3対3のチーム戦が採用された

ここで特筆したいのは、エイティングはマンガ『史上最強の弟子ケンイチ』の格闘ゲームである、『史上最強の弟子ケンイチ 激闘! ラグナレク八拳豪』を作ったこともあり、これが隠れた名作。筆者は「『ケンイチ』を作ったエイティングなら間違いない」と周囲のゲーマーに語り、いっしょに対戦してもらうように呼びかけました。
『HUNTER×HUNTER』は主人公のゴンが自分の父親であるジンが“ハンター”として生きていることを知り、自身もハンターを目指して旅に出るストーリー。物語の途中で体から溢れ出す生命エネルギー“オーラ”を自在に使いこなす“念能力”が登場し、その念の能力を生かしたバトルや駆け引きが魅力のひとつとなりました。本作はそんな念能力のバトルを格闘ゲームのシステムに落とし込んでいます。




キャラクターはゴン、キルア、レオリオ、クラピカのメイン4人組のほか、ライバルキャラであるヒソカや、物語の節目に登場した強敵であるクロロ、ゲンスルー、メルエムも参戦。さらにハンター協会の会長であるネテロやゴンとキルアの師匠であるビスケ、意外なところでは巨大なキセルを武器に戦う熟練ハンターのモラウなども参戦しており、キメラアント編までに登場したキャラクターの中から16人が選出されています。
さらに、2025年10月16日にはネフェルピトー、同年12月25日にはフィンクス、2026年1月22日にはシズク、同年6月18日にはゼノがDLCで参戦しました。

ボタン連打でコンボがくり出せる“ラッシュコンボ”をはじめ、簡単コマンドで発動できる“オーラアーツ”やワンボタンでアーマー攻撃ができる“ネンパクト”など、初心者でも爽快感溢れるバトルが楽しめるようになっているのが特徴です。
バトルに緊張感を与えるのが2種類の“ギア”。“クイックギア”はリカバリーゲージを消費して発動。攻撃力と移動速度が上昇し、さまざまなアクションをキャンセルして即行動できるようになります。“オーバーギア”は一試合に一度だけ使える切り札で“クイックギア”の強化版。チームが受けていたダメージ量に応じて効果と継続時間がアップします。



キャラクターゲームとしてもこだわりを感じる作りで、通常はオーラアーツ(=超必殺技)として発動するクラピカの“絶対時間(エンペラータイム)”は相手チームに幻影旅団メンバーがいる場合は強制発動するという特殊なルールや、ゴンのオーラアーツ“ありったけを!!”は特定の状況でヒットさせると、ゴンが成長した姿になる演出なども用意されています。
個人的には完全に閉め切られた密室でのみ生息できる肉食性の念魚を呼び出すクロロの“密室遊漁(インドアフィッシュ)”が屋外のステージでも使えてしまうといった原作ファンゆえのツッコミどころもあるのですが、そこはまぁ、格ゲーとしてのバランスもありますし、あまり気にしても仕方がないのかもしれません。
『HUNTER×HUNTER』については原作のマンガが2026年6月29日より1年半ぶりに最新話が掲載。ふたたび盛り上がっています。
このタイミングでゲームのほうもプレイしてみてはいかがでしょうか?













