ゲームビジネスに変化をもたらした国内専用バージョンも発売

Nintendo Switch 2は、任天堂から発売された家庭用ゲーム機。初代Nintendo Switchの正統な後継機で、プレイシーンに合わせて携帯モード、テーブルモード、TVモードと3形態に切り替える画期的なコンセプトはそのまま継承。あらゆる面での大幅な性能アップが施された。もちろん、Nintendo Switchのほとんどのゲームで後方互換性を持つ。
先月(2026年5月8日)発表された2026年3月期の決算説明資料では、Nintendo Switch 2の累計販売台数が1986万台を突破したことが判明。世界中で圧倒的な普及力を見せてくれている。

本体を手に持ったとき誰もが思ったのは「画面が大きい!」だったんじゃないだろうか。初代Nintendo Switchの6.2インチから、7.9インチへサイズアップしたのに本体の厚さは変わらず。ディスプレイの解像度は約2倍になって携帯モードなのに美しく見えた。120fpsやHDRにも対応し、より滑らかな動きやより鮮やかな表現を可能にしてくれている。
新しくなった“Joy-Con 2”はマグネット式。強力な磁力で本体にカチッと装着できるのが案外気持ちいい。それでいてボタンひとつで簡単に外せるのがよかった。SL、SRボタンが3倍くらいに大きくなり横持ちでも快適にプレイできるのはマルチプレイの際に大助かりだったんじゃないかな。
びっくりしたのは、Joy-Con 2を“マウス”としても使える点。シミュレーションゲームやFPSなど、ジャンルによってはマウス操作で快適さが爆上がりするため、うれしく思ったユーザーも多かったはず。遊べるジャンルの幅は確実に広がったと言えるだろう。
Nintendo Switch 2本体上部にはマイクを完備。Joy-Con 2にある“Cボタン”を押すだけで“ゲームチャット”システムを起動し、フレンドとボイスチャットが可能になっている。いままではスマホのアプリ“Nintendo Switch App”などを立ち上げるひと手間があったが、本体だけで完結していて楽ちん。ゲーム画面やカメラ映像を共有することも可能だ。



背面スタンドは安定感あるフリーストップ式で、自分の見やすい角度に調整してテーブルモードを楽しめる。本体を支えるバーも大きいし、ほとんど上向きになるまで倒せるのには驚かされた。
テーブルモードを多用する人にとってかなり重宝すると思われるのが、テーブルモードで遊びながら充電できること。USB-C端子が本体上部と下部のふたつに増えたため、本体をテーブルなどに置いたまま充電できる。下部だけだと本体を倒すしかないので、ちょっと不都合があったというわけだ。


ローンチタイトルは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』などの“Switch 2 Edition”といった最適化バージョンを含めて20本以上。『サイバーパンク2077』や『龍が如く0 誓いの場所 DIRECTOR'S CUT』などの名作ソフトも数多く移植された。
なかでも注目だったのは完全新作の『マリオカート ワールド』。シリーズ初のオープンワールドが採用され、つぎへ向かう道中もコースとなったのがおもしろかった。
印象的だったのは『シャインポスト Be Your アイドル!』。SNSで「可愛い見た目と裏腹に、超シビアな経営シミュレーション」などと話題になって盛り上がっていた記憶もある。
発売から1年が経ち、ソフトラインナップはさらなる充実を果たしてきた。もしNintendo Switch 2を未体験であれば、この機会に触れてみるのもいいんではないだろうか。











