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ゲーム会社の採用面接での質問事情。「好きな漫画を説明してください」に誰でも知っている名作を挙げるほど鬼門? すべてはその後の説明次第【短期連載第2回】

ゲーム会社の採用面接での質問事情。「好きな漫画を説明してください」に誰でも知っている名作を挙げるほど鬼門? すべてはその後の説明次第【短期連載第2回】
 2026年2月16日、KADOKAWAより発売予定の『ゲーム業界の攻略法』は、サイバーコネクトツー(CC2)の松山洋社長がゲーム業界志望者や、最前線で活躍している方に贈る業界指南本です。

 本記事では、短期連載として実際に収録されている内容を紹介します。松山社長が
数十社のゲームメーカーに面接に関するヒアリングをした結果をもとに、連載第2回は就職面接の質問にフォーカスした本書の“第三章:ゲーム会社の採用面接で聞かれるコト”から、一部抜粋して掲載します。
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ゲーム会社の採用面接で聞かれるコト

 別のゲーム会社で働いていて、なおかつ“採用面接をする側の担当者”に聞いてみました。

 答えは、(前述のCC2での質問事項と)だいたい同じでした

 まぁ、“好きなアニメ・漫画・映画のこと”(といったジャンルに分けて細かく)聞いているのは弊社独特の項目のようでしたが、それ以外はだいたい同じ。

 とくに重要視しているのは
【⑦弊社の開発タイトルで遊んだことがあるものを全部教えてください】の部分だという会社さんが多かったです。

 逆に言うと志望する会社の開発タイトルをほとんど遊んでいないような人は100%不合格という感じでした(まぁそりゃそうですね)。

 もちろんどこの会社さんも“その人が持っている技術的能力やこだわりのポイント”などにいちばん時間をかけて掘り下げて聞く、という部分は変わりがなかったですね。

 ただ、ある会社で“かならず聞いている”〟という項目にちょっとユニークな内容があったので紹介したいと思います。

 
“ご自身が好きなアニメ・漫画・ゲーム・映画なんでも構いませんので、それを我々に教えていただけますか?”
 
 なるほどー! って思いました。

 じつにうまい質問。

 もしも「『ONE PIECE』が大好きです! 」って答えたらそれだけでなんかもうわかります。

 そしてさらに「『ONE PIECE』のどういったところがお好きなんですか? 」と聞いて「主人公のルフィが仲間たちと力を合わせて冒険している所です」なんて答えるとそりゃだいたい不合格ですね。

 そんなことはなんの説明にもなっていないし、「ああ、この人は入社後も人に自社の商品を説明する時に全然魅力的に説明できない人なんだな」と思われてしまいます。 

 同時に熱くなってわけのわからないことを連発して興奮する人なのかどうかもこの質問で全部わかります。

 簡潔に・かつ本質を捉えた上で・魅力的に伝えることができる人材かどうかが一発でわかりますね。

 ただ、この質問をしている企業はパブリッシャーであって開発職に向けた質問ではないようですよ(どちらかというとプロデューサーや宣伝・営業向けの質問)。

 けど結構その人の性格や人間性を同時に把握できるユニークな質問だなぁ、と思ったので紹介させていただきました。

 そもそも『ONE PIECE』が大好きですって答えるのはかなりの鬼門ですよね。

 だってそりゃ誰だって読んでいるわけですから『ONE PIECE』は。

 その先の答えで「なるほど、そういう分析をしてるのか」と感心させられることすら期待してしまいます。

 だから誰も知らないような作品を口にすれば良いのかというとどうやら本質は別のところにあるようです。

 なぜそんな事までわかるのかというと、このパブリッシャーの質問者に聞いたからです。

 「いいんですよ、ボクらが知らない作品だったとしても何でも。それを聞いたボクらが“ぜんぜん知らない作品だけどおもしろそう!” って思えたら合格ってわけですから。やっぱり自分が好きな作品を赤の他人におもしろそうに伝えられる能力はこの世界では必須ですよ」

 とのことでした。

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 実際の書籍では、ほかにも就職活動で聞かれる質問や、面接の内容が紹介されています。

 さらに、特典として実際にサイバーコネクトツーに合格した人のポートフォリオも公開しているので、ゲーム業界を目指しているそんな人にもおすすめの1冊。ぜひ手に取ってみてください
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