2026年3月20日に発売されたPearl Abyssの最新作『紅の砂漠』。先日、ファミ通.comにはライターのいーさん氏による「100時間以上プレイしてもまだまだたくさんの発見がある」という旨のレビューが掲載されたが、筆者のプレイ状況的にもまさにそんな感じだ。このゲーム、あまりにも遊べる要素が多すぎる。
※この記事は『紅の砂漠』の提供でお送りします。
最初の街にある宿屋の2階に行けば、韓国花札(ソッタと言うらしい)も遊べるんですよ。楽しい。
しかし、そこでも話題になっていたのが、ゲーム内での説明の手法だ。おそらく“冒険の中で発見してほしい”という考えから意図的に説明を減らしているのだろう。自由なオープンワールドゲームに慣れてない人からすると、初見では気づきにくい要素も多い。
そこで、序盤につまずきやすい部分を解決する方法を紹介。進行度としてはChapter.3序盤くらい(エルナンド近辺でうろうろしている段階)までを想定しているが、犯罪や釣りのコツなど、後半でも意外と役に立つ知識があるかもしれない。
インベントリ拡張バッグはショップで買える
『紅の砂漠』ではアイテム管理に気を付けたい。3月23日配信のパッチで個人倉庫が実装されたものの、適当にアイテムを取っているとすぐインベントリがパンパンに。
そういうときはサブクエストをクリアーするか、ショップで“インベントリ拡張枠”を購入しよう。序盤の街エルナンド近辺はだいたいどの店にも取り扱いがあるため、見かけたら必ず買うといい。

だいたい銅貨50枚。高くとも銀貨1枚分くらい。
そのためにも、マップ上にある“?”マークは積極的に解放するよう心掛けたい。ここにはショップがあったり、腕相撲や賭博などができる場所となっている。
近づいてその場にいる人に話しかければ詳細がわかるので、ショップならインベントリだけ買って離脱、それ以外ならそのときの気分で決めればOK。たいていのアイテムは後ほどクラフト可能なため、ショップを見つけた際は適当にアイテムを売り払い、ある程度スペースを空けておくのも手だ。

売った商人を覚えておけば後で買い戻しも可能。ただし、割高になる。
筆者はそこら中のバッタやら蝶やらを捕まえまくっていたために、すぐポケットがパンパンになり、そのたびに近場のショップへ売りに行っていた。
とはいえ、それほどの稼ぎにはならないので、何となくで捕まえるのはおすすめしない。“???”表記のものじゃなければ眺めるだけで満足しておこう。

草とか虫とか肉とかでごちゃごちゃのインベントリ。でも捕まえるのが楽しくって……。
ファストトラベルのポイントは“光を集める”で探す
ファストトラベルに使う“アビスの痕跡”は、“光を集める”コマンドで場所を視認できる。出しかたは弱攻撃とガード・ランタンの同時押し。ゲームパッド操作ならL1ボタン+R1ボタンだ。
『紅の砂漠』の最序盤にアビスを攻略する場面があっただろう。あそこで光を当てるギミックを解いたときに出したコマンドだ。

このキラッとさせるやつ。

画面の中央少し左が青く光っているのがおわかりだろうか。こんな感じで、“アビスの痕跡”などがある場所が光る。
“光を集める”は、空中での滑空状態でも使える。そのため、
(1)最初に解放したアビスの痕跡にファストトラベル
↓
(2)空中を滑空しながらほかのアビスの痕跡を探す
という動きが探しやすくておすすめ。大まかな場所に付いたら、光を集めるコマンドを出しながら細かい位置を探そう。

空中で滑空しながら使うと、こんな感じでいくつか青い光が見える。アビスから飛んですぐではなく、ロードが挟まってから使うといい。

近くに降りたら後は歩いて探す。遮蔽物があると青い光を探しにくいので、場所を見失ったらまた空に戻るか、高い位置まで移動しよう。
ただし青い光の先に必ずアビスの痕跡があるわけではなく、“アビス標石”と呼ばれるアビスアーティファクト(スキルポイント)が置いてあるだけの場合がある。そのときは気を取り直して空中に戻り、再チャレンジだ。

とはいえ、筆者のように「パズルを解いたのにアーティファクト取り忘れてた!」というドジをかまさない限りは大丈夫なはず。

エルナンドの北側にあるアビスの痕跡はとても便利。まずはここを開放するといい。
指名手配犯“ブリクス”は回避+つかみで捕まえる
指名手配犯は、生け捕りにしないと報酬が減額されてしまう。“捕まえる”コマンドが出ない指名手配犯の場合は、回避後に回避+蹴り(PS5のDualSenseの場合、〇ボタン→〇ボタン+△ボタン)コマンド入力で、相手に飛び掛かるモーションが出て馬乗りになれる。相手の体力が多すぎる場合は馬乗りになれないので、事前に数回攻撃して多少のダメージを与えておこう。
馬乗りになれたら、何回か“殴る”を選択すればそのうち“拘束”の選択肢が出る。誤って殴りすぎないよう要注意。

ただ近づいて回避+蹴りを入力するとつかみ攻撃になってしまうので気をつけて。ちゃんとダメージが入るので、続けるとふつうに倒してしまう。

回避の距離が長いため、「ちょっと遠いかな?」くらいの間合いでやると成功しやすい。
拘束した指名手配犯は、担いで持ち運び可能に。担いだ状態でも馬に乗れるので、とっとと運んでしまおう。確認した限りでは、かなり時間をかけても拘束から逃れられることはなかったので、一度拘束してしまえば基本的には安全なはず。

拘束した後、近づけば持ち上げることができる。

そのまま馬に乗って街まで移送すればミッションは完了。ちゃんと報酬を満額もらえる。
スキル上げは武器がおすすめ。滑空や気力を上げるのも便利
スキル上げには“アビスアーティファクト”というアイテムを使用する。序盤はクリフの“武器”(青色ツリーのいちばん手前にある武器のアイコン)を上げておくと戦闘が楽になるのでおすすめ。移動を楽にしたいなら“滑空”(赤色ツリーにあるカラスのアイコン)と気力(青色ツリーのいちばん外側にある大きな狼のアイコン)を取ろう。

敵を攻撃しながら武器を持ち変えるアクションなど、強化のたびにいろいろな攻撃手段を獲得できる。(厳密な効果幅は確認できないものの)武器攻撃の威力も上がるので、まずはここから。
とくに滑空と気力は、前述のアビスから降下→アビスの痕跡(ファストトラベルポイント)探しに重宝する。コマンド関係のスキルはほかのプレイアブルキャラクター(デミアンとウンカ)に反映されないが、気力、生命力、精神力は引き継がれるため、むだにになりにくい。困ったらとりあえず気力を上げておくと、探索はかなり楽になる。

気力が多ければ崖を登りやすくなり、行動範囲が広がる。生命力よりはこちらを優先したほうがゲームを楽に進めやすい。

滑空を強化すると“高速滑空”が手に入る。必要なアーティファクトもひとつだけなので、迷ったらとりあえずの強化をおすすめしたい。
多数の敵と戦うときには“回転切り”が便利
このゲームは多数の敵に囲まれながら戦うことが多い。そんなときに頼れるのが回転切り! “集団戦では回転切り”と覚えておこう。回転切り→適当な追撃→敵が離れたらまた回転切りを溜める……という動きで序盤は乗り切れる。
回転切りは弱攻撃+強攻撃。コントローラーならR1ボタン+R2ボタンだ。とにかく困ったら溜めて、敵が近づいたときにぶちかますのだ。

見た目以上に攻撃範囲が広く、多対一の状況ではとても便利。敵が盾を持っていても体勢をも崩せるので、すかさず追撃に移ろう。
戦闘後は敵の死体を“調べる”
敵を倒すと死体を調べることができる。盗賊から装備品を奪えたり、銅貨が入った袋を入手できるので、敵を倒したときは絶対に調べよう。
調べられる死体やドロップしたアイテムは、マップ上に灰色の小さな点で表示される。それを頼りに探すといい。

倒した後の剥ぎ取りはご褒美タイム。左下のマップの灰色の点は見逃さないように。
ボスを相手にするときは大量の料理を持ち込む
『紅の砂漠』は料理による回復が非常に強い。「このボス戦、難しいな……」と詰まることがあったら、とにかく料理をたくさん作って持ち込み、戦闘中にもりもり食べて回復しよう。困ったときはご飯である。
料理のレシピはサブクエストで手に入るほか、ショップでも購入可能。序盤に受注できるサブクエスト“レイネの頼み”でもらえる“魚のお粥”は、体力回復量が多くとても便利。作るための素材もたくさんもらえるので、必ず達成しておきたい。

“レイネの頼み”は、第2章のマティアス戦(甲冑を着た傭兵と街中で戦うボス戦)の後、近くの掲示板から受注できる。

Chapter.3の序盤で手に入る“澄んだスープ”も序盤はそれなりに使える。こちらは肉を使うので、魚が足りないときに作るといいだろう。
料理の素材はショップや狩り、釣りで調達
料理に使う素材を集める場合は、基本的には狩りか釣り。適度にショップも活用したい。釣りで集めるのはなかなかたいへんなので、魚の身が必要な場合はショップ購入がおすすめ。
逆に肉は意外と入手しやすい。序盤のメインクエストを進めている最中に立ち寄る敵の拠点には大量の肉が放置されているからだ。全部集めるとそれなりの量になる。もちろん鹿などを狩って集めてもOK。その際は弓を使うのがいい。

一瞬、「放置されてる肉は衛生的に大丈夫なのか」と不安がよぎるが、そこはクリフの胃を信じるしかあるまい。

魚は釣らずとも、釣り場にいけばその辺でぴちぴち跳ねていることがある。ありがたくもらっておこう。
釣りのコツはとにかく動きを見極めること
釣りには当然ながら釣り竿が必要。ナス川の釣り場や雑貨店などで購入可能だ。
魚を釣るコツは、魚が暴れているとき(白いエフェクトが出ているとき)は竿を魚の反対方向に動かし、出ていないときにリールを巻くこと。これを守っていれば序盤の街周辺にいる魚はだいたい釣れるはず。
間違っても魚が暴れているタイミングでリールを巻いてはいけない。すぐに糸が切れてしまう。とにかく白いエフェクトが見えているときはリールを巻かず、見えなくなったらすかさず巻く。これを徹底しよう。

白いしぶきのようなエフェクトが出ているときは糸を巻いてはダメ。竿を魚の進行方向とは逆に。

魚が落ち着いたらすかさず糸を巻こう。

そうすればだいたいの魚は釣れる。慣れれば意外と簡単。
ちなみに、インベントリ内の魚に“使う”ボタンを長押しすると“手入れをする”というコマンドが出て、魚の身にできる。ただし、料理などに使う場合は魚の身より魚一匹をそのまま使うほうがいいので、インベントリに余裕がないとき以外は手入れをする必要はないと覚えておこう。


すべての魚を確認したわけではないが、少なくとも序盤に釣れる魚に関しては、魚1匹につき魚の身ひとつになるようだ。


魚の身を使うレシピではたいてい“魚1匹=魚の身2個”くらいで換算される。魚をまるまる使ったほうが基本的にお得。
街中で指名手配された! 序盤だったら大人しく投降しよう
操作に慣れていない序盤のうちは、ほかの行動をしようとして、なぜか攻撃が出てしまうことがあると思う。たまたま街中で操作が暴発してしまい、たまたま何かに当たって器物損壊罪に。さらに近くに衛兵もいて一気に指名手配……なんて最悪の連鎖が起こることもあるだろう(筆者はあった)。
そういうときは抵抗してもむだなので、大人しく捕まるのが吉。抵抗すると罰金が増えるため、ただただ損に損を重ねることになる。器物損壊罪程度ならそこまでの額は取られないので、諦めるのがいちばんの対処法だ。

指名手配されている状態で衛兵に見つかると、わりとすぐに捕まってしまう。

こうなると、序盤のうちは大人しく捕まってしまうのがいちばん被害が少ない。とはいえクリフも不服そうな顔をしている。
どうしても納得がいかない場合は、過去のセーブデータからロードするのが最善だろう。ちょっと進行が巻き戻ってしまうが、少なくとも犯罪自体はなかったことになる。「いや、それでも何となく納得いかないんだけど」という方も多いと思うが、そこはもう、アクションを誤爆した自分を呪うしかない。悪意があろうとなかろうと、起きてしまったことに対して責任を負うのはリアルと同じである。

教会で免罪符を買って指名手配を無効にする手もある。ただし大金が必要。
覆面で顔を隠して犯罪行為……“人の視線がない場所”を探す
上記のは事故的に犯罪に手を染めてしまったケースだが、“覆面”というアイテムがあれば能動的に犯罪を行えるようになる。能動的に犯罪を行うのはゲームの中だけにしておこう。絶対だぞ。
さて、覆面は倒した敵の死体を調べることでも入手できるが、指名手配犯のジェフリーを引き渡せば確定で手に入るため、こちらのほうが簡単。

ジェフリーの手配書がほしければ、セレステ家の勢力クエストを確認するといい。メニューから冒険日誌→勢力クエスト→セレステ家と進み、いちばん上にあるものを選ぼう。
覆面を被って犯罪を起こすときに注意したいのが、絶対に誰にも見つからないようにすること(念には念を入れておくが、ゲーム内での話である)。往来でスリをしようもんなら即座に見つかるので、それは極力避けたほうがいい。とにかく視線を切るのが大事だ。

店の前で直接商品を盗んだりしたら……。

以降は蛇蝎のごとく嫌われ、取引もできなくなる。もしうっかり盗んでしまったら、いっそ諦めてロードしてしまうのもあり。
犯罪として簡単なのは、建物の中にあるアイテムを盗むこと。敵などから入手できる“鍵”というアイテムを使えば、めったに人が出入りしない場所に侵入可能。そこなら基本的には盗み放題なので、そそくさと覆面を付けて盗んでしまおう。

チェストや棚、収納箱には金目のものが入っている。絵画などを盗んで、店で売り払うのもあり。
とはいえ、犯罪は誰にも見つからずともデメリットがある。窃盗の場合は、街へのちょっとだけ貢献度が下がってしまうのだ。見つかったことによる罰金や指名手配のリスクはないものの、たくさん盗めばそれだけ貢献度が下がる。盗む場合は最小限、ほしいものだけにしておくといい。

下がる貢献度は5で固定のようだ。大した数値ではないものの、積み重ねるのもはばかられる。窃盗は計画的に(何度でも書く。犯罪行為はゲームの中だけで。絶対だぞ)。
動物の好感度上げには餌付けがいちばん
『紅の砂漠』の利点として話題になっている要素がある。それは、犬や猫をひたすらなでなで可能。なでることで好感度が上がり、拠点があればペットとして飼えるという点だ。
好感度を一気に上げたいなら餌付けが便利。一部の食事系アイテムは、使用ボタンを長押しすることで手に持つことが可能。そのまま餌付けしたい動物の近くに置いてあげよう。
なお、犬の場合はなでた後もその場に留まってくれるが、猫は逃げ出す(リアルだ)。猫の場合はまず餌付けからするといい。

食べ物を長押しして“取り出す”。

近くに置いてあげれば勝手に食べる。狙った子以外が食べに来ることもあるが、恐らく対処法はない(近くにほかの犬がいないときを狙うくらいだろうか)。みんなかわいいのでよしとしよう。

もちろん猫ちゃんも餌付け可能。かわいいねえ~いっぱい食べようねえ~。

えっ、誰?

えっ? 何で置いた餌に手を伸ばしてんの?

えぇー……。
……と、ほかの動物に取られるならまだいいものの、たまにその辺を歩いている人が料理を奪っていくことがある。だからと言って盗んだ人をぶん殴ると当然のごとく自分が罰せられるので我慢するしかない。司法は犬猫を愛するクリフを守ってはくれない。

筆者のように、こんな風に仕返しをしてはいけない。
とはいえ、恐らく覆面をつけつつずっとストーキングをして、うまく路地に入ったところを狙えばバレずに復讐することも可能なはず。
気に入らないやつがいたらぶん殴ったっていい。そんな恐ろしいほどの自由度こそ『紅の砂漠』の計り知れない魅力の源泉である。この記事が、そんな自由な世界を歩く最初の道しるべになれば幸いだ。
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