中国の動画配信サービス“bilibili”による、アジア最大級のACG(アニメ・マンガ・ゲーム)イベント“BilibiliWorld 2026”(以下、BW2026)が、2026年7月10~12日に中国・上海の国家会展中心で開催された。
BW2026を日本のイベントにたとえるなら、“ニコニコ超会議”と“東京ゲームショウ”を掛け合わせたような催しだ。ただ、その空気感はどちらかといえば超会議寄りで、会場を歩けば必ずといっていいほどコスプレイヤーとすれ違う、お祭りムード全開の空間である。

取材当日(10日)の上海は30度を超える猛暑だったが、会場はそれを吹き飛ばすほどの熱気と勢いに包まれていた。そんなBW2026に出展していたのが、シンガポールを拠点とするゲームスタジオ・Elementaが手掛けるアクションRPG『白銀の城』。ありがたいことにブースへご招待いただいたので、今回は会場の様子をお届けしよう。

なお、筆者が実際にプレイしたクローズドβテスト(CBT)の体験リポートも、あわせてチェックしてほしい(第2回クローズドβテスト“二分法テスト”の応募受付は、2026年7月17日(金)0時59分(日本時間)まで)。
まるで本物の“お城”! 圧巻の『白銀の城』ブース
やってきたぞー! って遠くからでもひと目でわかるほどデカい。めっちゃデカい。力が入ってる……。写真に写る手前の人々と比べれば、このブースがいかに巨大か、想像していただけるのではないだろうか。ステージに用意された大型スクリーンには映像が映し出されており、迫力も満点だ。

外は灼熱だったが、会場内は空調が効いていて涼しく快適。助かる。
ちなみに、ブースの隣りへ目をやると、そこはもう人、人、人。通路まで人が溢れていた。
というのも、『白銀の城』ブースのすぐ隣りに4.1ホールへとつながる通路の出入り口があるため、ここはとくに人の往来が激しい。実際、ブースは見えているのに、近くへたどり着くまでに多少時間がかかってしまった。

なんか、コミックマーケットを彷彿とさせる、この感じ……。最高にイイね!
無事到着。これが、壮大な『白銀の城』ブースだ……! 白を基調とした外観の周囲には装飾を施した柱が立ち並び、まさに“白銀の城”の名にふさわしいたたずまい。

ふと見上げると、壁面上部から本作で重要な資源である“シルバーリキッド”を模した装飾がとろりと垂れている。
銀色に輝き、翼を広げた馬の巨大なオブジェが鎮座していた。これは、主人公たちがゲーム内で騎乗する相棒の馬を立体化したもの。馬なのにドリフトもしてしまう、じつはすごい馬。
そのかたわらには、レックスやレッドローズといったキャラクターの等身大パネルも並び、作品の世界観をそのまま切り取ったような雰囲気が印象的だ。
ブースを彩る、4人の公式コスプレイヤー
そんな中、ひときわ人だかりができていたのが、公式コスプレイヤーによる撮影会だ。シンデレラ、フゥ、主人公、レッドローズの4キャラクターに扮しており、めちゃめちゃクオリティーが高い。
青いソファと洋書が並ぶ上品なセットで撮影していたシンデレラ。金色の装飾が施された衣装を身にまとったその姿は、ただただ美しい……。再現度も高く、周囲には多くの来場者が集まっていた。


赤と黒のドレスに身を包んだレッドローズ。あでやかな雰囲気をまとい、こちらも多くの来場者がカメラを向けていた。コスプレイヤー本人の雰囲気とレッドローズがマッチしすぎ。

ほかにも、メイドのフゥや主人公の姿も。レベルが高い……。筆者は今回スマホで撮影していたが、カメラを持ってくればよかったなと少し後悔した瞬間であった。


左がメイドのフゥ、右が探偵の主人公。小物ひとつまで作り込まれていた。
ステージでは“観察眼”を試す企画も
ステージではさまざまなミニゲームが開催されていた。こちらは“破忘挑戦”と題したステージ企画。
画面いっぱいに並んだ色とりどりの漢字のなかから、文字の“色”と“意味”が一致する一文字を素早く探し出すというもの。プレイヤーの“観察眼”を試す、本作らしい内容だ。

難しそう、でも楽しそう。中国語が堪能ではない筆者でも、これは読める。
城の中は試遊スペース。細部まで作り込まれた装飾にも注目
ブース内に進むと、本作を実際に遊べる体験スペースが用意されていた。ゲーミングPCがずらりと並び、席はつねに満員。順番待ちの行列も途切れることがなく、人気の高さがはっきりと伝わってきた。


城内はステンドグラス風の装飾で雰囲気ばっちり。キャラクターのイラストも額縁に飾られていた。
また、壁面には、アーチ窓を模した額装の大型キャラクターアートがずらり。ここは体験エリアの待機列なのだが、並んでいるときからワクワクさせてくれる。

壮観だ。
ブース内には、さきほどコスプレイヤーが扮していたフゥをはじめ、キャラクターの等身大パネルがいたるところに置かれていた。

かわいい。
会場でいただいたお土産も紹介
うれしいことに、ブースで配布されていたお土産までいただいてしまった。コミックマーケットで配布されるような大きな紙袋に詰まっていたのは、クリアファイルをはじめ、コースター、うちわ、アクリル色紙など、さまざま。豪華すぎる。


コースターは探偵(主人公)のアシスタントを務めるアシュリーだった。
ブース全体の造形からコスプレイヤー、ステージ企画、試遊スペース、お土産まで、どれもハイクオリティー。『白銀の城』というタイトルの世界観を、ブース全体で表現し切っていた。
BilibiliWorldが初開催されたのは2017年。比較的歴史の浅いイベントでありながら、この規模と熱量には圧倒されるばかりだった。二次元カルチャーの“いま”の勢いを、全身で体感できる場になっていた。
冒頭のくり返しになるが、第2回クローズドβテスト“二分法テスト”の応募受付は、2026年7月17日(金)0時59分(日本時間)まで。気になる方はチェックしてみてほしい。