本記事ではPC向けゲーム『Dark and Daker』をやり込んだ目線から、モバイル版との違いを解説。基本のルールや仕組みは下記記事で解説しているので、合わせてチェックしてみてほしい。

モバイルならではの遊びやすさ

『Dark and Daker』には楽器でバフやデバフを掛ける“バード”や、動物に変身できる“ウォーロック”などが登場するが、モバイル版は現在“ファイター”、“バーバリアン”、“ローグ”、“レンジャー”、“クレリック”、そして今回のバージョンで新登場した“ウィザード”の5クラスが登場。クラスは今後も追加されていくようだ。
また、独自要素として“村”が登場。これはオンラインロビーのようなものを想定しているそうで、プレイヤーたちがコミュニケーションを取れる場のようだ。
NPCとも会話ができたほか、釣り場のような場所もあった。これはPC版では求められていなさそうな要素なので、モバイルならではの遊びになりそうだ。

本家は「ゲームを始めたが何をしていいのかわからないまま、モンスターに倒された」なんてことが起こりやすいほど、骨太な難度を誇る。モバイル版は若干のシビアさは残しつつも、敵モンスターが倒しやすいため、モンスターとの戦いでは死ににくいような印象を受けた。
ほかにも、仲間と出撃した場合、本家では攻撃が仲間にもヒットする(フレンドリーファイア)。モバイル版では仲間には攻撃が当たらないので、かなり気軽に同じ対象を攻撃しやすかった。
『Dark and Daker』はタイトルに“ダーク”が入っているように、ダンジョン内はだいたい暗すぎる場所が多く、松明などの照明アイテムはしっかりと役立つ。モバイル版は意図的にゲーム全体を明るめにしているそうで、照明管理的な要素はなくなっているのも細かな変更点。なお一部暗い場所はあり、松明もアイテムとして登場している。

手触りのいいアクション性
攻撃ボタンで武器を振るのだが、攻撃する際に敵の方向へ吸い付くように武器を振ってくれる。しっかりとしたエイムは必要なく、アシストのおかげでかなり攻撃が当てやすかった。「壁に当たると攻撃が止まる」などの窮屈な部分は変わっていないので、緊張感がありつつも操作しやすい印象だった。

『ダクモバ』独自のスキルも存在。たとえば、バーバリアンは斧をブンブン振り回しながら移動するアクティブスキルが追加されており、主観視点では演出しにくいようなアクション性のあるスキルが登場していた。
さらに、視覚でモンスターの攻撃属性がわかるようになっている。攻撃の前に予測がアイコンで表示され、直線や縦攻撃ならば横移動で回避すればいいし、横になぎ払う攻撃であれば距離を離したり、しゃがみで回避できるので、攻撃が回避しやすくなっている。
聴覚情報がミニマップに表示されるのも『ダクモバ』ならではの要素。足音などが聞こえていると、そこで何かが動いていることが視覚でわかる。音をじっくり聞いて状況を判断する必要はないので、本家の緊張感をカジュアルに提供しているのがとてもいい要素だと感じた。

支給品の回復ポーションは、飲めば時間を掛けてHPが回復していく。回復する速度がかなり早いので、“回復待ち”みたいな瞬間が起こりにくい印象だった。
今回、逃げる相手を追いかけたりする戦闘が起きなかったので、対人戦での駆け引きではどうなるのかが気になるところ。

“安置”の駆け引き
現在の本家ではこのシステムが廃止されており、時間経過でも探索エリアが縮まることはなく、時間制限式に変更されている。また、脱出地点はマップごとに固定されている。アイテムを持ち帰りやすくなったので好評な面もあるが、「対人戦が起こりにくい」といった意見もある。


アイテムについてのあれこれ

一方、『ダクモバ』では小さなアイテムはアイコンで表示されるため、近づくことを忘れなければ拾い忘れることはないだろう。このあたりもゆるめに変更されている。

ただ、モバイル版のほうがわかりやすくカジュアルで、“50個壷を壊す”や“〇〇を〇匹倒す”みたいな、達成しやすいものが多数用意されている様子。本家のクエストは結構マニアックなことを要求されたりすることが多いので、遊ぶ目標を立てやすいように感じた。


アイテムの説明は、インベントリ内ではアイテムをタップすることで確認できる。だが、宝箱の中にある装備を取捨選択するとき、タップするとアイテム説明確認できないまま、インベントリへ入ってしまう。
アイテム取捨選択の速度はバトルに影響があるので、気になった部分だ。収集のときだけはタップで情報表示、ダブルタップで取得にするなどがいいのではと感じた。
変わらぬ魅力とカジュアルな独自性
ほかにもNPCといっしょにダンジョンへ行ける“傭兵”など、独自の要素もかなり多い。倒されると持っていたアイテムを全部ロストしてしまうシビアさは残しながらも(保険機能はある)、そこが逆におもしろい要素だとしてしっかりとカジュアルにしていないのは、とてもいいアレンジだ。























