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【ネタバレ注意】『NieR』シリーズ15周年展覧会が開幕! 等身大2Bやママなどの立体物、思い出のシーンやセリフ、多数の関係者コメントなど、さまざまな形で作品の“記録”を展示。最後の“思い出の場所”は必見

by杉原貴宏

【ネタバレ注意】『NieR』シリーズ15周年展覧会が開幕! 等身大2Bやママなどの立体物、思い出のシーンやセリフ、多数の関係者コメントなど、さまざまな形で作品の“記録”を展示。最後の“思い出の場所”は必見
 『NieR』シリーズ15周年を記念した初の展覧会“NieR 15th Anniversary EXHIBITION 消セナイ記録”が池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールDにて開幕した。期間は2025年8月31日(日)まで。

 展覧会では『
NieR Replicant』、『NieR:Automata』、『NieR Re[in]carnation』の各作品の展示エリアに加え、『舞台劇ヨルハ』の衣裳展示など、それぞれの歴史に触れられる展示のほか、本展覧会のハイライトとも言える“あの花”が咲き乱れるエモいエリアも。

 本稿では、8月8日にメディア向けに行われた内覧会より本展覧会の見どころを紹介する。
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[IMAGE]※展覧会の内容をまだ知りたくない方はご注意ください。

D.Kさんの展覧会キービジュアルや展覧会の特別映像、エミールバルーンがお出迎え

 受付にはD.Kさんによる展覧会キービジュアルが配置。『NieR Replicant/Gestalt』以降、D.Kさんによるアートはなかなか見る機会がなかったため(XなどでD.Kさんが個人的にアップしていたものは別として)、15周年の展覧会でD.Kさんのアートが拝めるのは“レプゲシュ”からのファンにとってはとくにうれしいはず。ちなみに、D.KさんがXなどに投稿していたイラストがミニ色紙にプリントされてグッズ売り場で販売中(全48種。展覧会先行販売)。個人的にこれは欲しい……。
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 受付を通過して各作品のエリアの前に、シリーズの産みの親と言えるエグゼクティブプロデューサーの齊藤陽介氏、クリエイティブディレクターのヨコオタロウ氏、コンポーザーの岡部啓一氏によるメッセージ、『NieR』シリーズの15年のおもな歴史が刻まれた壁面、展覧会のために特別に編集された『NieR』シリーズの映像、そして巨大なエミールヘッドのバルーンが来場者をお出迎え。
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『NieR Replicant』から『舞台劇ヨルハ』までの映像を編集した特別映像は名シーンの数々が細かくつながれ、何度でも観たくなる内容。
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エミール推し歓喜の大小さまざまなエミールバルーン。もっとも大きいものは約2メートルとのこと(圧)。
 なお、『NieR Replicant』エリア以降の各エリアにはエミールのアイコンが展示壁面などに配置されていて、そんなエミールを探すクエスト風な遊びも用意されていた。ちなみに、すべて見つけても報酬はなし。むしろ、全部見つけると(いい意味で?)呪われるかもしれない……。
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“ニーア”と言えば……という数のエミールが隠されている様子。
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コンセプトアーティストの幸田和磨氏による各種イラストなどもパネル展示。

ゲーム作品の各エリアには立体物の展示や文字や画面写真で名シーンがデザイン、さらには趣向を凝らした映像も

 『NieR Replicant』エリアでは初期企画書の実物や、過去に制作された百獣の剣王と鉄パイプの実物大、『NieR:Automata』エリアでは等身大2B、白の契約や白の約定などの武器、さらには実物大ポッドの展示、『NieR Re[in]carnation』では等身大ママ、『舞台劇ヨルハ』では実際のキャストたちが着用したステージ衣裳(※)など、展示物が充実。
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ヨコオタロウ氏がスクウェア・エニックス社内向けの資料として作成した『NieR Replicant/Gestalt』の初期企画書。実物の全ページが展示されるのは本展覧会が初めて。
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アニメ『NieR:Automata Ver1.1a』をモチーフにした、シリーズ初の2Bの等身大フィギュア。
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こちらはコスパから発売されているアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』をモチーフにした2Bのコスチュームセット。
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『舞台劇ヨルハ』の衣裳展示も圧巻。なお、間近で衣裳のこだわりを目の当たりにできる、最後のチャンスかも!?
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※「舞台劇ヨルハ」エリアでは前期と後期で展示物が入れ替わります。 前期展示(8月9日~8月19日)⇒『音楽劇 ヨルハVer1.2』、『舞台ヨルハVer1.3aa 』衣装 後期展示(8月20日~8月31日)⇒『舞台 少年ヨルハVer1.0』、『舞台 少女ヨルハ Ver 1.1a』衣装

 また、作品の象徴的な立体物や情景を印象深いセリフなどの文字で表現し、さらに名シーンで彩った壁面など、コンセプトアートとプレイ映像などで構成した映像展示など、さまざまな形で作品の記憶が呼び起こさせる展示も楽しい。
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各エリアが紹介されたものや、『NieR:Automata』では各種エンドをピックアップしたものなど、映像でも各作品の“記録”を振り返ることができる。
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開発スタッフやボイスキャストの方々からのミニコメントの数が尋常ではない

 各エリアの壁面には関係スタッフやボイスキャストの方々からの寄せられた『NieR』シリーズの想いや当時の思い出などのコメントが数多く貼られていて、関係者の皆さんからの『NieR』愛もヒシヒシと感じられ、読み応えもアリ。
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最後は約1000本の月の涙が咲き乱れる“思い出の場所”。月の涙の匂いもほのかに

『舞台劇ヨルハ』エリアに続く、本展覧会最後のエリアはエミールの“思い出の場所”を再現したエリア。約1000本の月の涙が咲き乱れ、かすかに花の匂いも。月の涙ってこんな匂いだったんだ……。
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なお、各エリアには『NieR:Automata』のクエスト“エミールの追憶”をモチーフにしたと思われる月の涙がひっそりと咲いていた。

展覧会限定グッズも豊富

 思い出に浸ったあとは、雰囲気も一転、軍艦マーチっぽい曲調の『エミール/ショップ』が流れる展覧会グッズの物販コーナー。展覧会限定のグッズも多数あるので、欲しいと思った商品はバイしましょう。
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ヨコオ氏のヒントを頼りに、ふだんあまり料理をしない齊藤氏と岡部氏が料理に挑戦する、という展覧会とは無関係な謎企画が満載のパンフはある意味必見。
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先日のコンサート“NieR:Orchestra Concert re:12024 [ the end of data ]”会場でも設置されていたNieR Series Music Collection KeyChainのガチャ。“Vol.2”は本展覧会先行となる。
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グッズ売り場を抜けるとメッセージボードが。メッセージボードはEエンドのスタッフロール風になっており、イクラ弾のようなシール(入場時にもらえます)にメッセージを書いてボードに貼ることができる。ボードには内覧会に訪れた齊藤プロデューサーやヨコオタロウ氏らからのメッセージも。

 立体物やテキスト、映像、写真などで『NieR』シリーズの15周年を振り返ることができる本展覧会。池袋で開催されているが、展覧会会場に入るとそこはまさしく『NieR』の世界。関係者のコメントも多数あり、見応えはもちろん、“読み応え”のある内容にもなっているのが印象的だった。写真撮影は動画以外は基本オーケーなので、写真に撮って後からじっくり文字を読む、なんてこともいいだろう。

 開催期間は8月31日(日)までとなっているので、気になる人はぜひ足を運んでみよう。なお、チケットは日時指定制で各2500円[税込]。
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展覧会に訪れた人にはクリアカードがランダムでプレゼントされる(全6種)。
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      集計期間: 2025年08月12日00時〜2025年08月12日01時