Here we go! やり込み派へ向けて開発された横スクロールアクション
1986年(昭和61年)6月3日は、任天堂からファミリーコンピュータ ディスクシステム用『スーパーマリオブラザーズ2』が発売された日。本日で記念すべき40周年を迎えた。

空前のブームを巻き起こした1985年9月13日発売の『スーパーマリオブラザーズ』。それを受けて翌年リリースされたのが、シリーズ第2弾となる『スーパーマリオ2』だ。主人公のマリオが、大魔王クッパにさらわれたキノコ王国のピーチ姫を救うために冒険をくり広げる。
当時の説明書によると、本作の舞台は『スーパーマリオ』のパラレルワールド。ジャンルは横スクロールアクションだ。システム自体は基本的に前作のものが継承されているが、ステージの構造や敵の配置が異なっている。

『スーパーマリオ2』では、ワールド1-1のスタート地点付近で無限1UPの裏技が可能。

本作のルイージは高くジャンプでき、マリオでは届かない場所へも飛び移れる。ただし、滑りやすいため操作にはコツが必要だ。
前作をやり込んだプレイヤー向けに発売された本作の難度は、シリーズのなかでも高い部類に入る。水中や地下といったバラエティーに富んだステージに挑んだものの、クリアーできずに涙を飲んだ方も多いのではないだろうか。

ゲッソーが群れをなす水中ステージ。過酷な冒険をBGMが忘れさせてくれる。

ニセクッパ戦。前作の同ステージにあった足場がなくなっており、難度がアップ。
また、ダメージを受けるアイテム“毒キノコ”だけでなく、体が勝手に流される“追い風”や前のワールドに戻される“逆ワープ”などの新たなギミックも搭載。これらの追加要素が、挑戦者たちを大いに悩ませた。

前作を大幅に上回る全52コースというボリュームも特徴のひとつ。なかでも、ある条件を満たすとプレイできるようになる“裏ワールド”は子どもたちの憧れで、これを出現させたプレイヤーはちょっとしたヒーローに。

ステージクリアー時に花火を上げられる要素も、子ども心をくすぐった。『スーパーマリオ』とは異なり、本作では獲得コインの下ひと桁とクリアータイムの下ひと桁を揃えれば、空に大輪の花が!
ちなみに、ゲームショップやおもちゃ屋に設置されていた“ディスクライター”での累計書き換え回数は、本作が第1位という記録がある。『スーパーマリオ2』は、それだけ多くのプレイヤーが体験した、いろいろな意味で思い出深いゲームなのだ。
なお、ディスクシステムは海外で発売されず、本作の販売も日本国内に留まった。その代わり、海外では『夢工場ドキドキパニック』のキャラクターがマリオたちに変更された『Super Mario Bros. 2』がリリースされ、のちに同タイトルが『スーパーマリオUSA』として逆輸入されたというエピソードも。
本作はこれまでWiiやWii Uに移植されてきたが、現在プレイするならNintendo Switch Onlineに加入し、ファミリーコンピュータ Nintendo Classicsからダウンロードするといい。もしくは、スーパーファミコン Nintendo Classicsの『スーパーマリオコレクション』でも体験することができる。

Nintendo Switch 2の巻き戻し機能を活用すれば、ミスなんて怖くない!
あのころ果たせなかった念願のクリアーを達成したり、もう一度ピーチ姫を救出したり。ぜひこの節目に、40年越しのチャレンジを楽しんでみてほしい。
画面はNintendo Switch Online版のものです。