『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】

『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
 2025年4月16日にサービスがスタートしたスマートフォン向けアプリ『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(以下、『ジージェネ エターナル』)。戦略シミュレーションゲーム『ジージェネレーション』(以下、『ジージェネ』)シリーズ最新作として、多くのプレイヤーに遊ばれている。
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 同作が今年10月に1.5周年を迎えることを記念して、バンダイナムコエンターテインメントの小島省吾プロデューサーにインタビューを実施。これまでのサービスの振り返りや、“Eシミュレーター”、『SDガンダム外伝』などのゲーム内イベントの制作秘話、そして1.5周年施策についてうかがった。
※インタビューは2026年8月中旬に実施したものです。

小島省吾 氏こじましょうご

『ジージェネ エターナル』のプロデューサー。本作の開発・運用を中心に、各種方針の決定などを担当している。文中は小島。

参戦作品100作品・登場ユニット1000体は“気づいたら到達していた”

――1周年から1.5周年までの半年間を振り返ったときに、もっとも大きく変化したのはゲームの中身、プレイヤーの遊びかた、運営チームの考えかたのうち、どれでしょうか?

小島
 大きく変化した部分については、私たち開発チームとしてもひとつに絞れるものではなく、総合的な変化だと捉えています。運営タイトルということもあり、つねに変化や改善を重ねながら、このスピード感に置いていかれないように走り続けてきたのが、この1周年から1.5周年にかけての期間でした。

――1周年までを“立ち上げの時期”とするなら、現在はどのようなフェーズですか。

小島
 1周年までのフェーズを“立ち上げ時期”と定義するならば、これからは“よりよい未来への準備フェーズ”だと捉えています。1.5周年のタイミングで実施予定の生配信などを皮切りに、遊んでいただいているプレイヤーの皆さんに向けて、新たな遊びやコンテンツの準備を進めている段階です。

――今後も順次アップデートをかけていくということですね。ハーフアニバーサリー(0.5周年)時点では、おもな課題として“ステージやユニットを追加するスピード感”や“ファンが楽しめるコンテンツのさらなる充実”などが挙げられていました。そこから1年経って、改善できた点や、まだ足りない点、あるいは想像以上に難しいと感じている点があれば教えてください。

小島
 改善した部分はありますが、正直なところ、1年経っても大きな課題自体は変わっておらず、まだ十分ではないと認識しています。とくに1年半運営を続ける中で、「プレイヤーの皆さんひとりひとりが、好きなユニットを使って楽しめる遊びやコンテンツが少し足りていないのではないか」という課題も見えてきました。まずはそこを中心に開発を進めていきたいと考えています。

 開発に時間を要するため、実装までお時間をいただくものもありますが、作品やユニット、キャラクターなどの追加もしっかりと進めていますので、引き続きお待ちいただけるとうれしいです。
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
メインステージでの追加だけでなく、ストーリーイベントとしても多数の作品が登場している。
――サービス開始前に想定していた遊ばれかたと実際の遊ばれかたで、大きく違った部分はありますか?

小島
 『ガンダム』というIPは、私が生まれる前から存在し、もうすぐ50年を迎える長い歴史があります。『ジージェネ エターナル』としても、プレイヤーの皆さんのスタイルに合わせて遊んでいただけることを第一の目標にしていたので、想定と違ったというよりは、それぞれのペースで楽しんでいただけていることを、うれしく感じています。

 ただ、その中でもプレイヤーの皆さんに新しい遊びをひとつでも提供したいと考えて、7月に“Eシミュレーター”というイベントを実装しました。これまでは“原作追体験”をベースに作品を追加してきましたが、今回は“ありえたかもしれない歴史”という新しい形に挑戦しました。

――実際にプレイしてみて、すごくおもしろいコンテンツだと感じました。プレイヤーからの反響も大きかった印象です。

小島
 “Eシミュレーター”の実装直前まで、開発チーム一同「本当に受け入れてもらえるのか?」と不安がありました。しかし、いざイベントが開催されると、想定以上に多くの方にシナリオを深く楽しんでいただけました。「次回を早く!」というお声もいただけたのは本当にうれしかったですね。

――“Eシミュレーター”に関しては、この後、じっくりとお話をうかがいます。ちなみに、この半年間でプレイヤーからさまざまなフィードバックがあったと思いますが、当初の計画から変更したもの、優先順位を入れ替えたものなどはありますか?

小島
 不定期ではありますが、アンケートなどを実施し、寄せられたご意見には開発チーム全員ですべて目を通しています。皆さんから多くのご意見をいただく一方で、計画の大きな変更はございませんが、皆さんに最大限楽しんでもらうために優先度を上げて制作を進めたのが、まさに“Eシミュレーター”などになりますね。

――アンケートで得た意見のうち、具体的にゲームに反映したものや、企画がスタートしたものなどはありますか?

小島
 “かゆいところに手が届く”といった細かなアップデートは随時実施しています。コンテンツについては、「ほかのプレイヤーと遊びたい」といったご意見もいただいています。ただ、開発チームとしては、これまで通り“ほかのプレイヤーとの競争”は『ジージェネ エターナル』のゲーム性とは少し異なると考えています。あくまで皆さんがそれぞれのペースで遊べることを前提に、協力プレイのような遊びを楽しめるコンテンツも検討させていただきながら、お手持ちのまだ活躍しきっていないユニットが活躍できる場を優先的に拡充したいと思っています。

――今年の3月に開催されたファンミーティングでは“ボールが10億機以上解体された”というデータも公開されました。おもにGショップポイントを貯めるための手段としてボールが開発されては解体されていますが、これは当初から想定されていたのでしょうか?
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
ファンミーティングで公開されたデータ。ちなみに2位は61式戦車で、解体総数は2億7606万595体だった。
小島
 当初から想定していたわけではないですね。ですが、『ジージェネ』らしいプレイでもありますので、皆さんが発見してくださったひとつの遊びかただと考えています。むしろ、ユニットを開発しやすくするべきだろうということで、開発に関するアップデートも行いました。

――一気に複数体の機体を開発できるようになったのはうれしいアップデートでした。

小島
 開発経路図の利便性向上として入れたアップデートですので、よかったです!

――海外の一部地域でストアセールスランキング1位を記念してダイヤが配布されることもありましたが、海外展開の手応えはいかがでしょうか?

小島
 サービス開始から、想定以上の手応えを感じています。国内のお客様はもちろん、海外でも多くの『ガンダム』ファンに遊んでいただけていることはうれしい限りです。アジア圏での人気はもちろん、北米などのプレイヤーの皆さんにもしっかり遊んでいただいています。
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
8月31日にURユニット“フルアーマー百式改(EX)”が実装されたタイミングでも、海外の一部地域でストアセールスランキング1位を達成していた。
――日本市場と海外市場で運営上の違いはありますか?

小島
 世界中の『ガンダム』ファンに楽しんでいただくことを重視し、『ジージェネ エターナル』は地域ごとに運営を分けず、基本的に共通の方針で運営しています。海外でもアンケートを同時に実施しており、世界中のご意見をいただきながら運営しています。

――参戦作品が100作品、登場ユニットが1000体を突破するという大きな節目を迎えましたが、ゲーム運営やコンテンツ設計にどのような変化をもたらしたでしょうか?

小島
 前提として、100作品、1000体を超えられたのは、プレイヤーの皆さんの支えがあってこそだと考えています。この場を借りてプレイヤーの方々に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。

 そして開発チームとしては100作品、1000体という数字を最初から意識していたわけではありませんでした。というのも、6月に実施したロードマップ生配信の準備中に「
『機動戦士ガンダムF91』を実装したら、機体数が1000体を超えるのでは?」と気づき、開発チーム内で計算したところ、作品数も100を超えていることが判明したのです。

――いつの間にか到達していたのですね(笑)。

小島
 そうですね。節目を目指していたというよりは、気づいたら到達していた感じですね(笑)。作品数、ユニット数が節目を迎えましたが、今後も変わらず“遊べるガンダム大図鑑”として運営を続けていきたいと考えています。

 ただ、ユニットやキャラクターが増えたことで「もっと活躍させたい」というご意見もいただいています。先ほどもお話しした通り、好きなユニットを活躍させる場が足りないという認識を持っていますので、多いがゆえの課題に向き合い、より楽しんでいただけるよう取り組んでいきます。

 そのためにも、今年のゴールデンウィークに実施したSSRユニット以下限定のマスターリーグのような、新しいコンテンツの追加も検討しています。

――お祭り的なマスターリーグは、今後も不定期で開催されるのでしょうか?

小島
 そうですね、不定期にはなりますが、タイミングを見計らって、皆さんの好きなユニットを活躍させて遊べる場を増やしていきたいと思っています。

――ユニット数が1000体を超えたことで、検索機能などの情報の整備がより重要になっていると思います。つぎに大きく改善したいUIや操作部分はどこでしょうか?

小島
 機能全体を俯瞰しながら、必要な箇所は順次改善していきたいと考えています。ユニット数が増えたことで遊びにくくなったり、操作が煩わしくなったりしている部分の改善をはじめ、ひとつひとつ対応させていただくので少々お待ちいただけるとうれしいです。

――ちなみに、実装された機体の中にはマニアックな機体もありますが、どのような基準で実装する機体を選んでいるのでしょうか?

小島
 “遊べるガンダム大図鑑”ということで、作品ごとに開発経路図を用意しており、各機体の細かい設定も拾いながら、できる限り網羅する方針で実装しています。それでも実装に至らなかったユニットもいて……。ただ、ファンの皆さんの期待に応えられるように、さまざまな機体を積極的に取り入れたいと思っています。
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
――実際の流れとして、作品ごとに実装する機体を選出されていくようなイメージでしょうか?

小島
 作品の追加に合わせて、その作品に登場する設定も含めて一覧化して、どの機体を実装するかを決めていく流れです。

 0.5周年のときに追加した
『機動武闘伝Gガンダム』に関しては、本来であれば各国のモビルファイターを実装したいのですが、すべてを入れるのがなかなか難しくて……。

――今後、実装に至らなかったユニットやキャラクターが追加される可能性は?

小島
 もちろん可能性はあります。これまでも大規模攻略戦やEシミュレーターなど、開発経路図以外でも提供しており、現時点では実装されていなくても、今後追加できる余地を残した形で開発を進めています。

武闘家ネモの武装“れんぞく”は『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』のイメージを踏襲

――8月に開催された『SDガンダム外伝』のイベントはすごく力が入っているなと感じました。とくにこだわった部分はどこでしょうか?

小島
 『ジージェネ エターナル』としてはすべての作品を大切に扱っていますが、『ジージェネ』シリーズの最新作として、初めて作品に触れる方には手軽でわかりやすく、往年のファンの方には「そうそう、これこれ!」と思っていただけるように意識しています。その中で『SDガンダム外伝』については、『ジージェネ』シリーズで初めて原作追体験のシナリオを実装したこともあって、自然と開発にも力が入った部分はあったかなと思います。

――ワールドマップをタップすると解説が出たり、隠しボスが用意されていたりと、開発陣の熱を感じました。何か隠し要素があるんじゃないかと、海の上をタップしたりして(笑)。
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イベントではスダ・ドアカワールドのマップも。タップすると各キャラクターや町の情報などが閲覧できた。
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マップのとある島をタップすると、隠しボスも出現。これまでにない仕掛けも用意されていた。
小島
 自分もテストプレイのときに、「あれ、こんなのあったっけ?」と驚くくらいでしたね(笑)。

――各ユニットのアニメーションもすごく凝っていて、カードダスのデザインを再現したポーズを決める演出もありました。

小島
 開発チームの“血と汗と涙”というよりも、“やる気と喜び”が全面に出た結果ではあります。映像化された部分が少ないので、当時のプラモデルなども確認して、その設定も参考にしながら開発を進めました。

――武闘家ネモの武装“れんぞく”はURユニットに匹敵するほど豪華なバトル演出でしたね。加えてマップ兵器版が強力でしたが、RPG作品に登場するネモをイメージして作られたのですか?(※)
※1991年にスーパーファミコンで発売されたRPG『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』。ゲーム中に仲間になる武闘家ネモは、ミスをするまで何度でも攻撃できる“れんぞく”の特技を持っていた。
小島
 すべてに共通するのですが、ファンの皆さんにとって印象深いシーンや要素は取り入れたいという思いがありました。原作をなぞることだけが正解だとは考えておらず、『SDガンダム外伝』に関しては、アニメのイメージもありますが、ゲームから着想を得て、開発チーム内で“れんぞく”の攻撃回数をどのように再現するかの議論を重ねて、いまの形に落とし込みました。


――そこまでのこだわりが! そうなってくると今後追加されるユニットにも期待が高まりますね。

小島
 「これぞ『SDガンダム外伝』だ!」というネタをすべて拾い切れるかというと、ご期待に沿えない部分も出てくるかもしれませんが、できる限りファンの皆さんに納得いただけるものを提供していきたいと考えています。

――今回のイベントで“アルガス騎士団”までのシナリオが描かれましたが、“ジークジオン編”の完結シナリオとなる“光の騎士”、そしてさらに続く“円卓の騎士編”など、その後の漫画作品などのストーリーも期待していいのでしょうか?

小島
 現状で言えることは、第4章となる“光の騎士”については、必ず実施します。その先は現時点では未定ですが、できるところから取り組んでいきたいと考えています。

――第4章というと、やはりスペリオルドラゴンに期待が高まります。あと、今回のイベントのトップビジュアルに描かれていた騎士アレックスの実装も楽しみです……!
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
イベントのトップページには騎士アレックスの姿が確認できたが、残念ながら実装されなかった。
小島
 ありがとうございます! “光の騎士”のシナリオになるので、もちろんご期待いただいているユニットたちも出す予定ですので、ご期待ください!

――『SDガンダム外伝』と聞くと、『SD戦国伝』などにも期待してしまいますが、このあたりはいかがでしょうか?

小島
 そこも取り組んでいきたいとは考えていますが、現時点では何も決まっていません。実装が決まりましたら、あらためてお知らせします。

“Eシミュレーター”の第2弾も前倒しで制作中

――続いて、今年の7月に開催されたイベント“Eシミュレーター”についてうかがっていきます。“ありえたかもしれない歴史を描く”というコンテンツですが、このタイミングで新たな方向性を打ち出した理由は何でしょうか?

小島
 『ジージェネ エターナル』という作品を運営していく中で、同じことをくり返していくだけでは、どうしても飽きが生じてしまいます。さらに、アンケートなどを通じて「この作品を追加してほしい」というご要望を多くいただく一方、「新しい遊びが欲しい」という声も多数寄せられていました。

 そこで新たな遊びとして皆さんに提供できるものは何かと考え、過去の『ジージェネ』シリーズにもなかった形として、“Eシミュレーター”を企画・実装しました。

――シナリオを作るうえで、「ここまで原作のシナリオを変えていい」、「この人物の性格は変えてはいけない」といったルールは厳しかったのでしょうか?

小島
 私たち自身が『ガンダム』への愛を持って制作するのはもちろんのこと、バンダイナムコフィルムワークス様に多大なご協力をいただき、キャラクターやお話のイメージを崩さないよう、細心の注意を払いながらシナリオを制作しました。

 とくに今回の“U.C.0079”というテーマでは、“Eシミュレーター”独自の部分もありますが、小説版にある“カイがニュータイプに目覚める”といったエピソードも取り入れました。そうした『ガンダム』に関する文献などをベースに制作した形です。
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――MSV(MOBILE SUIT VARIATION)などの設定もうまく使われていますよね。

小島
 そう言っていただけるとうれしいです。じつは、開発初期の段階では、すごい数のフラッシュアイデアを出していたんです。そこから今回の形に落とし込みました。開発にはものすごく時間がかかりましたね。

――まずは“Eシミュレーター”のベースとなるシナリオを、開発チーム内でシミュレーションしたわけですね。

小島
 おっしゃる通りで、開発チーム内の“Eシミュレーター”を行うところから企画がスタートしました。もちろん、アイデアすべてのシナリオを作ったわけではなくて、「ここで分岐したらおもしろそう」というネタを案として出して、そこから精査していった形ですね。小説などの流れも踏まえ、ファンの皆さんに納得していただける範囲で「ここはこう分岐すれば」という部分を盛り込みました。

――今後の主要コンテンツとして継続されていくのでしょうか?

小島
 可能な限り継続していきたいと考えています。正直に言うと、ここまでご好評をいただけるとは想定していませんでした。制作に一定の期間を要するイベントでもあるため、すぐ第2弾を、というわけにもいきません。

 ただ、予定を前倒しして第2弾の準備を進めています。年明けぐらいを目指し、遅くとも2周年を迎える前にはお届けできればと考えており、現在鋭意制作中です。第2弾のテーマは、ゲーム内お知らせをお待ちいただければと思います。

――1回取り扱った作品を、改めて取り上げるという考えはありますか?

小島
 その可能性はあると思っています。現状はさまざまな作品が存在しているので、まずはそちらにフォーカスしたいですが、可能性はゼロではないと思っています。
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アルティメット(ULT)機体の新たな“強化”要素も?

――先日のアップデートで、一部の耐久型ユニットとキャラクターの調整が行われましたが、これは個別のユニットへの対応なのか、それとも耐久型という役割全体を再設計するための第一歩なのでしょうか?

小島
 個別対応ではなく、耐久型全体のバランスを見直した結果です。アンケートやSNSなどでも「耐久型はちょっと使いにくい」というお声をいただいていました。耐久型ユニットは、ゲーム上の役割として配置して終わってしまうこともあったので、EX武装も含めてもっと攻撃に参加してほしい、皆さんに楽しんでいただきたいという思いから、耐久型ユニット全体を見直す調整を行いました。

 ただし、現時点ですべてのユニットやキャラクターを対象とする方針ではなく、必要に応じて適宜バランス調整を行いたいと考えています。

――支援型や攻撃型も含めて、今後も「この機体は性能が控えめ」ということがあれば調整が行われていくのでしょうか?

小島
 はい。すべてのユニットを対象とするわけではありませんが、攻撃型や支援型につきましても、適宜、タイミングと全体のバランスを見ながら調整を加えていきたいと考えています。

――バランス調整は難しそうですよね……。耐久型を調整すると、個性が消えて攻撃型や支援型に近づいてしまう懸念はありませんか?

小島
 そこは細心の注意を払っています。攻撃型は一撃の威力が高い、支援型はデバフや攻撃の補助、耐久型は本来の“守り”という役割をしっかり残しつつ、開発チーム全体で1000体を超えるユニットのバランスを見ながら、慎重に調整しています。没個性にはならないように心がけて、今後も調整を続けていきたいと思っています。

――1周年時点では「使用機会が限られるユニットについて、全体バランスを見ながら上方修正を検討する」とされていましたが、現在の基本方針は固まりましたか?

小島
 方針は変わらず、新たなユニットや作品の追加に合わせて、タイミングと全体バランスを見て上方修正を行っていく方針で進めています。

――各ユニットのレアリティによって、それぞれどのような役割を持たせたいと考えていますか?

小島
 前提として、URに関してはEX武装を持たせており、明確にほかの開発ユニットと差別化はしております。ですが、あくまでレアリティは、ゲーム上のわかりやすさのために設定しているものです。SP化やSSP化を追加させていただいたことで、レアリティによる役割の区分はそこまで考えていない、というのが現状です。

――アルティメット(ULT)機体に関しては、ゲーム内で最大解放時のステータスが確認できますが、今後の限界突破の手段はどのようにお考えですか?

小島
 限界突破できるようにするかは未定となりますが、新たな強化要素は検討しているタイミングになります。
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――その新たな強化要素は、プレイし続けていれば誰でもできる形でしょうか?

小島
 シリーズをよりやり込んでいただいているプレイヤーの方ほど、強化しやすいような要素を検討しております。詳細はお伝えできるタイミングまで、もう少しお待ちください。

――ちなみに、キャラクターのSSP化は……?

小島
 可能性はゼロではなく、案としては挙がっていますが、現時点で実装予定はありません。

――最新作品との連動など、今後も作品やユニットを増やし続けるうえで、現在の制作ペースは維持されていくのでしょうか?

小島
 新作との連動については、引き続きしっかりと取り組みます。今後のメインステージやストーリーイベントなどの作品追加についても、丁寧にスケジュールを立てて計画的に進めています。

 前回の生配信で「実装作品が薄くなっていないか?」というご意見もいただきましたが、引き続き“遊べるガンダム大図鑑”としてさまざまな作品を実装していきます。タイミングによっては実装ペースに変化があるかもしれませんが、合間に“Eシミュレーター”のような新しいコンテンツも入れつつ、遊びの幅を拡充していきます。

――今後も登場作品を追加していくと。

小島
 はい。そしてお伝えしたいのは、テレビアニメ化されている宇宙世紀シリーズおよびオルタナティブシリーズの作品については、すべて実装する所存です。そこはご安心いただければと思います。

――おぉ! それは期待が高まります。まだ実装されていない作品もいっぱいありますよね。

小島
 そのあたりには、しっかり取り組んでいきます。映像化作品以外も引き続き積極的に検討しており、追加できるものから順次お届けしたいと考えています。

 少しペースが落ちたように見えるタイミングもあるかもしれませんが、しっかりとゼロから一体一体作ってお届けしていきます。個別の作品追加については、生配信やゲーム内お知らせをお待ちいただければと思います。
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――サービス開始から1年以上経ちましたが、制作過程で効率化できた部分などはありますか?

小島
 開発面の効率化は適宜進めていますが、ひとつひとつの作品に対して全力投球という開発スタンスは変わっていませんね。

――イベント数を増やすことと、ひとつのイベントを深く遊ばせること、どちらを重視されていますか?

小島
 どちらか一方を重視するというより、“遊びたいときに遊べるものをしっかり用意する”ことを念頭に置いています。どれだけ深く遊ぶかも含めて、プレイヤーの皆さんそれぞれのライフスタイルに合わせた遊びかたを提供できればと考えています。

新たなメインステージは、U.C.0123(『F91』)以降を描いたテレビアニメ化済みの宇宙世紀作品

――1.5周年施策についてうかがっていきます。1.5周年の施策をひとつのテーマで表すとしたら何になるでしょうか?

小島
 1.5周年に限ったことではありませんが、今後もより多くのプレイヤーの方に遊んでいただけるよう、“安心して遊び続けられると思っていただけること”を大きなテーマにしています。

 運営を続け、多くの皆さんに遊んでいただいたことが結果にもつながっていますので、ただ盛り上がるだけではなく、今後にも期待していただける施策や情報をお届けしていきたいと考えています。

――1.5周年では、現在遊び続けている方、離れている方、これから始める方のうち、どの層をもっとも重視していますか?

小島
 節目のタイミングでもあるため、幅広い層に向けて施策を用意しています。

 記事公開時点では、カムバックキャンペーンが開催中です。50日以上プレイしていない方が対象で、復帰してログインするだけで、合計ダイヤ3000個と各種強化素材が入手できるようになっていますので、復帰していただくには、よいタイミングだと思います。

 また、詳細は1.5周年記念の生放送で発表しますが、9月末にメインステージの追加を予定しており、それに合わせてメインステージのAP半減キャンペーンを行います。現在も遊んでいただいている方はもちろん、久々に復帰する方やこれから始める方も、この機会にメインステージを進めていただいて、9月末の追加ステージを楽しんでいただければと思っています。

――AP半減は初めての施策ですね。ほかに初めての施策はありますか?

小島
 そちらの詳細については、9月下旬実施予定の生配信で発表する予定です。新しいステージやユニットはもちろん、新たな遊びやイベント、機能の改善、ガシャ、ログインキャンペーンと、いろいろな情報を用意しています。生配信で詳しく発表しますので、ぜひご期待ください。

――規模としては、これまでの周年タイミングと同等というイメージでしょうか?

小島
 メインステージのシナリオ追加は1作品となりますが、発表予定のキャンペーンなどは多数用意していますので、生配信での発表をお待ちください。

――メインステージ追加はどういった作品になるのか、ヒントをいただけますか?

小島
 6月に『機動戦士ガンダムF91』を追加しました。そしてつぎは、皆さんお待ちかねの“テレビアニメ化された宇宙世紀作品”から、“あの作品”を追加したいと考えています。

 メインステージの
『F91』の先に新ステージを追加予定なので、AP半減キャンペーンなどを活用して、メインステージを進めていただければなと思います。

 新たなメインステージの追加の前には
『機動戦士ガンダム00F』のストーリーイベントも開催しますので、ぜひそちらもお楽しみください。
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】
――『F91』の先……となると、あの作品が思い浮かびます。そちらの詳細は生配信で発表されるということで、期待しております。

小島
 もちろん10月以降もストーリーイベントなどの開催も予定しています。ロードマップ生配信でのタイトル発表をお待ちいただければと思います。

――キャンペーンについて、1周年のときのような規模のものはありますか?

小島
 1周年の際に行ったURユニットが2体以上確定の“最大47連無料ガシャ”は実施します。ただ、今回は排出対象に限定ユニットは含まれていません。サービス開始初期から実装されている14体の機体はすべて排出対象から抜いています。そのため、プレイを続けてこられた方でも、未所持のユニットを少しでも獲得しやすい内容にしています。

――ゲーム外のキャンペーンも用意されているのでしょうか?

小島
 このインタビュー記事の公開タイミングで、1.5周年の特設サイトをオープンします。生配信で発表する内容を集約し、1.5周年施策の全容がわかるサイトとして企画しています。

 ほかにも、オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンも準備中です。
――0.5周年インタビューでは、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』のステージも「いずれ実装したい」とおっしゃっていましたが、こちらはいかがでしょうか?

小島
 まだお待ちいただくことにはなりますが、準備は進めていますので、必ず実装します。先ほどお話しした通り、テレビアニメ化されている宇宙世紀およびオルタナティブシリーズの作品はしっかりとやりますので、お待ちいただければと思っています。

――ちなみに、『ビルドファイターズ』などの派生作品はいかがでしょうか?

小島
 宇宙世紀、オルタナティブのテレビアニメ化作品はもちろん、そのほかの映像作品も順次準備を進めている段階です。実装時期などの詳しい情報はお話できませんが、いずれ実装したいと考えていますので、今後の発表をお待ちください。

――いまのペースで進んでいくと、そう遠くないうちに、メインステージとして追加できる作品が尽きてしまいそうにも感じますが、その先についてはどのように考えられているのでしょうか?

小島
 大前提として、先のことを心配して出し惜しみするのではなく、いまお届けできるものをしっかり作っていこうという思いがあります。そのうえで、映像化作品以外にも膨大な数が存在しているので、それらを含めれば、作品はまだまだ残っていると思っておりますし、“Eシミュレーター”や今後実装する予定の新たなコンテンツなどを通じて、遊びも提供し続けていきたいと考えています。

――最後に、現在遊んでいる方、しばらく離れている方、これから始めようとしている方にそれぞれメッセージをお願いします。

小島
 日々遊んでいただいているプレイヤーの皆さんには、心より感謝しています。1.5周年でもより楽しんでいただける施策を準備していますので、まずは生配信での発表をご期待ください。

 しばらく離れていたプレイヤーさんやこれから始める方に向けても、カムバックキャンペーンやメインステージのAP半減キャンペーンを行っています。復帰される方はもちろん、いまから始める方にも、すぐに1.5周年の施策を楽しんでいただけますので、いっしょに遊んでいただけたらうれしいです。

 もちろんその先に向けて『ジージェネ エターナル』をさらに磨き上げていきたいと考えていますので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。
『ジージェネエターナル』つぎのメインステージは『F91』以降の宇宙世紀TVアニメ作品。Eシミュレーター第2弾も前倒しで制作中【1.5周年インタビュー】

担当者プロフィール

  • ごえモン

    ごえモン

    ファミ通.com副編集長。TYPE-MOON作品、『サガ』シリーズ、『マブラヴ』を愛し、スクウェア時代のSFC・PS作品に詳しい。 大学生時代は引っ越しの過酷なアルバイトで得た日給を必ず美少女ゲームに変換していたADV好きでもある。スマホゲームに毎年100万円以上課金していたが、最近は老後に備えて堅実に貯蓄している。 2007年〜2017年に電撃オンラインで編集スタッフとして活動後、2年間所属したAppBank.netで編集長を経験。2019年よりファミ通.comへ参画し、現在に至る。

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