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『原神』「博士」ドットーレって何者? 最新バージョン“Luna VII”を前にマッドサイエンティストを考察。4年越しに伏線回収されるかもしれないメインストーリーにも注目

『原神』「博士」ドットーレって何者? 最新バージョン“Luna VII”を前にマッドサイエンティストを考察。4年越しに伏線回収されるかもしれないメインストーリーにも注目
 HoYoverseのオープンワールドRPG『原神』の新バージョン、Luna VII“虚空劫灰のプラーナ”が2026年5月20日に配信予定。本バージョンでは、新たな魔神任務の追加や宿敵・ドットーレに酷似した強敵の登場、“冬夜の戯劇”の伏線回収、さらには魔女会メンバーの初プレイアブル化など、ファン垂涎の要素が目白押しだ。

 とりわけ旅人のあいだでは、物語に深く関わるドットーレのキャラクターの動向や、長年の伏線回収に注目する声が多い。そこで今回は、ドットーレというキャラクターを深掘りするとともに、“虚空劫灰のプラーナ”で明かされるであろう3つの伏線を解説していく。
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 なお、本記事にはLuna VIまでのストーリーに関するネタバレが含まれる点と、『原神』公式の見解ではない点にご留意いただきたい。

※この記事はHoYoverseの提供でお届けします。 ※本記事はプロモーションを含みますが、記事内に含まれる企画や構成、表現内容はファミ通の独自見解のものとなります。

新プレイアブルキャラクターにニコやローエンらが登場

 本題に入る前に、Luna VII“虚空劫灰のプラーナ”でどのような新要素が登場するのか、あらためておさらいしておこう。
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■Luna VII“虚空劫灰のプラーナ” おもなアップデート内容
  • 魔神任務の追加:空月の歌 第九幕“身土壊空、五蘊識転”および第十幕“千尋の道、因果の異滅”を実装
  • 新プレイアブルキャラクター:★5“ニコ”、★5“ローエン”、★4“プルーネ”が登場 ※ニコは第1期、ローエンは第2期のイベント祈願にてピックアップ。第1期のイベント祈願ではプルーネの出現確率も⼤幅にアップする
  • 新たなボス:“左道の真諦者”が登場
  • 期間限定イベント:“空想の友と巡る旅”、“勇猛なる戦士の試練”、“カラフル追撃戦”を開催予定
  • コラボ:“原神×KFCコラボイベント 第二弾”、“原神×カルビー じゃがりこコラボレーション 第二弾”を実施予定

 魔女会初のプレイアブルキャラクターとなるニコは、シールド展開やチーム全体の攻撃力バフ、さらに元素爆発による追撃付与を得意とするサポートタイプ。ファルカやアルレッキーノ、タルタリヤ、マーヴィカといった、攻撃力バフの恩恵を大きく受けるキャラクターとはとくに抜群の相性を誇る。
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 もうひとりの★5キャラクター、西風騎士団のローエンは、“闘争心”と呼ばれる特殊バフを蓄積させ、自身の元素スキルと元素爆発のダメージを強化する。この“闘争心”はチーム内の他キャラクターがダメージを与えることで蓄積される仕組みのため、ローエン以外にもメイン・サブアタッカーの編成が不可欠だ。アタッカーどうしが切磋琢磨し、高め合うという新たなスタイルは、これまでにない画期的な編成を生み出すかもしれない。
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 ほかにも★4キャラクター・プルーネの実装や、新イベント、各種コラボキャンペーンの第2弾など、見どころが盛りだくさん。中でもひときわ大きな注目を集めているのが、魔神任務(メインストーリー)の最新章だ。
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 舞台は再びスメールへと移り、ナヒーダや世界樹を中心とした物語が描かれる。Luna IVで倒したはずのドットーレによく似た“左道の真諦者”が登場し、旅人の前に立ちはだかるのも見逃せないポイント。
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 また旅人たちのあいだでは、「彼は単なるボスに留まらず、今回のストーリーにおいて極めて重要な役割を担っているのでは?」と予想する者も少なくない。そこで次項では、ドットーレについて深掘りしていきたい。
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ファトゥス屈指のマッドサイエンティスト“「博士」ドットーレ”とはどのような人物なのか

 ドットーレ(声:関俊彦さん)は、ファデュイ執行官(ファトゥス)の第二位であり、“博士”の異名を持つ人物だ。細身の体に、試験管型のピアス、水色のロングヘア、そして鳥のくちばしのような仮面で目元を隠した独特の風貌が特徴。
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 兵器開発や人体強化の研究に携わる科学者であり、天才的な頭脳を誇る。しかし、その内面には倫理観など微塵も存在せず、自身の研究を完遂するためなら、いかなる犠牲も厭わない。冷酷無比かつ残虐で、まさにマッドサイエンティストを体現したような人物だ。

 同時に、他者との関係をすべて利得のみで推し量る究極の利己主義者でもある。みずからの同志と認めた者ですら、躊躇なく実験材料にしてしまうその思考回路は、常人には到底理解し得ない。
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 また、天才的な頭脳に加え、戦闘能力も極めて高い。異なる年齢の“断片”を複数作り出し、任務や研究を同時並行でこなしているのも彼ならではの特徴といえる。
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 そんなドットーレは、スメールで巻き起こった事件の黒幕として初登場を果たした。教令院と協力し、スカラマシュ(散兵)と“雷神の心”を用いて“人の手で神(機神)を創り出す”計画を実行。しかし、旅人とナヒーダの手によってその野望は阻止される。
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 その後、ドットーレはナヒーダとのあいだで、彼女が持つ“雷神の心”および“草神の心”を巡る取引を行う。自身の全断片の削除、そして知恵の神であるナヒーダさえ知り得なかった情報(テイワットの星空は偽りであるという事実)を交換材料に、ふたつの“神の心”を手中に収めた。
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 つぎに旅人の前に現れたのは、ナド・クライでの魔神任務“空月の歌”だ。

 裏で“三月の出現”や“月の狩人の復活”を引き起こしてナド・クライを混乱に陥れると、その隙にコロンビーナが持つふたつの“月髄”を奪取。自身で制作した“人造月髄”と組み合わせることで、擬似的に“三月の力(生、死、時間、空間を司る能力)”を手に入れた。これによってドットーレは、一時的ながらもテイワットを統治する全知全能の神となったのである。
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 彼が神となった目的はただひとつ。天理が支配する現テイワットの体制を再構成し、新世界を創造すること。
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 作中最大の危機を迎えた旅人たちだったが、「傀儡」サンドローネが構築した術式を完成させ、真の“三月の力”を持つコロンビーナを復活させたことで、ドットーレの討伐に成功。かくして、ドットーレと旅人の長きにわたる因縁は終結を迎えたかに見えた。
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 ちなみに彼は、先代の“召使”と結託して“壁炉の家”の優秀な子供たちを実験体にしたり、コレイの体で魔鱗病の研究を行ったり、その他多くのキャラクターの死に関与していたりと、さまざまな悪行に手を染めてきた。まさに、正真正銘のヴィランと呼ぶに相応しい存在だ。

執行官たちの「博士」ドットーレへの印象

 そんなドットーレは、同僚である執行官たちからの評判もすこぶるよくない。
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彼は年齢別に自分の義体を作って、さまざまな任務を担当させているらしい。しょうがないさ、俺の同僚はみんな変わり者ばかりだからね。でも、逆に考えよう。仮に俺が自分の義体と出会ったら…ハハッ、きっと生き残る方を決めるために、そいつと戦うことになるよね。 ※出典:(タルタリヤ プロフィールボイス“博士”について)
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じつに残念だ。クラクサナリデビが、彼にあんなに多くの断片を消させたことで、僕が彼の断片を一枚ずつ切り刻む楽しみがなくなってしまった。※出典:(放浪者 プロフィールボイス“博士”について)
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壁炉の家を引き継いだ当初から、彼はさまざまな協力関係を提案してきていた。“淘汰される子ども”を実験に使わせてくれれば、その実験の成果を享受させてやる……とね。先代“召使”との協力関係は相当愉快なものだったらしい。同じ執行官という立場でさえなければ、先代“召使”のところに送ってやりたいものだ。
[LINK]※出典:(アルレッキーノ プロフィールボイス“博士”について)
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“博士”にすごく親切にしてもらってた時期があったの。私のことを妹みたいだって言ってね。後になって気付いたんだけど、彼は親しい人ほど、利用してた。家族なら、遠慮なんていらないはずだって、心から思ってるみたい。でも、私はそれが嫌だった。生まれたころの、石台の下からのぞき込む欲望の視線を思い起こさせたから……
※出典:(コロンビーナ プロフィールボイス“博士”について )

 作中のキャラクターたちから徹底的に忌み嫌われているドットーレ。この手の悪役は“幼少期の悲劇が原因で性格が歪んでしまった”という境遇も往々にしてあるが、彼に限ってはそうではない。

 というのも、ザンディクと呼ばれていた子供時代の彼は、あまりに非人道的な言動や実験をくり返したことが原因で、教令院から追放された過去を持つ。また、スメール各地で発見されるザンディクの手記からも、その狂気に満ちた人間性を如実にうかがい知ることができる。つまりドットーレは、 “生まれながらにしてのマッドサイエンティスト”だったと言えるのだ。

 人間性ゼロにも思えるドットーレだが、その内側には“寂しさ”を抱えていた可能性がある。それを強く感じさせるのが、三月の力を手に入れた後の旅人とのやり取りだ。彼は、自身を否定し続ける旅人に対し、長い時間をかけて味方になるよう説得を試みていた。
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 もちろん、旅人が“第四降臨者”と呼ばれるテイワット外の存在であり、至高の研究対象であったことは否定できない。しかし、単に手駒にしたいだけであれば、手に入れた三月の力を振るって無理やり従わせることもできたはずだ。にもかかわらず、ドットーレはあえて対話による丁寧な説得を優先した。
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 彼が特別扱いしていたのは、旅人だけではない。仲違いする以前、彼はコロンビーナを妹のように慕っていた時期があった。これも三月の力が目的ではあっただろうが、旅人に対して「かつては妹のように思っていた。彼女がファデュイにいたころは、仲よく愉快な時間をともに過ごした」とわざわざ吐露するあたり、彼なりに真実の情を抱いていたのかもしれない。
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 子供のころから異端者として疎まれてきたドットーレは、恐らく底知れぬ孤独を抱え続けていたのだろう。そして、自身と同じく異端の存在である旅人や、月神であるコロンビーナを同志と見なし、彼なりの方法で繋ぎ止めようとした。ただ、彼にとっての“仲間になる”という行為は“実験材料にする”ことと同義であったがゆえに、コロンビーナは離れ、旅人からも拒絶される結果となった。
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 三月の力を掌握したことも、自分を理解しない世界や不条理な理を強いる天理への抵抗だったとも受け取れる。現に旅人に敗れる際、ドットーレは「憎き……汚き世界が……」と無念の言葉を遺している。彼は自身の存在理由を証明する手段を履き違えてしまった、悲しき科学者だったのかもしれない。
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気になる伏線1:幕間PV“冬夜の戯劇”でコレイが見た夢

 ここからは、Luna VII“虚空劫灰のプラーナ”で回収されるであろう3つの伏線を解説していく。まずは、長らく謎とされてきた“コレイの夢”についてだ。

 今から約4年前、2022年7月11日に公開された幕間PV“冬夜の戯劇”のラスト。そこでコレイは、世界樹を彷彿とさせる大樹が激しい炎に包まれ、それをドットーレが遠くから見つめているという、不気味な夢を見る。当初は魔神任務 第三章で起こる出来事だと予想されていたが、結局スメール編で大樹が燃えることはなく、意味深なシーンとしてユーザーの記憶の片隅に残り続けていた。
テイワット メインストーリー幕間PV-“冬夜の戯劇”
 そんな中、“空月の歌・歩律”公式PV“虚空劫灰のプラーナ”の冒頭で、コレイがこの“燃え盛る大樹の夢”について再び語るシーンが登場する。さらにPV後半には“左道の真諦者”と化したドットーレが姿を現したため、旅人たちのあいだでは「いよいよ“冬夜の戯劇”の伏線が回収されるのでは?」と一気に期待が高まっている。
“空月の歌・歩律”公式PV“虚空劫灰のプラーナ”
 “冬夜の戯劇”の映像を改めて振り返ると、一見、ドットーレが世界樹を焼いているようにも見える。しかし、このシーンでは仲違いする前のコロンビーナとドットーレが、次のような会話を交わしている点に注目したい。
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コロンビーナ:“今日の博士、何だか若く見えますね。”
博士:“知っているだろう? その手のお世辞は私に通用しない。”
コロンビーナ:“じゃあ、全盛期の断片はどこへ?”
博士:“それは……冒涜に関する実験の中さ。”

 ちなみに“冬夜の戯劇”で描かれた「淑⼥」ロザリンの国葬は、「散兵」スカラマシュがファデュイに在籍し、“雷神の心”を回収したあと――すなわち、スメール編が本格始動する前後の出来事だ。

 となれば、あの炎上シーンはすでに起きてしまった“過去の事象”なのか、それともLuna VIIで直面することになる“未来の光景”なのか……。その真相は、コロンビーナとのやり取りの中に登場したドットーレの“全盛期の断片”がカギを握っていそうだ。

 しかし断片はナヒーダがすべて消したはず……。考えれば考えるほど謎が深まるばかり。コレイの夢がどのような形で現実のものとなるのか、一瞬たりとも目が離せない。
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気になる伏線2:空月の歌・第八幕“真実の月”完了時のノイズ

 魔神任務 空月の歌・第八幕“真実の月”の任務完了時、画面にノイズが走る演出が発生した。そのノイズのエフェクトがドットーレのものに酷似していることから、かねてより「ドットーレはまだ生きているのではないか?」と推察する旅人は多かった。
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 そして今回のアップデートで、ドットーレにそっくりな“左道の真諦者”が登場したことにより、あのノイズの演出が伏線であったのではないかと考えられる。

 ただ、依然として“左道の真諦者”が何者であるのかは定かではない。筆者個人としては、あのノイズは全盛期の断片が仕掛けた“世界樹による歴史改変”の演出なのではないか? と考えている。大樹の炎上も、それに関連した事象なのかもしれない。

 そもそもドットーレは、知恵の神であるナヒーダでさえ知り得なかった世界樹の秘密を把握していた上に、短期間ながら全知全能の力を手にしていた。世界樹への干渉も、彼にとっては容易だったのではないだろうか。果たして何が真実なのか。早く答えが知りたくてしょうがない。
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気になる伏線3:マーヴィカが持つ神の心

 ナド・クライでの冒険に没頭するあまり、多くの旅人が失念していそうな事実がある。それは、ファトゥスによる“炎の神の心”の回収という重大な任務についてだ。

 本来、この任に当たっていたのは、ナタに派遣された執行官第一位・隊長「隊⻑」カピターノであった。しかし、聖火競技場でマーヴィカとの決闘をくり広げた後、彼は氷の女皇に対して「神の心を手に入れる任から下ろしてほしい」という旨の直筆の手紙を送り、女皇もこれを承諾している。
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 またマーヴィカは、魔神任務 第五章・第五幕のラストで、カピターノの任務を引き継ぐ新たな執行官がじきにナタへと現れることを予見している。このことから、スネージナヤ編へと突入する前に、最後の“神の心”を巡る物語が展開される可能性は極めて高い。

 旅人たちのあいだでは、どの執行官がナタにやってくるのか、そしてどういった手段で“神の心”を手中に収めるのかに大きな注目が集まっている。
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 あえてLuna VIIの描写と結びつけるのであれば、あの“世界樹の炎上”は、“炎の神の心”がもたらす何らかの影響……という解釈も成り立つが、果たしてどうだろうか。未回収の“神の心”を巡る物語が、Luna VIIでどこまで描かれることになるのか。その動向に期待せずにはいられない。

Luna VIIはスネージナヤ編に向けて、未回収の伏線が大きく動き出しそうな予感

 今後どのような物語が展開されるのか、その全貌は未だ定かではない。しかし、つぎなる舞台であるスネージナヤ編の開幕に向け、既存エリアに残された要素や伏線が回収される怒涛の展開となるはずだ。
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 とくに“左道の真諦者”の動向や、“冬夜の戯劇”でコレイが見た不吉な夢、そして未回収の“神の心”を巡る物語は、これまでの旅の集大成ともいえる壮大なものになると予想される。新規のプレイヤーはもちろん、しばらく足が遠のいていた休眠中の旅人も、この機会にぜひテイワットでの冒険を再開し、来たるべき新章への準備を整えておこう。
『原神』ドットーレって何者? 最新バージョン“Luna VII”を前にマッドサイエンティストを考察。4年越しに伏線回収されるかもしれないメインストーリーにも注目
 さらなる期待が膨らむ『原神』の新バージョン、Luna VII“虚空劫灰のプラーナ”は5月20日に配信予定だ。
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