KNACK(ナック) ふたりの英雄と古代兵団(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ナックのサイズを任意で変えられるようになったのと、ステージ構成に変化がついたことで、前作のウイークポイントだった、単調な展開からの脱却に成功。“スフィア盤”のような成長システムやQTE(クイックタイムイベント)など、スタイルこそ1世代前によく見られたものながら、幅広い層が楽しめるゲームとなっています。ふたりでの協力プレイもできるので、親子やカップルならより楽しめそう。
週刊ファミ通1503号より
前作と比べてアクションの種類が豊富になり、ほとんどの場面で、ナックのサイズを任意で大小切り換えられるようになったことで、それを活用した探索要素やギミックを解く場面もあり、冒険の楽しさが増した。際立った目新しさはそれほど見られないが、手堅く遊びやすい内容に進化している。ひとりプレイ中に、気軽に協力プレイの開始と終了が行えるのと、協力で特殊なアクションを出せる点は○。
週刊ファミ通1503号より
探索中にもムービー演出やQTEが盛り込まれ、前作より動的な印象。チャプターがやや長めで、中だるみするステージもある一方、趣向を凝らしたマップも。ギミックも歯応えが増したが、わかりやすいヒント機能が助かる。パリィなどのアクションが増え、戦いかたの幅も広がった。スキルツリーは、序盤は自由度が低いのがもどかしい。ふたり協力プレイは、特殊攻撃やワープができて攻略しやすいね。
週刊ファミ通1503号より
パーツを取り外してサイズダウンできるようになったことで、前作よりも戦略性の幅が拡大。これを活かしたギミックや謎解きも多く、パンチでの攻撃一辺倒だった前作に比べて、アクションにメリハリがついた感あり。スキルツリーによるキャラ育成など、やり込み要素も追加されており、全体的に遊びがパワーアップしている。ふたり同時プレイの協力感も楽しく、パーティーゲームとしてのデキもいい。
週刊ファミ通1503号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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