スクウェア・エニックスは、2021年11月23日(火)に発売を予定していた『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』の発売日を、2021年12月7日(火)に延期したことを明らかにした。

 延期の理由について、『FF14』プロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏は以下のように説明している。

【吉田直樹氏のコメント】
 このたびは、発売予定日の直前になっての延期発表となり、誠に申し訳ございません。『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』は、最新の拡張パッケージであると同時に、旧『ファイナルファンタジーXIV』のローンチから続く「ハイデリン・ゾディアーク編」という 11 年のサーガに完結をもたらす作品です。もちろん、『ファイナルファンタジーXIV』は『暁月のフィナーレ』以降も新たな冒険をお届けしていくことになりますが、旧版の失敗からここに至るまで、本当に様々な道のりがあり、僕の中で「『暁月のフィナーレ』の完成度を、今持てる力の限り、最大限まで高めたい」という欲求を抑えることができませんでした。それにより、クオリティアップに費やした時間が想定をオーバーし、結果的にデバッグ期間を消費することとなってしまいました。一方で、オンラインゲームにとって安定性は非常に大切であり、マスターアップに伴うデバッグ期間を再確保するため、2 週間の延期という決断をさせていただくに至りました。改めて、この度はプレイヤーである光の戦士の皆さん、ならびに関係各位に多大なるご迷惑をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。『暁月のフィナーレ』にて最高の冒険をお届けし、またその先のアップデートによるゲーム体験の拡大も併せ、一歩ずつまた信頼を取り戻せるよう、引き続き最大の努力をしてまいります。

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