2026年4月29日よりサービス中の『NTE: Neverness to Everness』(『NTE』)。プラットフォームはプレイステーション5(PS5)、PC、スマホ(iOS、Android)。 2026年5月13日より、新たなキャラクター“潯”(ほとり)が、プレイアブルキャラクターとして使用可能に。この残念美人の能力がおもしろいのだ。事前に“潯”に触れてみた感想や魅力について解説していこう。
なお、先行プレイはテストサーバー版で触れたものとなっており、正式版のものとは異なる点がある場合もあるのでご注意を。

この記事は『NTE: Neverness to Everness』の提供でお送りします。
怪異が街を包む『NTE』とは?
サービスインしたばかりの『NTE』がどんなタイトルなのか、軽くご紹介。本作は基本無料のオープンワールドRPGだ。プレイヤーは自身の分身となる主人公を通して、さまざまな超常現象現象“異象”(アノマリー)があふれる大都市ヘテロシティで、仲間たちと事件を解決していく。
異象はヘテロシティに当たり前に存在しており、日本で言えば座敷童や河童と共存しているようなもの。こういった現代怪異的な演出は、民俗学的な見地からすると“いまの時代の遠野物語(※)”のようにも見えるという。
※遠野物語:1910年に出版された日本の民俗学の古典で、岩手県遠野地方に伝わる怪異や伝説を集めた短編集。実在の人物が実際に体験した話が集められている。

4人で構成された交代式のアクションバトルや、キャラクターの細かな育成要素などは、昨今の基本無料オープンワールドRPGではおなじみの要素。中でも、現代的な見た目のヘテロシティを自由に探索できるのが特徴で、車やバイクなどの車両も乗り回せるし、一般人から拝借できたりもする。こういった奔放なおもしろさはゲームならではだ。

また、サブコンテンツも充実しており、カフェの運営やマンションを購入して家具を配置するハウジングなども楽しめる。登場キャラクターの一部に自分のマンションに住んでもらうといった、夢のようなプレイも可能だ。


といったような内容がだいたい公式でもアピールされており、たしかに触れていて楽しいポイントではあるが、個人的には異象(アノマリー)の存在こそが、本作いちばんの特徴だと感じている。
異象は“突然起きる謎の超常現象、または怪異的な生物”を指す、本作の鍵となる設定。落書きに化けた怪物がいたり、何かの怨念のようなものが宿った家具、はたまた意思疎通できる存在として日常生活に溶け込んでいる異象もいる。

敵であり味方であり、事件のもととなるさまざまな事象を指すことから、イメージとしては“SCP”などの超常現象コンテンツに近い。プレイヤーは骨董品屋エイボンの鑑定士。異象を鑑定し、倒したり仲間にするなどして物語が進むという作りからも、本作の中心であることは間違いないだろう(いまのところは異象専用の探偵グループの物語みたいな感じ)。

ファストトラベルは電話ボックスを経由する。これも異象のひとつ。
飲んだくれ系ボス・潯
そんな骨董品屋エイボンの店長を務めているのが、今回新たに使用可能になった“潯”(ほとり)。潯はすでに物語には登場しており、守銭奴な部分があったり酒飲みゆえに任務中に酔っ払ってしまうなど、その活躍やキャラクター性を見届けている人も少なくないだろう。


一見、大人な女性だが残念な部分も見て取れる。それがまた魅力。
異象ハンターギルドのマスターでもあるため、潯は依頼を受けたら異象ハンターたちを斡旋するなど、リーダーとしても活躍。ひょうひょうとした性格だが、ここぞというときには頼れるお姉さまタイプ。何かしらの実力者であることは間違いなさそうなのだが、その過去はいまのところ詳しくは語られていない。


ビジュアルは豪華な和装で、花魁のようなファッションがひと際目を引く。仕込み刀の使い手で、通常時は傘を使用して舞うように戦い、必殺技を放つと居合のような剣術で戦う姿も合わさって、かなり和風のイメージが強いキャラクターだ。




ちなみに本作は主観視点にすると、珍しくもキャラクターの身体の部位が見える。つまり、下を向けということである。
登場と同時に実装されるのが、着せ替えスキン“万金の蘭”。通常衣装は赤と黒の和装といった感じだが、“万金の蘭”はまさに白い蘭のようなドレス。洋装の潯も美しい。
ほかに乗り物スキンも用意されており、潯のイラストが描かれたバイクで街を疾走可能。いずれもガチャから引くか、指定回数ガチャを回すと確実に手に入る。



時間を止めると制限時間コンテンツで役立つ!
『NTE』はキャラクターによって街の探索に利用できるスキルやコンテンツに紐づく“シティスキル”を持っている。
潯は戦闘のほか、街で時間を停止させることができ、街行く車を止めたり、電車をストップさせるなど、非日常的な体験が味わえる。雨のときに使うと、雨粒が止まって見えるなど演出も細かい。
ユニークではあるが、ゲーム的には遊びの要素に過ぎず、攻略に便利かというとそうでもない。街歩きを楽しんだり、スクリーンショットや動画を撮影するときに重宝する能力と言える。

静止画なので伝わらないと思うが、念のため順を追って解説。いまこの状態だと車が走っている。

時間を止めると……、

車が止まった状態になる。雨も雨粒となって表示される。
とはいえ有用な場面もある。一部コンテンツには時間制限があるもの、または戦闘のクリアー時間で評価が変わるものが存在する。潯の時間停止は、その“経過時間すらも止める”効果を持っているので、一部コンテンツを攻略しやすくなるのだ。
たとえば、強盗コンテンツ“にくきゅう大強盗”。時間停止中にオブジェクトに触れることはできないが、敵を避けるなどのさまざまな使い道があるだろう。

ガチャの特典アイテムとして、空中滑空のスキンで潯の傘が貰える。
シティスキルはサブコンテンツ“オークション”に関わるもので、オークションの出品アイテム数を増やすなど、現段階では唯一無二の性能。オークションを活用したいなら、ぜひとも手に入れたいところ。

また、潯は自分の家に招待できる候補のひとりとなっている。部屋着スキンも用意されているほか、コミュニケーションやいっしょにドライブを楽しむなど、デートを楽しめる。ただ、残念ながら取材に使用したテストサーバー版では招待できず、街中に誘うこともできなかったので、この辺りは正式版のお楽しみとしたい。
仲間の力を集めて、解き放つ!
戦闘面も時間停止がポイント。独自のシステムを持っており、若干ややこしい仕組みになっているが、端的に言うと“仲間のスキルダメージを集計して、必殺技で解き放つ”といった瞬間火力に長けたキャラクターだ。

専用の時計ゲージを持つ
まず特殊な仕様として、通常スキルである“バイレールスキル”、必殺技“EXレール集結”にクールダウンが存在しない。代わりに、専用ゲージを消費して放つ仕組みになっているほか、潯には連環ゲージが存在しないのも特徴。専用ゲージは時間経過で溜まる。

ほかのキャラなら体力バーの横にあるはずの連環ゲージが、専用の時計のようなゲージになっており、時間経過で溜まる。
通常スキルで仲間のダメージを記録
バイレールスキルは、攻撃を仕掛けた後、味方の異能連環(サポートスキル)かバイレールスキルを一定時間のあいだ記録する効果を持つ。最大で3個記録でき、ほかのメンバーひとりにつき1個まで。
記録した状態で潯がバイレールスキルを再度使うと、記録は上書きされる仕組みなので、やみくもに連発するのは禁物だ。3人ぶん記録できなかったときなどに、やり直しとして再発動するといいだろう。ゲージ消費は50%。

必殺技で記録したダメージを解放
必殺技のEXレール集結では、10秒間すべての時間を止め(ボスの攻撃、ステージのカウントダウン含む)、記録された味方のダメージを敵へ与えるという仕組み。発動中は時間が止まりながら、潯が仕込み刀で戦うようになり、10スタックまで攻撃を当てると強力なフィニッシュ技を放つ。バイレールスキルでダメージを叩き出しやすい仲間と相性がいいだろう。ゲージ消費は100%。




属性は“光”。サポートスキルのひとつが“光×霊の異能連環で生み出した創生株の追加攻撃は、時間停止中も攻撃し続ける”という特性を持っている。創生株は、連環に成功すると出現するタレットのようなもの。九原、ナナリ、ミントといった“霊”属性のキャラクターと組み合わせたい。

専用ゲージが時間経過で溜まり、攻撃などでは蓄積されないため、ほかのキャラクターをメインに戦いつつ、まずはバイレールスキルで技を記録。その後、ゲージ100%まで待って、EXレール集結を叩き込むといった特殊な立ち回りが求められる。必殺技の前に創生株がたくさんあればあるほど、さらに強力だ。

専門性の高い一連の行動が必要になるが、各要素を分解して考えれば、それほど難しくはない。
- まずはスキル攻撃
- 3人順番に後退しながらスキル攻撃を放つ
- ゲージが溜まるまで待ったら必殺技をくり出す
これだけ覚えておけばいいので、慣れさえすれば扱いやすいとも言える。

潯を手に入れよう!
黙っていればストレートに美人のお姉さまタイプだが、いまのところストーリー上ではコメディ色の強い役回りが多い。そこに目をつぶればセクシー系美女キャラクターとして受け入れてもらえるのではないだろうか。バトルやふだん使いしている限りは抜けた面はあまり見えないし。何かしらの過去がある予感がするので、潯のストーリーの深堀りも楽しみに待ちたい。

戦闘面ではここぞというときに、チームメンバーの力を集結させて一気にダメージを叩き出す。これこそ異象ハンターギルドのマスターである潯のリーダーっぷりの再現である。スキルを連発するタイプではないので恒常的に戦いに参加するような立ち回りは求められていないように見えるが、もちろん好きな人は潯をメインに立ち回ってもいいだろう。

本作はガチャがかなりやさしめで、確定枠までガチャ回した際はほかのキャラクターが出ないようになっている(いわゆる“すり抜け”がない)。スキンが欲しい、といった場合には引き当てるか200回ガチャを回す必要があるため苦労するかもしれないが、ぜひとも潯を手に入れてみよう。限定ガチャ実施期間は5月13日~6月3日まで。

おまけのプチプレイ日記
このゲーム、麻雀ができるんですけど、ほかのプレイヤーと対戦できるもんだからハマっちゃいまして。というのも、ほかのゲームでだいたい同じような麻雀をやり込んでいたのもあって、慣れてたんですよ。休憩がてらにチマチマやってたらけっこう勝てちゃいまして、もう麻雀ポイントで買うアイテムなくなっちゃいました。

麻雀を遊ぶと、ゲーム内通過のほか、麻雀用カスタムアイテムも入手できるんですが、もう全部買うほどポイントを得てしまいました。
日本の麻雀じゃなくて四川風麻雀“血戦到底”をアレンジしたものが採用されているんですけど、まあリーチ麻雀じゃないので最初は慣れないと思います。カンがすごい強いこと、ポンを中心に立ち回る、そのため同じ牌を2枚持つ(トイツ)を作りまくる、多面待ちができるとメチャクチャに強いなど、ちょっとコツを覚えれば新しい麻雀として楽しめるのでオススメです。

よくわからない人は、とりあえず4枚集めてカン、2枚集めてポンを狙う、だけでもわりと勝てるのでは。
一見ギャンブルのようにも見えますが、ゲーム内のお金は消費せずに稼げるコンテンツなので、興味がある人は麻雀をただ楽しむだけでもオススメ。カワイイスタンプがたくさんあって、ちょっとしたコミュニケーションも楽しめますよ。でも、なんでトマト投げれるの?(笑)。