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『Phantom Blade Zero』前のステージで見逃したボスがつぎのボス戦で同時に出てくる恐怖。激闘のデモ版プレイリポート!【TGS2025】

byなんでもゆうこ

更新
『Phantom Blade Zero』前のステージで見逃したボスがつぎのボス戦で同時に出てくる恐怖。激闘のデモ版プレイリポート!【TGS2025】
 2025年9月25日~9月28日(25、26日はビジネスデイ)、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2025(TGS2025)。プレイステーションブースでは、中国のS-GAMEが開発するアクションゲーム『Phantom Blade Zero』の試遊が可能となっている。
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※プレイステーション5、PC(Epic Games/Steam)で発売予定。
 剣戟×カンフーを融合させた“カンフー・パンク”を掲げる本作は、実写版映画『るろうに剣心』などのアクション監督や、『真・三國無双4』から『真・三國無双7』までのオープニング監督などを務めた谷垣健治氏がアクションを監修。スタイリッシュかつ骨太なアクションシーンが、高難度アクションが好きなプレイヤーや、いわゆる“死にゲー”ファンから注目を浴びている。

 TGS2025に出展されているデモ版には20分の時間制限があるが、今回は同じバージョンを約1時間プレイして判明した情報をもとにレポートをお送りしていく。

日本語化されてわかりやすく、遊びやすく! 30種類以上の多彩な武器種も判明

 本作の舞台は、あらゆる力が集結する“Phantom World”。エリートアサシンである主人公が家長殺しというあらぬ疑いをかけられ、その疑惑を晴らしていくというのが物語の大筋だ。

 デモ版の範囲はサブストーリーの一部となるとの説明を受けたのち、さっそく試遊スタート! これまでのプレイ映像などでは英語訳だったが、デモ版は“ジャンプ”、“軽業”、“ダッシュ”とガイドが日本語化されており、非常にわかりやすくなっている。

 感心しつつL3ボタンでしゃがんで狭い通路を抜けると、チュートリアル用のボス戦が始まった。
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 と、その前に今回の試遊で判明したおもな操作方法をお伝えしておこう。

  • 〇ボタン:会話/インタラクト
  • △ボタン:強攻撃
  • □ボタン:軽攻撃
  • ×ボタン:ジャンプ/軽業
  • 方向キー↑および↓:薬瓶を使用
  • 方向キー←:武器の切り替え
  • 方向キー→:影殺武装を切り替え
  • R1ボタン:バックステップ
  • R1ホールド+左スティック:ダッシュ
  • R2ボタン:影殺武装
  • L1ボタン:構え/防御
  • L2ボタン:奥義
  • 右スティック:カメラ操作
  • R3ボタン:ロックオン
  • 左スティック:移動
  • L3ボタン:しゃがむ/立つ
  • タッチバッド:地図を開く

 攻撃の基本は、□ボタンでの軽攻撃と△ボタンによる強攻撃。軽攻撃の連打で基本コンボ、軽攻撃と強攻撃との組み合わせでは“殺気コンボ”が発生する。スピーディーで流れるようなアクションがじつに美しい!
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殺気コンボ使用時は画面左下のオレンジ色の“殺気ゲージ”が消費される。殺気はスタミナのような要素で、時間経過で回復するほか、武器の切り替えで全回復する。
 R2ボタンでは影殺武装(サブ武器)に切り替えられ、メイン武器とはまた違った方法で敵にダメージを与えることもできる。チュートリアルでは、弓による遠距離攻撃と斧でのチャージ攻撃を試すことができた。
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 バックステップを用いた回避や防御だけでなく、タイミングよくL1ボタンを押せば敵の攻撃を弾くことも可能だ。また、敵は通常攻撃のほかに、強力な“青攻撃”と“赤攻撃”を使うが、青攻撃を弾くと“幽歩(すり抜け)”が発生し、敵の後ろに回り込んでダメージを与えられる。

 赤攻撃は防御したり弾いたりすることはできないものの、タイミングを合わせてR1ボタンを押せば、同様に敵の背後に回ってダメージを与えられる仕組みだ。敵の攻撃を見極めて反撃ができたときは、テンションアップ間違いなし!
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 なお、戦闘中には画面右下のメイン武器アイコンにあるゲージが溜まっていき、これが最大になると奥義を放つことができる。奥義は複数回分ストックしておくことも可能なため、ボス戦などいざというときに連発するのがいいだろう。
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 チュートリアルを終えたあとは、難度の選択画面へ。試遊では物語を楽しみたい人向けの“入門者”、ある程度ゲーム経験のあるプレイヤー向けの“開通者”、超高難度の“逆天者”の3種類から選択可能で、日ごろからソウルライクアクションをたしなむ筆者は開通者を選んでみた。
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 ステージに降り立つと、今度は武器を選択することに。武器はメイン、サブとも2本ずつ装備できるとのことで、ひとまずメイン武器としてスタッフおすすめの大刀“掃寇包丁”を選び、もう1本とサブ武器はチュートリアルのままにした。

 ちなみに、本作では武器ごとに異なるアクションや奥義が用意されているだけでなく、武器によっては出血などの特別な効果や特殊なアクションが存在する。掃寇包丁もそんな武器のひとつで、敵の攻撃を弾いて刀身が赤く染まったら、△ボタンで強力な斬撃を放つことができた。
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本作のメイン武器は全部で30種類以上。プレイスタイルに合った得物を手に、敵を撃破していこう。
 ステージは多重構造となっており、高所や遠方に弓兵が配置されているような場所ではとくに注意が必要だった。複数の敵に囲まれてしまうととたんにピンチに陥るが、そういった危険なエリアには迂回ルートがあることも。ステージ全体をよく観察し、優先して倒す敵を決めるなどして慎重に進んでいくのがポイントとなりそうだ。
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敵の配置次第では、しゃがんで敵の視線をかいくぐり、背後から一撃で仕留められる。

パワータイプ、中国拳法風、連携プレイ……多種多様なボス戦

 ここからは、デモ版で剣を交えたボスについて触れていこう。

 まずは、デモ版で最初に戦った“大槌の万鈞”から。このボスは動きがあまり速くないものの、槌によるパワフルな攻撃や突進攻撃をくり出す。巨大な体躯から放たれる赤攻撃の掴み技が脅威で、薬瓶を使って回復せずにいたところ、体力をごっそりと削られてしまった。
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巻き上げられる土埃で、一時的に視界が遮られることも。
 つぎなるボスは“紅の女剣士”。剣や足技を使った中国拳法のような素早い動きでプレイヤーを追い詰める。「これは手ごわそうだな」と思いつつ戦っていると、スタッフの方に促されたため決着をつけずに先へ進んだのだが、この判断が後悔を招くことに……。
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 最後に紹介するのは、“七星剣陣・大師兄”。7人1組のボスで、統率の取れた連携プレイが特徴的。ひとりだけ服装が異なるリーダー的な存在を集中攻撃していくと、第2形態へ移行した。
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 第2形態では名前が“絶望の剣意・大師兄”となり、先ほどとは打って変わって1対1での戦いに。この形態ではつねにボスが宙づりになっており、攻撃リズムが変則的で慣れるまでは弾きが失敗しやすかった。

 なんとか敵の体力を削っていくと、どこからともなく女性の声が。気が付けば、先ほど見逃した(つもりの)“紅の女剣士”が敵方として参戦しているではないか。驚いていると、先ほどのスタッフが「サプラーイズ!」と歓声を上げた。そのサプライズ、うれしくないんですが!?
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少し前までは試遊時間内に撃破できそうだと考えていたのだが、こうなると形勢は一気に逆転。ボコボコである。
 その後も敵の猛攻にめげずに挑み続けたものの、あと少しのところで時間が来てしまった。このボスを撃破すればデモ版はクリアーできたとのことで悔いは残ったが、反面、あの状況でやり切ったという達成感もあった。

 さまざまな武器を駆使したスタイリッシュなバトル、弾きと回避で反撃しダメージを与える攻撃方法、そして、ギミックやアイテムが配置された探索しがいのあるステージ。本作の魅力を十分に体験でき、リリースへの期待がさらに高まった試遊となった。
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