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『FGO』直近3年間の収益が『モンスト』に次いで2位を記録。ダウンロードあたりの収益は他タイトルの2倍と、10周年を迎えてた今なお高い人気を示す結果に

『FGO』直近3年間の収益が『モンスト』に次いで2位を記録。ダウンロードあたりの収益は他タイトルの2倍と、10周年を迎えてた今なお高い人気を示す結果に
 Sensor Towerは、10周年を迎えたスマートフォン向けアプリ『Fate/Grand Order』に関する収益データを公開した。

 リリースから2025年8月15日までの日本における『Fate/Grand Order』の累計ダウンロード数は1,200万以上、収益は60億ドル以上を記録しており、日本における過去3年間のモバイルゲーム収益では、トップの『
モンスターストライク』に次ぐ2位となっている。

 また、日本における過去3年間のモバイルゲーム収益トップ5の中でも、RPD(ダウンロードあたりの収益)の高さが特徴として挙げられ、ほかタイトルと比べて約2倍となっていることがデータから確認できる。
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以下、Sensor Towerのブログを引用

10周年を迎えたFGOはロングヒットタイトルの中でも2倍のRPD、広告経由のDLは少なく、25~34歳のユーザーが45%

『Fate/Grand Order』が10周年を迎えました。競争の激しいモバイルゲームの世界で、ランキング上位で見かけることが多い同作ですが、その勢いは今なお衰えておらず、直近3年間の日本におけるモバイルゲーム収益でも『モンスターストライク』に次ぐ2位で、RPDにおいては圧倒的な高さを誇っています。
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日本累計DL1,200万以上、収益60億ドル以上のFGO、RPDの圧倒的な高さが際立つ

日本を代表するモバイルゲームの1つと言える『Fate/Grand Order』(Aniplex)は、2015年7月にAndroid版、同年8月にiOS版がリリースされ、10周年を迎えました。ターン制RPGの同作は、圧倒的なボリュームのストーリー、奈須きのこによる全体構成、TYPE-MOONによるアートディレクションなど、豪華スタッフが集結して制作されています。

10周年に合わせて、2025年8月2日、3日の2日間にわたって、オフラインイベント「Fate/Grand Order Fes. 2025 ~10th Anniversary~」が開催され、大勢のファンが詰めかけました。ゲーム内でも10周年を記念したイベントが2025年8月3日から8月13日にわたって実施されました。

Sensor Towerのデータによると、リリースから2025年8月15日までの日本における『Fate/Grand Order』の累計ダウンロード数は1,200万以上、収益は60億ドル以上を記録しており、多数あるモバイルゲームの中でもトップ集団に位置しています。
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リリース時に人気を集めて、その後は徐々に収束することが多いモバイルゲームですが、『Fate/Grand Order』の人気は今なお健在であることがデータからわかります。Sensor Towerのデータによると、日本における過去3年間のモバイルゲーム収益では、トップの『モンスターストライク』(MIXI)に次ぐ2位となっています。
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上記のグラフからわかるとおり、収益トップ5内のモバイルゲームはすべて日本発のタイトルで占められています。また、収益トップ5中の『モンスターストライク』と『パズル&ドラゴンズ』(GungHo Online Entertainment)はリリースから10年以上、『プロ野球スピリッツA』(KONAMI)は2025年10月に10周年を迎えるタイトルで、上位に4タイトルものロングヒットタイトルがランクインしていることも特徴的です。

また、特筆すべき『Fate/Grand Order』のデータとして、RPDの高さが挙げられます。Sensor Towerのデータによると、日本における過去3年間の上位4つのロングヒットタイトルのRPDを見ると、『Fate/Grand Order』は他の3タイトルの2倍以上RPDを安定的に記録しています。
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これは同作のシナリオやゲーム性の高さに加えて、10年にわたってプレイヤーを魅了し続けるライブオペレーション(Live Ops)運営が大きな役割を果たしていると推察できます。

FGOは広告経由でのDLは20%以下、25歳から34歳ユーザーが45%を占める

こうしたロングヒットタイトルのソース別ダウンロードシェアでも『Fate/Grand Order』には特徴があります。Sensor Towerのデータによると、2022年8月から2025年7月までの日本におけるソース別ダウンロードシェアで、同作はオーガニックブラウズが30%以上、ウェブブラウザーが20%以上で、この両者で半数以上を占めています。
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オーガニックブラウズ:は、「ユーザーが自発的にアプリストアに入り、フィーチャーされたり提案されたりしたアプリを見てインストールした」ことを指し、ウェブブラウザーは「ユーザーがウェブページを通じてアプリストアに入り、インストール前の最後のアプリがGoogle ChromeやFirefoxなどのブラウザーである」ことを指します。

モバイルゲームの入口としては広告が挙げられますが、『Fate/Grand Order』の有料広告+有料検索の割合は20%以下で、グラフ中のロングヒットタイトルの中では最も低くなっていることも特徴的です。

Sensor Towerのデータによると、日本におけるユーザー年齢分布では3つのロングヒットタイトルが男性が90%近くであるのに対し、『Fate/Grand Order』では女性が30%以上を占めています。同作のユーザー平均年齢は29歳とこれらのタイトルの中では最も若いことも特徴です。
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ここまで見てきたとおり、リリースから10年以上のロングヒットタイトルの中でも、データ的に特色のある『Fate/Grand Order』。2025年12月には「第2部 終章」が開幕することも告知されており、今後も人気が継続しそうです。
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