NCSOFTとAmazon GamesによるMMORPG『スローン・アンド・リバティ』。基本プレイ無料で、対応ハードはプレイステーション5、Xbox SeriesX|S、PCとなっている。
『リネージュ』の開発元により制作中の本作。韓国では2023年12月よりサービスインしているが、9月よりアメリカ、ヨーロッパ、そして日本でいよいよ正式サービスインとなる。正式サービスインを前に、7月19日~24日の日程で、オープンベータテストが予定されている。
アメリカ・ロサンゼルスで開催されたゲームイベントSumme Game Fest プレイデイの会場にて、本作の試遊が行われた。その模様と開発者へのインタビューをお届けする。
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Amazon Gamesの会場ブース。バーの一角が試遊コーナーとなっていた。フリードリンクには“サマーフェスタラガー”なる、心惹かれる一品も……(後ろ髪を引かれながらコーラにした)。
動物に変化して広大な世界を冒険!
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中世ヨーロッパ風の美麗な世界を冒険する本作。まずはキャラクターセッティングから。非常に多くのパーツや設定項目が設けられ、自由度高くキャラクタークリエイトが行える。
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本作では、種族や職業ではなく、装備した武器でロールが決まる“クラスフリーシステム”が採用されている。短剣や長弓、両手剣、ワンドと魔導書といった武器を組み合わせて、攻撃と防御どちらにも有効な構成を考えていく。
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特徴的なのは、Shiftキーでプレイヤーの姿をいつでも動物変化させられること。狼(犬?)になり移動を高速で行えたり、鳥になって空を飛べたりする。
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試遊では、6人のパーティーでCo-op(協力)ダンジョンを攻略。ダンジョンはいわゆる雑魚敵と中ボス、そして最奥部に待ち構える大ボスという構成で作られており、安心して遊べるオーソドックスな構造だと感じた。
戦闘はやや見下ろし視点でのアクションで、魔法や弓での遠距離攻撃、また剣戟武器での近接攻撃を行う。時間経過でスキルゲージが回復すれば強力なスキルが発動可能。「あと何回スキルを使えるだろうか……」と残弾を気にして運用するタイプではなく、むしろゲージが溜まったところからバンバンスキルを使っていく爽快な戦闘に仕上げられている。
また、ボス戦では、攻撃が着弾するエリアが赤く表示されて慌てて逃げたり、攻撃から逃げそこねて中空に捕まえられたり、捕らえられた仲間を助けたりといったMMOらしい遊びがふんだんに盛り込まれており、慌ただしくも忙しいプレイが楽しめそうだ。
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本来であればボイスチャットやメッセージを駆使して連係を取るのだろうが、今回のパーティーはいかんせん国籍も言語も異なる多国籍ゲームメディア連合軍といった状態で、ボスにはなかなかに苦戦。それでもおのおののゲームプレイの腕前が高く、なんとかボスの撃破に成功した。
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今回の試遊には入っていなかったが、PvP(対人)要素や攻城戦といったさまざまな遊びかたが用意されているという。
開発者にインタビュー
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(左)ダニエル・ラフエンテ氏/グローバリゼーション デザイン マネージャー。(右)マーヴ・リー・クワイ氏/スローン・アンド・リバティ フランチャイズ リーダー
――非常にアクションが軽快で、初めて触ったにも関わらずプレイを楽しむことができました。まずは本作の特徴から教えてください。
開発ディレクター
本作はPS5、XBX|S、PCのいずれでも無料でプレイでき、クロスプラットフォームで遊ぶことができます。ふたつの特徴があります、ひとつ目は、非常に巨大なスケールのPvPバトル、攻城戦、お城を征服するというようなもので、1000人規模で参加可能となっています。ふたつ目は、ソーシャルプレイの仕組みが深く作られていること。組合、ギルドが重要ですし、さまざまな場面で友だちどうしでチームを組んでプレイしたり、ギルドでプレイをしたり、チームでプレイするということを重要視して開発しています。
――1000人規模! それは、500人 VS 500人というイメージでしょうか?
開発ディレクター
PvPにはいろいろなバラエティーがあるのですが、ひとつがその攻城戦です。これがもっとも大きな規模のもので、参加人数に制限はなく、何人でも参加できます。実際に韓国では、1700人のプレイヤーが参加した回がありました。どのチームに参加するのも自由ですので、ギルドどうしで提携して参加することも可能です。
攻城戦のほかに、同数どうしで戦うコンクエストモードというのがあります。これはひとつのギルド対ひとつのギルドで戦うというモードで、だいたいひとつのギルドにつき60~70人でプレイができます。このふたつのほかにも、さまざまなモードがあります。
――今回プレイできたのは30分程度のダンジョンでしたが、ダンジョンはおおよそこのくらいの長さでしょうか?
開発ディレクター
ダンジョンにもよるのですが、ダンジョンのレベルは50までありまして、本日プレイしてもらったのはレベル30のダンジョンです。短いものも長いものもあるのですが、典型的なもので言うと、ふさわしいレベルでプレイしたときは、本日のデモよりも長い時間プレイしてもらうことになると思います。
――スキルもいろいろありましたが、あれはレベル30時点の強さと種類ということで?
開発ディレクター
あれはレベル50の設定で、最高レベルです。本作はデュアルウエポンのゲームなのですが、ひとつの武器につき、11のアクティブスキルと7つのパッシブスキルを設定することができます。それがふたつになるので最大で22のアクティブスキルと14のパッシブスキルを持つことになるのですけれど、一度に設定できるのは12のアクティブスキルという縛りがあります。デモでは12までしか使えなかったのではないかなと思います。
――なるほど。ゲームのストーリーはどのようなものになるでしょうか。
開発ディレクター
まずストーリーのバックグラウンドでは、古き神と邪悪な神の戦いということがあります。邪悪な神を石に封じ込めたのですけれども、その石が砕け散って、この世界に散らばりました。その石に秘められたパワーを吸い取った子どもたちがいて、彼らは“スターボーン”と呼ばれています。
今日プレイしていただいた主人公もスターボーンのひとりで、彼は世界を征服しようとしている邪悪な将軍のカザンと戦うことになります。
――課金システムはどのようなものになりますか?
開発ディレクター
プレイヤーの皆さまが自己表現できる部分で作られています。化粧品や武器、装備品をカスタマイズできたりといったところです。また、モーフィングできる動物も購入できます。
――もうすぐオープンベータテストが開始されますね。
開発ディレクター
オープンベータテストが7月19日から始まります。5日間、どの機種でも完全にフリーでプレイができます。ぜひフィードバック、感想を求めています。ローカライズ(翻訳)にも非常に力を入れていますので、ぜひフィードバックが欲しいですね。今日は英語版しかなかったのですが、完全に日本語もローカライズされていますので、オープンベータでぜひ触ってみてください。
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