大きな壁、そして正式サービススタート!
Today's text 中目黒目黒
僕らにはシリーズを通してプレイしてきたという自信と経験がある。だからか、ハンターランク5になり、ババコンガ、ダイミョウザザミのクエストが出てきたところで、何の驚きもなかった。「ババコンガ? ダイミョウザザミ? (実際は無理だけど)裸で行ってやんよ」というくらいに。
まず3人でダイミョウザザミに向かった。すでに参加人数でナメきっていることがわかる。僕は背中のカラを割ることだけに専念しようと、狩猟笛からハンマーにちょっと浮気してクエストに挑んだ。いちおう防具(すべてボーン装備)は着ていくけど、回復薬は持っていかない。だって、楽勝だから。
確か砂漠の”5”が戦いの舞台だったと思う。僕らはチクチクと巨大なダイミョウザザミを追い詰めていく。人の迷惑を考えずにハンマーをブンブン振り回してカラも割れた。あとはトドメを刺すのみ、と思ったとき、口から泡を吹き出して怒り狂った状態になる。これも予定どおり。「悪あがきはなしよ」と余裕綽綽の顔つきで矢継ぎ早に攻撃を加える。
ハサミを器用に使ってダイミョウザザミが地面にもぐっていく。この場合、角を地面から突き出してくる動作、通称”突き上げ”にだけ気をつければいい。僕らはいつものようにダッシュで交わそうととにかく動き回っていた。その時、突然目の前に鋭く尖ったザザミの角が。「ヤバ!」と一瞬肝が冷えたけど、すぐに立ち上がって逃げればいいしと前向きな思考が働いた0.2秒後、
即死
会社なのに思わず「ええええ! まじで!?」と大声を出してしまう。僕が倒されたと思ったら、友だちもつぎつぎと屠り去られていく……。回復薬を使うまでもなかった(持っていかなかったけど)。大袈裟だけど、夢のような出来事だった。まさかダイミョウザザミで全滅するとは思わなんだ。酒場に戻ってきた僕らは笑いながらも口をそろえて「なんか強くね?w」と動揺を隠せない。もうちょっとだけ気をつけてみようと意志統一してすぐさまリベンジ……数十分後、あえなく3人昇天でクエスト失敗。
やっぱり強い(気がする)。敵がくり出す大技が強烈すぎる……。気分転換も兼ねてババコンガにも行ってみたけど、怒り状態の体当たりや手を振り回しながら暴れる動作でこちらも何度も瞬殺。ダイミョウザザミ、ババコンガあわせて7連敗。これは球団史上、いや猟団史上に残る大敗だ。
でもそんなとき、今度は「弓を連れていこう」とか、「シビレ肉を持っていこう」とか、「飯食っていこう(体力などがあがる)」とか、つぎなる作戦をみんなで考えるのが異様に楽しい。友だちが「やっぱギリギリが楽しいね〜」と言ってたけど、まさにそのとおりで、やるかやられるか、人間の知恵が勝つか、モンスターの強靭な肉体が勝つか、この境界線があやふやなほど興奮する。「このスリルを求めていたんだ!」と改めて『モンハン』の魅力を再確認。倒されて”楽しい”なんて感じるゲームは稀だ。
8連敗目を喫したときに、つぎはどうしようかと井戸端会議をしていたら友だちがトコトコと寄ってきた。俺のボーン装備がそんなにかっこいい? と得意げになっていたら、「素敵なスキルがついてるね」と笑いながらひと言。僕は生粋のテケトープレイヤー。装備は完全見た目重視で、とくにスキルを気にしない。相当素敵な内容なんだろうとワクワクしながら個人ステータスをのぞいてみたら、なんと!
防御-20 (・〜・)
防具着てるのにマイナスって(笑)。もうこうなったらこのままの装備でがんばってやると、日を改めてガンランス・大塚角満、弓・女尻笠井、狩猟笛・中目黒目黒で挑んだ。9回目にしてやっとババコンガ討伐達成! 興奮のあまり、記念撮影した。ハンターランク10になったいまでも、たまに即死するが……ズバリ、ダイミョウザザミとババコンガが最初のカベ! ホントになめちゃいけません! これからプレイする方々はくれぐれも気を引き締めて対応ください。
▲会話からも興奮状態が伝わりますか(笑)?
さて、本日から正式サービススタート! ただいま猛烈にアップデート中です。正式サービスだと新しい狩場”樹海”も体験でき、新モンスター”ヒプノック”もいるらしい。配信クエスト”樹海の眠鳥”も楽しめる(ハンターランク11以上だけど)。うーん、待ちきれない! けど、まだアップデート中(笑)。お、たったいまログインできた大塚角満から最新情報が。スキルが大幅に変わっている模様! もしや俺の防御-20にも変化が! 過度な期待はだめですか(笑)? ※その後確認したところ、見事防御ー20は消滅! やった! と思ったら、”気絶倍加”が着きました(苦笑)。
▲これが噂のヒプノック。厄介な睡眠ブレスとか吐くんだって。おそろしいような早く対峙してみたいような……。