ゲーム版のリリースは2009年なので、あの青春からなんともう16年が経過したとは……。もはや同窓会の雰囲気すらある本イベントの模様をリポートしよう。

現在はスタンプラリーイベントも開催しているので、ファンなら要チェック! 記事を読みつつ、ぜひ自分でも銚子市に足を運んでみていただきたいところだ。
会場限定グッズも販売! 旭市に多くのファンが集まる!!

会場ロビーでは、『アマガミSS』シリーズの各種グッズを販売。この会場で初めて販売されるものや会場限定グッズも登場。物販スペースは開場からすぐに多くの列を作っていた。




イベント開始間際には、物販ブースにこの人だかりが! 放送から15年近く経ったとは思えない、根強い人気に筆者も驚きを隠せない。アマガミスト(『アマガミ』ファンのこと)恐るべし。



多くのファンが詰めかけるなか、いよいよイベントがスタート。ステージには、長きにわたっていっしょにインターネットラジオ番組『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』でMCを務めていた桜井梨穂子役の新谷良子さんと橘美也役の阿澄佳奈さんに加え、七咲逢役のゆかなさん、棚町薫役の佐藤利奈さんが出演した。
まずは、新谷さんと阿澄さんが登場。おふたりは座席に座っているファンの人数に驚きの声を上げた。「15年前から? 『アマガミ』知っている人たち?」と問いかけると、それに答えるようにファンからは大きな拍手が贈られた。

続いて、今回のイベントのゲストとして、ゆかなさんと佐藤さんが登場。新谷さんと阿澄さんは3年ぶりだが、おふたりはそれ以上に久しぶりの『アマガミ』のイベントということで、より懐かしさを感じていたとのこと。「前回の会場も大きくびっくりしたけど、今回はさらに大きくてびっくりした。作品をずっと愛してくださっている人がこんなにいるのかと思いました」と語る新谷さん。

「今回のイベントは15周年“前夜祭”ということなので、今後は大きなイベントの発表があるのかドキドキしながら待っています。今後やってみたいイベントなどはありますか? 僕はゲームのリメイクや新作アニメや新作フィギュアが出てほしいと思っています」というコメントを紹介。ゆかなさんが「前夜祭って前日のことだから、本祭はあるの? と聞いたら、なんとも言えないという返答がありました」と語る。実際の周年タイミングは2025年7月になるのだが、その前に開催したイベントなので“前夜祭”というイベント名になったとのこと。前夜祭ということは本祭があるのか……どうかは定かではないが、ファンの声が届けば開催されるかもしれない? 欲を出せば後夜祭も?
続いてのお便りは、「結婚式で『アマガミ』の楽曲を流したり、娘の名前を『アマガミ』のキャラクターからもらったり、家族で銚子市に『アマガミ』旅行に行ったりと、私の人生は『アマガミ』とともにあると言っても過言ではありません。15周年本当におめでとうございます」というファンからの熱いコメントを佐藤さんが読み上げ。「15年だからそれだけ人の人生を変える年月ってことですよね」と、新谷さんは月日の長さを改めて実感していた。



続いては「実況配信で『アマガミ』を知り、無事(?)に沼にはまってしまいました」というお便りが読み上げられた。「ここ1~2年で『アマガミ』を知った人はいますか?」と会場に問いかけると、なかなかの人数が挙手。動画の実況配信によって、新たなアマガミストが着々と誕生していることも明らかとなった。
また、「自分の名前を打つと予測変換で“梨穂子”と出てくるため、誰なのかを調べたところ『アマガミ』の存在を知りました。友だちへの布教も成功し、いまでは友だちと『アマガミ』トークを楽しんでいます」というファンからのコメントも読み上げられた。令和になっても新規ファンを獲得できるのも、『アマガミ』の魅力の成せる技かもしれない。

ゆかなさんは「各ヒロインの物語を全員分放送してくれてうれしかった」とアニメ放送当時の思い出を語る。新谷さんは「こういった放送の形式は画期的でうれしかったです。前野さん(主人公の橘純一役)はたいへんだっただろうけど(笑)」と、当時を振り返っての感想を語った。
今回のイベントでも、多数のお便りが届いていたようだが、時間の都合で抜粋して読み上げられた。15年の歴史のある作品なだけあり、懐かしの思い出をつづったコメントが多い印象。今後も節目節目でこういったイベントがあればお便りを送ってお祝いをしていきたいところ。


続いてのコーナーは、“銚子クイズ劇場”。このコーナーでは、『アマガミSS』の舞台となっている銚子市に関連するクイズに回答し、いちばんポイントを稼いだ人に銚子市の御当地グッズがプレゼントされるというものになっている。


第1問は「先輩って、ぼったおしゃらくですね」という方言。観客には先に答えを見ることができ、正解は「先輩って、お洒落ですね」という内容。
これに対してゆかなさんは、「先輩、オシャンティーだね」と回答するが、無意識にスクリーンに目をやってしまい、まさかのカンニング! 大橋さん(イカ男役)の判断でギリギリオーケー&正解というジャッジが下り、ゆかなさんが1ポイントを獲得した。

見事正解を獲得したゆかなさんだが、このイベントの前日に実施した銚子市の聖地巡礼ツアーの際、地元の方言強めの住民とお話をする機会があり、そのときの会話で銚子方言のクセやコツをつかむことができたのでは? とのこと。やはり予習は大事!?
かなりのアドバンテージ(?)をゆかなさんが持ったまま、第2問がスタート。第2問は「にしら、どおんもんだ」という内容。
この問題にも、ゆかなさんが先手を挙げて「あなたたちは、どこからきたんですか?」と回答し、いきなり正解! 銚子前日入りの経験の差を見せつける結果となった。



大橋さんが「もっと詳しく」と質問すると、新谷さんは「まず、つかみかかって……」とギッタギタの内容を説明しようとしたが、周囲に静止されるひと幕も。さらに「もっと細かく」と聞かれると、「みじん切りにするぞ」とコメント。若干話が噛み合っていない雰囲気に、来場者も大盛り上がり。
続いて佐藤さんは、「息吸わないと、死んじゃいますよ」と回答すると「それはそう」と新谷さんがツッコミ。新谷さんが「あすみんなら何をちぎる?」と聞くと、「あんまちぎることないな」と阿澄さん。


最後の問題は「きらっせ、みなっせ、いいとこのおほど」。これは銚子観光宣伝用フレーズとしてキャッチコピーにもなっている言葉の模様で、意味は「来てください、見てください、いいところたくさんありますよ」というもの。ちなみに、すでにゆかなさんが7ポイント獲得で独走状態なので、この問題に正解した人には10ポイントが与えられることに。昔のクイズ番組でよくある展開だ。

銚子方言クイズの最終問題ということもあり、かなり内容が難しく、正解を出せない4人。「このままでは一生ここの会場で暮らすことになる」と危機感を覚えた大橋さんの采配により、4人で答えを音読して、観光協会にアピールすることで正解扱いにすることになり、全員が10ポイントを獲得した。展開が緩い!

銚子方言クイズが終わり、最終問題として、出演者4人にお絵かきをしてもらう問題が登場。銚子市のマスコットキャラクター、ちょーぴーくんを予想して描いていただくというものになっている。



全問が終了し、終わってみればゆかなさんの圧倒的大差での勝利! 見事御当地グッズを獲得する結果となった。
ちなみに、賞品は銚子の銘菓詰合せセットが贈られるとのこと。銚子といえばメロンも名産品なので、訪れた際はぜひご賞味あれ。

銚子クイズ劇場のあとには、桜井梨穂子、棚町薫、七咲逢を演じる新谷さん、佐藤さん、ゆかなさんによる、『ASMRボイスドラマ アマガミ』の朗読劇が行われた。ふだんはイヤフォン越しだったボイスドラマを劇場ホールの大音量で聴けるとあり、かなり贅沢な体験に。






それぞれが順番にステージ中央に立ち、それぞれのキャラクターのストーリーとセリフを熱演。今回朗読を行ったのはボイスドラマのうちでも甘々な展開となっているシーンとなっており、最後に演じた佐藤さんは演技が終了したあとに恥ずかしがるひと幕も。
どのくらい甘々な展開なのかは、ぜひ『ASMRボイスドラマ アマガミ』をダウンロードしてチェックしてみてほしい。


最初の情報は、受注生産による『ASMRボイスドラマ アマガミ』のLPレコードジャケットCDの告知。以前より予約を受け付けていたが、ようやく製品が完成し、2月下旬についにユーザーの手元に届くことが発表された。当日には製品版のパッケージを紹介。壇上の新谷さんがその場でサインを入れ、購入者の中から抽選で5名にサインが入ったジャケットが贈られることに。


続いての告知では、2022年12月4日に開催された“『アマガミSS』シリーズ スペシャルトークショー in 銚子”での阿澄さんのお願いが実現した形となる。橘美也がヒロインとなる、『ASRMアマガミSSシリーズ in 銚子 フィーチャリング橘美也』の制作決定が発表された。
本作はいままでの『ASMRボイスドラマ アマガミ』とはコンセプトが変わり、『アマガミSS』シリーズを原作とした書き下ろしの作品となっている。輝日東(『アマガミ』の舞台となる都市の名前)の各所を、美也がにぃに(主人公のこと)と散策する日常が描かれており、モチーフとなった銚子市で実際に環境音を収録した御当地もののボイスドラマとなっているとのこと。
自宅にいながら銚子観光気分を味わえること間違いなしの内容。制作状況や発売日等は、続報を待とう。

さらに、本日のトークショウのダイジェスト版が、mimicleにて無料配信されることも決定した。来られなかった人は会場の雰囲気を想像しつつ、来場者は当日の雰囲気を思い出しつつ、イベント音声を楽しもう。配信時期は公式Xで告知されるので、お楽しみに。
最後の情報は、『ASMRボイスドラマ アマガミ』の2ndシーズンの続報。2ndシーズンのコンセプトは既存の作品とは異なり、毎日聴いてほしい4つのテーマでつながった4話仕立てのASMRボイスドラマとなっている模様。おもなコンセプトとテーマは、以下に記載。
- 《デイリー》棚町薫と過ごす、毎日聴いてほしい”穏やかで心地よい日常”の耳かきシチュエーションボイスドラマ!
- 《アナザーデイ》棚町薫と過ごす、毎日聴いてほしい”大胆で挑発的な非日常”の耳かきシチュエーションボイスドラマ!
- 《ドラマティック》『アマガミ』ならではのストーリーと耳かきシチュエーションが融合するドラマティックボイスドラマ!
- 《ピロートーク》『アマガミ』アフターとして、棚町薫とふたりきりの生活が描かれたピロートークボイスドラマ!

佐藤さんは「愛に支えられているなと。ボイスドラマを収録させていただいたときもそうだったんですけど、こんなにも長い時間を同じキャラクターと歩ませていただける機会ってそんなにないので、皆さんが応援してくださることに本当に感謝しています」、ゆかなさんは「いろいろなところから来ていただいてありがとうございます。この番組がきっかけで、こうやっていまだに同じ時間を過ごせるのって、すごいことだと思っています。また、皆さんと会える日がくればいいなと思っています」と、感謝の気持を綴った。
阿澄さんは「美也のボイスドラマを発表できて、本当にうれしいです。15年経ってもまだまだ美也を演じることができるんだというのは役者としてとてもうれしいです。まだ収録はこれからなので、私も楽しみにしていますし、がんばって演じていきたいと思います。本祭、後夜祭があればまたお会いしたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします」、新谷さんは「アニメで15周年ということはゲームの発売はもっと前なわけで、そんなに昔のことなのにこれだけたくさんの皆さんが集まってくれるというのは本当にすごいことだと思っています。めったに見られない光景を見せていただけてうれしいです。私は梨穂子というキャラクターが大好きなので、その声をまた聴いていただくことができてうれしかったです。またぜひ会いましょう!」と、感謝の気持ちと、今後の『アマガミ』のさらなる展開を期待するコメントを残した。


産まれた子どもが中学生まで育ってしまうくらい長い年月を過ごしてきた『アマガミ』と『アマガミSS』。いまなおこれだけ多くのファンがイベントに参加するというのも驚きだ。
開催される2月時点ではまだ15周年ピッタリのタイミングではないため、前夜祭という冠がつけられた今回のイベント。前夜祭ということは本祭や後夜祭も期待されるところだが、現在はまだ実施するというアナウンスはない。今後ファンの声が多く届けば実現する可能性もあるかも? 今後の公式からのアナウンスに注目しよう。


トークショーのダイジェスト版がmimicleにて無料配信を開始!
配信は期間限定なので、楽しめるのはいまだけ!























