試遊からわかったアレコレを徹底解説!
オープニングの性格診断は本作にも登場!
ここから、スーパーファミコン版から実装された、主人公の性格を決める“性格診断”が始まります。
筆者は原作からリメイク版までプレイしているのですが、ここで聞かれる質問は記憶にあるものが多かったですね。このあたりは、スーパーファミコン版の性格診断を忠実に再現しているように感じました。
ちなみに"まことの名前“と誕生日が聞かれますが、スクウェア・エニックスの担当者が言っていた「本作は原作でできたことは可能な限り再現しています」というお言葉を信じれば、ここはあまりふざけないほうがいいかも(理由は秘密です)。
いくつかの質問に答えると、場所が変わって最後の質問に。ここで見覚えのある城へと場面が移ります。洞くつで人を助ける場面も記憶にありますが、質問の回答によって最後のシチュエーションが変わるのは、スーパーファミコン版と同じようです。
昔の記憶を頼りに質問に答えていったら、性格は“むっつりスケベ”に。じつは、この性格になることを狙って答えました。性格によって勇者の初期パラメータが若干変わるのですが、当時は「なんだよ、この性格は(笑)」と思ったものの、この性格はけっこう人気があったんですよね。
本作でも“むっつりスケベ”が優秀な性格なのかどうかは不明です。性格によってレベルアップ時の上昇パラメータに影響があると言えばそうなのですが、性格はゲーム開始後でもアイテムを使えば変えられるようなので、最初はあまり気にしなくてもいいでしょう。
新職業“まもの使い”をプレイ!
ちなみに仲間を登録する際は、好きな名前はもちろん、ルックスA・Bのいずれかを選択後に4種類の見た目、14種類の髪色、18種類のバトルボイスの中から、自分好みのものを選んで登録可能です。これ、注目すべき新要素のひとつだと思います。自分好みにカスタマイズすることで、仲間に対する思い入れがグッと上がるので。
試遊ではレベル13のまもの使いが仲間にできたので、そこまでに覚えている特技をまとめてみました。ただし、試遊版での情報なので、製品版では変わる可能性があることはご了承ください。
まもの使いの特技(レベル13時点)
- とおぼえ……どこからともなく狼があらわれ敵全体に4回攻撃(消費MP3)
- やいばくだき……敵1体を攻撃しつつ攻撃力も下げる(消費MP6)
- なめまわし……敵1体をペロっとなめ身をすくませる(消費MP2)
- やすらぎの歌……歌をうたって仲間全員のHPを20~回復する(消費MP5)
- けづくろい……やさしく毛なみを整えるように仲間ひとりのHPを50~回復する(消費MP5)
- やせいのかん……近くに隠れている、魔性の消えた魔物を見つけ出す(消費MP0)
勝手なイメージで、戦士のような攻撃特化の職業だと思っていたのですが、攻撃と回復を兼ね備えた万能職ではないですか! 試遊では未習得の特技が“???”で表示されていたので、まだまだ秘密の特技がありそうです。
しかし、また職業選択でさらに悩むことになるんだなぁ……。
ちなみに、特技を習得する職業は“呪文を習得しない職業のみ(勇者は除く)”です。まもの使いはすでに解説しているので、試遊時間内で確認できた勇者、戦士、武闘家、商人、盗賊、遊び人が対象となっています。
勇者(レベル14時点)
- かえん斬り……炎のチカラを剣に宿して敵1体を斬る(消費MP5)
- みかわしきゃく……おどるような足さばきで敵の攻撃をかわす(消費MP4)
戦士(レベル15時点)
- しっぷう突き……しっぷうのごとく誰よりもすばやく敵1体に攻撃を行う(消費MP3)
- かばう……仲間ひとりのダメージを自分が代わりに引き受ける(消費MP1)
- うけながし……敵の攻撃を受け流し敵か味方にダメージ(消費MP2)
武闘家(レベル14時点)
- とびひざげり……空を飛ぶ敵1体に威力を発揮するジャンプげり(消費MP3)
- 必中拳……身かわしや幻惑の影響を受けずに敵1体に攻撃が必ずヒット(消費MP4)
- 足ばらい……敵1体の足もとを払ってすっころばす(消費MP1)
商人(レベル16時点)
- 石つぶて……石のつぶてを敵全体にぶつける(消費MP3)
- ちからため……チカラをためてつぎの攻撃にそなえる(消費MP3)
- あなほり……穴をほって道具やゴールドをみつける(消費MP0)[/ITEMIZATION
盗賊(レベル15時点)
- ねむりアタック……敵1体を眠りにいざなう攻撃(消費MP5)
- ウイングブロウ……敵1体に攻撃し風のやいばで追加ダメージ(消費MP3)
- しびれアタック……敵1体をマヒにする攻撃(消費MP5)
- すなけむり……すなけむりに包み敵1グループの攻撃命中率を下げる(消費MP3)
- とうぞくのはな……いまいる場所に残っている宝の数がわかる(消費MP0)
遊び人(レベル15時点)
- ツッコミ……仲間ひとりのマヒ・眠り・混乱を解除する(消費MP4)
- くちぶえ……敵モンスターを呼び寄せる遊び人特技(消費MP0)
新要素“はぐれモンスター”と“モンスター・バトルロード”とは?
これは、冒険中に保護した“はぐれモンスター”で最大3匹のパーティを組み、モンスターどうしを戦わせることができる施設です。「ドラゴンクエストモンスターズ」を想像してもらえばわかりやすいかも。
はぐれモンスターは、町やダンジョンなどで出会えます。戦闘で倒すと仲間になるのではなく、フィールドにいるモンスターに話しかけることで、保護できるようです。
はぐれモンスターがいる場所は決まっているものの、近づくと逃げてしまうモンスターや、特定の時間にしか出現しないモンスターなどもいるそうなので、すべてを発見するのは難しそう……。ただ、強力なはぐれモンスターを保護できれば、モンスター・バトルロードでの戦いも有利になるので、はぐれモンスター探しもやり込み甲斐のあるコンテンツとなると思います。
モンスター・バトルロードにはランクがあり、勝利すればつぎのランクに挑めるという仕組みです。初めてクリアーしたときにもらえる賞品には装備品も用意されていたので、さらなる高ランクに挑めば貴重な装備品が手に入るかもしれません。
ちなみに、挑戦できるランクは施設の場所ごとに決まっています。ロマリアで挑めるランクはHとGのみ。おそらくですが、原作でモンスター格闘場があった場所にモンスター・バトルロードの施設があり、物語を進めることで高ランクに挑めることになるのでしょう。
ロマリアからイシスまでの冒険をダイジェストで紹介!
もちろん、あのカンダタにも会えました。ボイス付きで印象ががらりと変わったシーンを、プレイ動画で確認してみてください。
ロマリア
シャンパーニの塔
カザーブ
ノアニール
アッサラーム
原作では、夜に訪れると“ぱふぱふ”してくれるお姉さんがいることで有名ですが、本作でもお姉さんは健在です。ここで何が起こるのか……その”伝説“は、ぜひ自分でプレイして確かめていただきたい!
イシス
イシスの北にはピラミッドが建造されており、町ではピラミッドの探索に必要となる重要な情報を得ることができます。
東京ゲームショウ2024でプレイアブル出展が決定!
今回の記事で解説した範囲がすべて公開されているので、ぜひその手で新たに生まれ変わった『DQIII』を体験してください。
●性格診断を楽しみたい!
冒険の書の“セーブデータ1”を選ぶとゲームの冒頭からプレイ可能。性格診断~アリアハンの城で王様に謁見など、冒険に出発するまでの流れを楽しめます。
●モンスター・バトルロードを楽しみたい!
冒険の書の“セーブデータ2”を選ぶと、ロマリアのバトルロード場から始められます。その場ですぐにモンスター・バトルロードが体験できます。
●シャンパーニの塔を探索したい!
冒険の書の“セーブデータ2”を選び、ルーラでシャンパーニの塔へ移動すれば、すぐに探索ができます。君はカンダタまでたどり着けるか!?
●自由に冒険したい!
冒険の書の“セーブデータ2”を選び、好きなように冒険しましょう。イシスまで進められますが、ピラミッドは残念ながら内部への入り口が岩で塞がれています。
イシスまでの道中や、ノアニール方面の探索、アッサラームでの“ぱふぱふ”など、自由気ままに探索してみましょう。なお、東京ゲームショウ2024での試遊に関しては、プレイできる機種(プラットフォーム)は選べないそうで、プレイ時間も約15分と限られているので、混雑が予想されます。
しかし、先を進めようと急ぎ過ぎて、HD-2Dで大きく変わったグラフィックやすばらしい音楽を堪能しないのはもったいない……。2024年11月14日まであと2ヵ月なので、あまり無理をせずに楽しみましょう!