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達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】

達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
 2026年9月17日~21日に開催された東京ゲームショウ2026(17日・18日はビジネスデイ。21日の現地開催は中止)。
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 ガン型コントローラー“G'AIM'E(ジーエイム)”でおなじみの達成電器ブースでは、ガンシューティングゲームに関する技術デモが公開された。本記事では、その技術デモの解説を聞きながら、実際に試遊してみた感想をお届けしよう。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
ブース内を案内してくれたのは達成電器の中村成輝氏(左)とアンドリュー・スティール氏(右)。

ガンシューの技術デモが公開

 1980年代~2000年代まで、アーケードの専用筐体や家庭用ゲーム機などで普及していたガン型コントローラーは、ブラウン管モニターからの光(走査線)を感知して、銃口がどこに向いているかを読み取るという仕組みだった。これはブラウン管の時代だったからこその技術だ。現在の一般的な液晶モニターでは描画方式が異なるため、同じやりかたではプレイできない。

 先述の通り、達成電器ではすでにプラグ&プレイゲーム機“G'AIM'E”を発売している。これは、モニターの種類を問わない技術を使ったガン型コントローラーとゲームが一体型になったもの。バンダイナムコエンターテインメントよりライセンスを受け、『
タイムクライシス』や『ガンバレット』など4タイトルのガンシューティングが楽しめる。

 それとはまた別に、開発中のものが出展された。あくまで技術デモなので製品化が約束されたものではないが、今後の展開に期待ができるようなものとなっている。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】

“G'AIM'E”が単体で進化

 いままでの“G'AIM'E”はゲーム機の側面があり、単体で楽しめるものの、ソフトの追加やほかのゲーム機につないでの使用といったことはできなかった。今回の技術デモは“この現代に、汎用的なガン型コントローラーを復刻させよう”という目標を立てたもの。

 今回披露されたものは2種類存在し、従来のガンコントローラーの仕組みをそのままパワーアップさせ、精度などを高めた“G'AIM'E PRO”(ジーエイム プロ)。もうひとつが、ジャイロ機能を使った技術で、手軽にガン型コントローラーの操作感が体験できる“G'AIM'E LITE”(ジーエイム ライト)。

 なお、いずれも精度がプラグ&プレイゲーム版とは大幅に上がっており、数字としてはラグを約4分の1までに抑えているとのこと。試遊は、『ガンバレット』に対応していた。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】

ジャイロのお手軽“G'AIM'E LITE”

 “G'AIM'E LITE”は、ジャイロゆえに銃で狙いを付ける部分は“ごっこ遊び”に近いものの、どんな距離でも操作でき、なんとなく狙っている感覚は味わえる、かなりカジュアルなもの。

 試遊では操作感を確かめるためにカーソルがつねに表示されていたが、製品版ではオフにできるようだ。そのカーソルがあったのもあり、ガン型コントローラー操作というよりなんとなくマウスカーソルを動かしているような感覚になってしまった部分も。とはいえ、これはこれで楽しめた。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
LITE版と銘打ちつつも、見た目はPRO版と違いはない。見た目のデザインは従来のものを流用しているだけで、完全に仮とのこと。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】

 ガン型コントローラーをゲームパッドのようにゲーム機本体へつなげば遊べる想定のものなので、準備のハードルは低く、どんな姿勢でも撃ってる感覚が味わえるだろう。ガンコンの右側ボタンを押すと、中央判定にアジャストされる仕組みだったので、適宜中央にズラしながら撃つと遊びやすかった。

 価格もかなり抑えられることを予定しているそうで、まさに“LITE”な作りになっている。カメラや事前の調整も必要なし。つなぐだけで遊べるのが魅力だ。遊び込んでいくうちに遅延が気になってくるかもしれないが、取材時は気にせず遊ぶことができた。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
横にいたファミ通編集者に動画を撮影してもらったのだが、もはや銃で画面に狙いを付けていないことを後で知る。遊んでいる本人は、狙って遊んでいるつもりだったので、ジャイロでも十分ガンシューっぽさはある。とはいえ、カーソルを目で追ってしまっていたのだが。

まさにプロ向け“G'AIM'E PRO”

 コアなプレイヤー向けに作られた、極限まで研ぎ澄まされたバージョンが“G'AIM'E PRO”。高いトラッキング精度と超低遅延を誇り、ガンコントローラーのフラッグシップモデルを目指しているという。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
PRO版
 実際に触れてみると、片手持ちならば手のブレすら感知するほどの高精度で、コントローラーをガッシリ握ると照準も安定。とくに左右上下へ高速移動したときの精度がバツグンによく、もとの“G'AIM'E”では急いで狙いを付けたのに照準が追いつかず、途中で弾が発射されたりすることも。

 “G'AIM'E PRO”はキビキビと動かしても、瞬時にエイムが追いついてくれる印象だった。今回遊んだ『ガンバレット』はそういった競技が多いため、相性が非常によかったように思う。ただ、精密射撃では正確性がより重要となるため、“G'AIM'E PRO”のほうが難しいと思える場面もあった。
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
PRO版は、画面の隅にセンサー用の四角いマスが置かれていた。

 LITEとPRO、いずれもトリガーを引きまくるゲームゆえに指が疲れるのも懐かしい感覚。押し応えがしっかりしているのはいいが、ここの調整も製品版だと効くといいなぁ、と思った。見た目も仮のものになっているそうなので、遊びやすさなども今後磨かれていきそうだ。
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ジャイロ版と違って、こちらはしっかり銃本体でエイムが必要なことがわかる。

ソフトメーカーさん、動くならいまです!

 前述したように、これはあくまで技術デモ。達成電器が目指しているのは、たとえばほかのメーカー(セガやKONAMIやタイトーなど)が過去に発売したガンシューティングゲームを、いずれかのハードに移植したときにマストなガンコントローラーがあるのはどうだろうか?

 もしくは新作ガンシューティングゲームを作りたい、となったらこのガンコントローラーがあれば! という、達成電器からの提案なのだそうだ。つまり、ガンシューティングゲームをハードウェア側から復刻させようと考えているワケ。

 さすがに何もないところから開発しているわけではなく、ソフトメーカー各社と相談はしているとのこと。今後何かしらのプロジェクトにつながれば、現代の家庭用ゲームに、ガンシューティングというジャンルが復活するかもしれない。

 これは筆者の勝手な話だが、『
リーサルエンフォーサーズ』シリーズが好きだったので、また遊んでみたいなぁって思ってたり。KONAMIさん、こういう周辺機器出そうなんですけど、どうです?(身勝手な希望)
達成電器ブースの新型“G'AIM'E(ジーエイム)”の技術デモを試遊。LITEとPROの2種類で幅広い層に向けていく。汎用ガンコンの開発で令和のガンシューブーム到来が見えた【TGS2026】
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