『HUMANITY』
- 対応ハード:プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC
- 発売日:2023年5月16日発売(※)
- メーカー:エンハンス
- 価格:ダウンロード版各3410円[税込](※)
- 『HUMANITY』公式サイト
- 群衆が動いている姿を見ているだけでも楽しい
- 絶妙なバランスのアクションパズル(ヒント機能があるのもうれしい)
- PlayStation PlusのゲームカタログとXbox Game Passの対象
クリアーできたときの達成感と群衆を眺める楽しみ
ゲームとしてはシンプルなパズルアクションゲームで、意思も目的も失ってしまった人間たちに指示を出して“光の柱”(ゴール)へと導いていくことが目標となる。プレイヤーは白い柴犬を操作し、ステージ中にアクションコマンド(正式名称はアイテム)を設置することで、そこを通った人間たちに方向転換やジャンプなど特定の行動をさせられる。それらを駆使して、ゴールまで導いていくことになるのだが、道中の人間たちの様子を見ているのが、めちゃくちゃ楽しい。
本作はステージクリアー後にカメラを動かしてステージを見回すことができるため、人間たちが壁を登ったり、水中を泳いだりしながら、ゴールを目指す姿を眺め続けていたことが何度もあったほど。
また、肝心のパズル要素についても絶妙なバランスで遊びやすい。
最初は使えるアクションコマンドが限られているが、ステージを進めるにつれて徐々に増えていき、ふたつのアクションコマンドを組み合わせて使うような場面も登場。また、ゲームを進めていくとアクションコマンドを設置できる数が決められていたり、人間たちが動き出す前にしかアクションコマンドを設置できないステージが登場したり(序盤のステージでは、いつでもアクションコマンドの設置や回収が行える)、さまざまなギミックが用意されている。さらに、何も知らない状態でプレイしてほしいので、詳細は伏せさせていただくが、後半には驚きの要素も!?
最後に本作はパズルアクションゲームでありながら、しっかりとしたストーリーが存在することも特徴。タイトルでもある“HUMANITY(人間性)”をテーマにした物語が描かれる。
なお、本作はPlayStation PlusのゲームカタログやXbox Game Pass向けにも提供されており、それぞれのサービスの加入者は追加料金なしで楽しめるので、気になった方は、ぜひプレイしてみてほしい。