションの派生が可能になる。
R1+△+〇ボタンの同時押しでブースト状態へと移行するブースト発動アクションが放てるほか、各武器種の特定のアクション中にR1ボタンを押すことでもブースト状態に遷移可能だ。

ブーストゲージは、狩猟中に時間経過やモンスターへの攻撃によって溜まっていく仕組み。

ブーストゲージは画面中央下部に表示。ゲージは3つまでストックして、ブースト状態に移行するにはゲージ1ストックぶんが必要になる。
今回の先行試遊では、スラッシュアックスと双剣のブーストブレイサーを中心にプレイ。アラケータを相手にブースト状態のアクションを中心に試してみたが、どちらもアクションの気持ちよさが、さらに増したという印象だ。
ブースト発動アクションは、スラッシュアックスならスラッシュゲージや覚醒ゲージを溜められ、双剣なら鬼人身躱し状態になるなど、使用するだけで大きな恩恵を受けられるのもうれしいポイント。使うだけでいきなり強化状態になれるので、狩猟のテンポも向上しているのだ。

スラッシュアックスの剣モードなら、ブースト発動アクションをフルヒットさせるといきなり高出力状態に。

双剣のブースト発動アクションは、相殺効果のある攻撃。攻撃後に鬼人化身躱し状態になるのも大きなメリット。
ブースト状態では一部のアクションも強化され、新アクションも用意されている。今回の試遊プレイの中で確認できたスラッシュアックスと双剣のアクションの強化アクション、新アクションは以下のような感じ。もしかしたら強化アクションはほかにもあるかも……!
【スラッシュアックス】
- 変形追撃:変形斬りの後にさらに追撃がくり出せる
- 属性解放突進突き:属性解放突きが突進をしながら使用可能に。距離を詰めながら攻撃できるようになった
- (新)急襲空裂斬:零距離解放突きフィニッシュ後に、空中で△+〇ボタンでくり出せる。空中で敵に接近してそのまま追撃がくり出せる
【双剣】
- 乱舞:鬼人化状態での乱舞が強化。より大ダメージを与えられるように
- (新)裂空回避:鬼人身躱し状態で回避→裂空回避と2連続で回避アクションがくり出せるように。空中で回避しながら攻撃を放てる新アクション
スラッシュアックスの新アクション・急襲空裂斬は、零距離解放突きフィニッシュ後にさらなる大ダメージを叩き出せるもので、攻撃モーションも豪快で、うまく当てられるとかなり気持ちがいい。追撃後に△ボタンでそのまま属性解放突進突きへと派生するので、モンスターがダウン中、罠にかけているときなどに活用するとよさそう。

零距離解放突きフィニッシュの爆発で後方に吹き飛んだ後に……。

空中で△+〇を押すと急襲空裂斬が発動し、そのまま再び急接近。

着地と同時に斬りかかって追撃できる。スラッシュゲージを大きく消費するので、なるべくゲージを溜めた状態で使うといいかも。
双剣の新アクション・裂空回避は、鬼人身躱し状態の回避を2連続で行えるというもの。もともと軽快だった双剣のアクションが、さらにスタイリッシュになったイメージで、くり出すだけでも爽快さを感じられる。ただ、連発していたらすごい勢いでスタミナが減っていくので、スタミナ管理にも気を配る必要がありそうだ。

裂空回避で方向を転換することもできる。
ブースト状態のアクションだけでなく、既存アクションにも新要素が用意されている点も見逃せない。
スラッシュアックスでは、斧モードの相殺斬り上げ(△+〇)がボタン長押しで任意のタイミングでくり出せるように。さらに、斧モードの横斬りに斬り返しが追加され、スティックを倒した方向に移動しながら使えるようになっている。個人的には、相殺効果のある斬り上げのタイミングを自分で調整できるようになったのは、すごくうれしい。

双剣では、鬼人化中か鬼人強化状態でくり出す△ボタンのコンボ中に、スティックを倒した方向に移動しながら攻撃できるようになっている。位置を調整するのにうれしい調整だ。

既存アクションの強化もうれしいが、やはり新アクションが追加されて立ち回りの幅が増えたのは大きい。まったく違う狩猟体験が楽しめる……というわけではなく、あくまで『ワイルズ』の慣れ親しんだ狩猟をベースに、新たなエッセンスが加わったイメージ。とはいえ、豪快な新アクションで使いどころを考えさせられるものが多く、『ワイルズ』をやり込んだプレイヤーでも、新アクション追加によって新鮮な気持ちで楽しむことができるはずだ。

今回の試遊では新アクションを試したいという気持ちが強くて、そればかり連発するといったお粗末なプレイに……(笑)。TGSで試遊する予定の人は、筆者と同じようにならないように注意して!
もちろん、今回紹介したスラッシュアックス、双剣以外の武器種にも既存アクションの強化、新アクションの追加が行われている。公式Xやカプコン公式YouTubeチャンネルにも動画がアップされているので、そちらも合わせてチェックしてほしい。
テオ・テスカトルはあの攻撃もバッチリ継承
雲居の遺跡群で挑むアラケータは、群れで行動する新モンスター。今回の試遊では、体躯の異なる2体の個体と行動をともにしていた。
基本的には、地上で特徴的な翼を使った攻撃を仕掛けてくるが、時折、翼に蓄えた空気を噴出して高速飛行しながら攻撃をくり出してくることも。動きが早いうえ、2体の通常個体も同時に攻撃を仕掛けてくることもあり、なかなか歯応えのある狩猟が楽しめた。

ヒラバミのように群れで行動しているのが特徴。今回の試遊では試さなかったけど、こやし玉を使うのが有効かも?
とくにボス個体、通常個体が連動して上空に飛び立ち、そこから地上へと急降下してくる攻撃は、バルファルクを彷彿とさせるもので、迫力がスゴイ。鳥竜種とあなどっていたけど、さすが新モンスター、なかなか楽しませてくれるじゃない……。

1回目のチャレンジでは、新アクションばかり試していたこともあり、時間切れに。2回目に挑んだときは、何とか時間ギリギリで討伐成功できた。
今回の試遊では、古龍のテオ・テスカトルの狩猟も体験。これまでの『モンハン』シリーズで何度も狩猟してきたおなじみの古龍だが、やはりその強さは段違い。

尻尾で後方にペシペシと叩きつける攻撃、首を左右に振りながらのブレス攻撃など、シリーズおなじみの攻撃は健在で、いずれも当たるとめちゃくちゃ痛い。遅れて爆発するブレス攻撃、激しい炎柱を発生させる叩きつけ攻撃など、これまでのシリーズ作にはない新たな行動も確認できた。そしてテオ・テスカトルの大技のあの攻撃も!



そんなテオ・テスカトルに、なすすべなくクエスト失敗。このリベンジは製品版で果たしたいところ……! TGSでテオ・テスカトルのクエストにチャレンジする人は、用心して挑むべし。
ますます製品版に期待が高まる内容
今回の試遊ではふたつのクエストを体験できたが、いずれも『アセンダンス』ならではの狩猟が堪能でき、ますます製品版に期待が高まる内容だった。時間が限られていたこともあり、すべての武器種には触れられなかったのは心残り。一部の武器種ではあるが、新要素のブーストブレイサーを使った進化したアクションを体験して、新たな狩猟へのワクワク感が強まったのは間違いない。

そして、これまでに明らかになっているクシャルダオラ、テオ・テスカトルのほかに、どんな古龍が登場するのか。古龍の素材を使ってどんな装備が作れるのか……楽しみで仕方がない。発売に向けて徐々に公開されていくであろう情報を追いつつ、2027年発売の『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』の発売を心待ちにしたい。

Switch2版の『ワイルズ』(携帯モード)は予想以上に快適
試遊では、Nintendo Switch 2版の『モンスターハンターワイルズ』も少しだけプレイしてみたので、そちらの感想も。なお、試遊はSwitch2の携帯モードで行った。
率直な感想は、予想以上にぬるぬる動くという印象。描写するものを絞り、より滑らかに動くことを意識しているイメージ。グラフィックはPS5やゲーミングPCの高設定のものと比べると落ちるものの、狩猟を楽しむぶんには問題ないと感じられた。
水没林や火涌き谷などのフィールドを徘徊してみたが、どちらも動作はスムーズ。ちなみにオプションを確認してみたところ、フレームレートは30fps固定のようだった(携帯モードだけかも?)。

正直に言うと、プレイ前まではそこまでのクオリティーに期待していなかったが、実際に試遊してみて、「Switch2でここまで快適に『ワイルズ』が遊べるのか」と驚いたほど。おもにSwitch2でゲームを遊んでいて、『ワイルズ』未プレイの人なら、入門編としておすすめできるんじゃないだろうか。
Switch2版『ワイルズ』は、2026年12月4日に発売予定で、大型拡張コンテンツ『アセンダンス』もSwitch2での発売が発表されている。こちらもTGSのカプコンブースで試遊が行えるほか、発売前に序盤体験版の配信が予定されている。気になる人はこちらも要チェック。