NINJA GAIDEN 4(Windows)のレビュー・評価・感想情報
忍者のスピード感溢れる立ち回りをベースに、ボ タンひとつの“型”の切り換えによる変幻自在な攻 撃、多彩な武器と技、回避、反撃、コンボ、即死 攻撃、そしてゴア表現と、戦いの爽快感と駆け引 きをこれでもかと追求し、気分はスーパー忍者。 一騎当千的な戦いの“HERO”、ヒリヒリした命の 駆け引きが熱い“MASTER NINJA”など、 選ぶモードでまったく別物の立ち回りのア クションになるデザインも見事。
週刊ファミ通1923号より
ハイスピードでくり出すアクション、敵を切り払 う手応え、痛快な演出。いずれもアクションゲー ムとして一級品の仕上がりで、操作していて気持 ちいい。敵のガードや強攻撃に対して有効な“鵺の 型”を使いこなすのが重要となり、操作の忙しさは あるものの、攻め攻めの姿勢がリターンをもたら すのがスリリングでおもしろい。基本的 に高難度だけど、アシスト機能を使える 難易度“HERO”があるのも○。
週刊ファミ通1923号より
めくるめく疾走感を前面に押し出した演出と、何 が起こっているかをきちんと伝える表現力。片方 を犠牲にした作品も多いなか、両立させているの が見事です。色気の漂うキャラデザインとストイ ックなハイテク忍者のありよう、妖しい舞台の取 り合わせも目に楽しい。多彩な攻撃やスキルは覚 えきれませんが、気に入ったいくつかを使 い込むのもいいじゃない。“滅却”や“血殺” といったトドメが気持ちいい。
週刊ファミ通1923号より
シンプルかつ小気味よく構成された移動系アクシ ョンと、その合間に配されたヘビーな戦闘を交互 に楽しむ構成。戦闘系アクションの操作は、プレ イヤーごとの理解度・腕前に応じた調整が可能と あって、“リッチなリソースで構成されたカッコい い場面・珍妙なモノを楽しむツアー”としての価値 も十分です。ゲーム内での評価軸が何か とネガティブなのは、高難度が標準(?) の作品の宿命と割り切るべし。
週刊ファミ通1923号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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