ジャンプショットが使えたり、対戦相手のラケットを破壊できたり……。新作が出るたびに驚きの新要素が追加され、新鮮な気持ちでテニスの試合が楽しめた任天堂の『マリオテニス』シリーズ。
2026年2月12日、Nintendo Switch 2で約8年ぶりにリリースされる最新作『マリオテニス フィーバー』では、どのような試合が楽しめるのか。ひと足早く本作をプレイした記事担当ライターのジャイアント黒田が、作品の特徴や魅力をお伝えしよう。
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試合を盛り上げる多種多彩な“フィーバーラケット”
『マリオテニス』は多彩なショットを打ち分けて、だれでもラリーの楽しさを味わえる本格的なスポーツゲーム。シリーズ最新作にあたる本作は、『マリオテニス』の特徴はそのままに、新たにコートに多彩な効果を発生させるフィーバーラケットが登場。さまざまなハプニングが試合を盛り上げる。
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注目の“フィーバーラケット”は、必殺技のフィーバーショットが放てる特別なラケット。ラリーを続けると専用のゲージが溜まり、多彩な必殺技が使用可能になる。選べるフィーバーラケットは全30種。新たなラケットはゲームを進めると解放される仕組みだ。
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フィーバーラケットごとに放てる必殺技が異なる。つぎはどのラケットで試合をするか選ぶのが楽しい。
必殺技はいずれも強力だが、ノーバウンドでフィーバーショットを打ち返すとカウンターが発生。フィーバーショットの効果を相手にそのまま返せる。相手が使ってきたときは積極的に狙いたいが、こちらから仕掛けるときはカウンターに注意しなければいけないので、返しにくい場所を狙う、対戦相手が体勢を崩したときに放つといったことも重要になる。
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フィーバーショットを打つときは、狙いをつけることが可能。
本作の新要素である、このフィーバーラケットにはいい意味で驚かされた。
必殺技のフィーバーショットが巻き起こすさまざまなハプニングが、試合を盛り上げるスパイスになっている。フィーバーショットを発動させるのに必要なゲージが溜まりやすいのも好感触。1試合で何度も使えるのでハチャメチャ感が大幅にアップしていて、リード時でも相手のゲージが溜まると緊張感が増すので、最後まで油断できない試合が楽しめた。
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フィーバーショットのゲージは最大2回ぶん溜められる。使用可能になるたびに放つだけではなく、2回連続でフィーバーショットをくり出すこともできる。
フィーバーラケットの種類が30と多いのもうれしい。必殺技の効果もバラエティー豊かで、バウンドした場所に炎をまき散らす、氷の床を作る、強風を発生させる、泥の床を作るなど、すぐに試してみたくなる効果がズラリ。ファイアーボールやアイスボールを発生させる、マリオならではのラケットも用意されており、ファンならいっそう楽しめるだろう。
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多彩なショットとフィーバーショットの効果を組み合わせるのも有効。たとえば、バウンドした場所に泥の床を作るドロドロラケットは、ドロップショットと相性がバッチリ。泥のエリアは移動しづらいうえにボールが跳ねづらいので、ボールを手前に落とすドロップショットを放つと相手は返しにくい。
筆者のお気に入りは“スターラケット”。
必殺技を使用すると、おなじみのスター状態のBGMが流れてしばらくのあいだ無敵になり、コート上のジャマな効果を受けなくなるうえ、移動も少しだけ速くなる。いつもの『マリオ』でスターを入手したときと同じような爽快感が味わえるというわけだ。相手が使ったフィーバーショットの効果を無効化して、一発逆転が狙えるところにも大きな魅力を感じた。あとは分身を作り出すシャドウラケットも好み。2対1の状況を生み出せるシングルスで使うとより効果的で、数が有利な試合運びを体感しやすかった。
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スターラケット。テンテンテンテ テンテンテレンテン。
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シャドウラケット。
キャラクターとラケットの組み合わせを考える楽しみも!
フィーバーラケットは2本持ち込むこともでき、サーブ前に使用するラケットを変更することも可能。試合の状況に応じて使い分けられるので、キャラクターとフィーバーラケットの組み合わせを考えるのも一興だ。というのも、本作にはシリーズ最多となる38人の選手が登場。オールラウンド、パワー、ディフェンス、スピード、テクニック、トリッキーのタイプによって異なるプレイスタイルで試合ができる。
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マリオやルイージといったシリーズおなじみの選手に加えて、トッテン、クリボーといった新キャラクターも仲間入り。クリボーは口にラケットをくわえてプレイするスタイルがかっこいい。
また、同じタイプでもマリオはすべての能力が高い、ルイージはボレーが得意……といった違いがあり、自分に合ったキャラクターを探し出していく過程も楽しい。だからこそ、選手とフィーバーラケットの相性のいい組み合わせを考えるおもしろさを体験できるというわけだ。
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筆者がハマったのは、曲げるのが得意なキャラクターとカーブラケットの組み合わせ。フィーバーショットを使うとショットを曲げる強化がつくので、ボールがおもしろいほどカーブして楽しい。
フィーバーショットの効果はいずれも強力だが、対抗策としてカウンターが用意されているのもグッド。相手のフィーバーショットをノーバウンドで打ち返すには慣れが必要なものの、カウンターが決まると気分爽快。炎などのダメージで選手の体力がゼロになると、シングルスでは動きが遅くなる、ダブルスではKOになり、一定時間プレイに参加できないといった要素も相まって、試合を有利に進めやすくなるのもおもしろい。
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“かざんラケット”はバウンドした場所に火山口を作り、一定時間岩をふらせて試合のジャマをする。コートにトラップを設置するタイプのフィーバーショットは、カウンターが決まると試合を有利に進めやすくなる。
ちなみに、フィーバーラケットを使わないおなじみのクラシックルールも健在。
家族や友だちとワイワイ盛り上がりたいときはフィーバーラケットを使うルールで、昔ながらの『マリオテニス』で腕試しをしたいならクラシックルールでというように、いっしょに遊ぶメンバーやその日の気分などに合わせて選択できるのも親切だ。
多彩なモードとやり込み要素も満載!
ゲームモードが豊富なのもうれしいポイント。ミニゲーム形式のミッションや、ボスとのバトルを通して楽しくテニスが学べる初心者向けのストーリーモードから、チャレンジしがいのあるミッションタワー、スペシャルゲームが用意されており、テニスの腕やプレイスタイルなどに応じて楽しみやすい内容になっている。往年のファンはもちろん、本作で『マリオテニス』にデビューする人にもピッタリ。
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ストーリーモードは、最初にプレイするのがオススメ。未知の島で遭遇した“まもの”の力によって、ベビィの姿になってしまったマリオたちの冒険を楽しみながら、ミッションやボスとのバトルを通してテニスのルールやショットの打ち分け、操作方法などを学習できる。
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ミッションタワーは塔の最上階を目指して、さまざまなお題(ミッション)に連続で挑むモード。お題は一試合ごとに異なり、キャラクターやラケット、ルールがすべて変わる。3回失敗する前に10階のミッションを達成するとクリアーできるのだが、失敗できる回数が少ないぶん、最後まで緊張感を持って挑める。
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スペシャルゲームでは、通常のテニスの試合ではない特別ルールでプレイできる。特別ルールは、リングにボールを通すとポイントをゲットできるリングショットや、コートにさまざまな変化が起こるワンダーコートマッチなど5種類。目標ポイントの達成を目指すチャレンジも楽しめる。
体を動かすのが好きな方はスイングモードに注目してほしい。このモードでは、Joy-Con 2をラケットに見立てて、体を動かしてプレイする体感テニスも堪能できる。腰の位置から斜め上方向に振るとトップスピン、肩の位置から斜め下方向に振るとスライスというように、Joy-Con 2のスイングの仕方に応じて複数の球種を打ち分けられるのもミソ。本格的な体感テニスが気軽にプレイできるので、ゲームを楽しみながら日ごろの運動不足が解消できそうだ。
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キャラクターやフィーバーラケットはもちろん、コート、COMの強さなどの解放条件をアチーブメントで確認できるのも親切設計。キャラクターやラケットの解放条件は“テニスの試合を●回プレイする”などが多く、ゲームを遊んでいれば自然に達成できるものの、意中のキャラクターの条件がわかれば優先してプレイできるのでモチベーションがアップした。
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フィーバーラケットは30種類を無事にコンプリート。ゲームを遊んでいるうちに解放されるので、いつの間にか揃っていたというのが正直な感想。
ヘイホーやノコノコ、ヨッシーといった一部のキャラクターは色違いも数多く用意されており、コンプリートを目指す楽しみも。また、解放条件の中にはミッションタワーのクリアーや、スペシャルゲームで好成績を達成することがカギになっているものも存在。やり込み要素としても熱中しそうだと感じた。
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スターカップは、トーナメントのシングルスの上級者向けカップ。決勝戦ではフルセットの末に優勝できたので、ベビィワリオを解放できたときのよろこびはひとしお。
発売後は、テニス部だった妻を誘ってプレイするのも楽しみ。マリオが活躍するレースやアクションゲームでは、息子に負け越すことが多くなってしまったが、学生時代にやり込んだテニスならいい勝負ができるはず。妻と特訓して息子にリベンジしたい!
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