『七つの大罪:Origin』は『黙示録の四騎士』との間を描く、マルチバース完全新作。オープンワールドのブリタニア大陸を好きなキャラで駆け抜ける喜び

『七つの大罪:Origin』は『黙示録の四騎士』との間を描く、マルチバース完全新作。オープンワールドのブリタニア大陸を好きなキャラで駆け抜ける喜び
 ネットマーブルより2026年3月24日に正式リリースされる『七つの大罪:Origin』(以下、『ナナオリ』)。

 鈴木央氏によるマンガ
『七つの大罪』を原作としたアニメーションオープンワールドRPGである本作は、メリオダスとエリザベスの息子の“トリスタン”が主人公。『七つの大罪』から続編の『黙示録の四騎士』のあいだを描くマルチバースオリジナルストーリーが展開されます。

 2025年の東京ゲームショウでは30分限定の試遊が開催されて大好評。ファミ通.comでも試遊レビューをさせてもらいました。
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 そんな『ナナオリ』がいよいよサービスイン。先行プレイさせてもらったところ、東京ゲームショウ2025での試遊とは比べものにならない興奮が待っていました(当然ですが)。
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この記事は『七つの大罪:Origin』の提供でお送りします。

かつて死んだ聖騎士の復活、過去の姿のキングなど、あらゆる時間が入り乱れていそうな物語

 物語はトリスタンとその友人“ティオレー”(キングとディアンヌの娘)の大混乱からスタートします。冒険の最中に未発見の遺跡に迷い込み、“星の書”と呼ばれる謎のペンダントを入手。これが事件のきっかけでした。遺跡から外に出ると世界が一変。枯れてしまった伝説の湖に水が戻ったり、絶滅したはずのカエルがいたりと、通常では考えられないことばかりが起きていました。これは明らかにおかしい。

 異変が起きているのはその湖周辺だけではないようです。本来いない生物によって生態系が乱れていたり、魔物たちが凶暴化して襲ってくる謎の瘴気に遭遇したりと、あちこちでトラブルに見舞われるトリスタンたち。
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 いきなり謎の展開に巻き込まれる。ファンタジー作品の王道的な導入に胸が高鳴ります。奇をてらう必要はなく、こういう物語に没頭したかった。

 まずは直面した事件を祖父のバルトラに報告しなければいけない。リオネス王国に戻ったところ、ここも魔物の襲撃を受けてしまいます。そして、ファンへのサービスでしょうか。あいつがさっそうと登場したのです。
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 かつて死んだはずの聖騎士“マルマス”です! しかも瘴気によって暴走するというおまけ付き。倒したら正気を取り戻したものの、謎はどんどん深まっていきます。なぜ死んだはずの人間がよみがえっているのか、世界では何が起こっているのか。その調査を願い出たトリスタンたちは、お目付け役として聖騎士長のハウザーとともに、リオネス王国で起こるトラブルの解決を請け負ったり、妖精王の森に大使として向かったりする……というのが2章までの物語となります。
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 物語は転がるように進んでいきます。道中では星の書の秘密を知っていそうな少女“クロト”や“デイジー”との出会い。星の書の新たな力の解放。妖精王の森では昔の姿(記憶もすべて昔のまま)で奔走するキングとの邂逅。プレイヤーにもトリスタンたちにもまだまだわからない謎が山盛り。つぎからつぎへと疑問が押し寄せてくる感じは、まさにファンタジー作品の導入といった感じ。真相はさておき、まずは状況に浸るのが楽しいのです。

 それでも多少なりともわかることはあります。いろいろな時間軸が混じり合ってしまったそうで、原因のひとつはトリスタンが見つけた星の書の力らしい。

 そもそも星の書とはいったいなんなのか、そして対となるように現れた瘴気の正体とは……。止まることを知らない暴走特急のように、トリスタンたちの物語が展開していきます。
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妖精王の森で出会ったキングは覚醒前。未来の娘であるティオレーとの出会いから描かれ、オリジナルストーリーならではのアツイ展開でした。
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星の書による修復能力。フィールド上にある壊れた石像などを一瞬で直せます。この演出も物語に関係してきそう。

 なお、本作ではオリジナルストーリーが展開され、オリジナルのキャラクターも登場します。なぜかトリスタンのことを知っている自称学者のクロトは、星の書についても詳しそう。妖精王の森で出会う妖精のデイジーは、星の書の使いかたについて教えてくれます。

 正直に言って、このふたりについてはまだよくわかりません(見た目がかわいいということ以外は)。そこで役立つのがストーリー振り返り機能。後で見返せばキャラへの理解が深まりますし、シリーズ初見の人にも優しい。

 広大なフィールドを冒険できる新作オープンワールドRPGとして遊びたい人もいるでしょうから、これを機に『七つの大罪』にハマることをおすすめします。
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クロト
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デイジー
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『七つの大罪』はそもそもキャラもお話も評価の高い作品。物語に集中できる機能はありがたいですね。

お気に入りキャラをとことん育成。3種のメインウェポンによって操作感もガラリと変わるシステムに

 ストーリーにのめり込みそうな気がしてきたら、つぎはやっぱりキャラクター。育成システムが気になります。育成はおもにキャラと装備のふたつに分かれていて、キャラの入手以外はガチャに頼らなくても十分育成できるのは、非常にありがたいところ。3つの武器種を使い分けることによって同じキャラでも操作感が変わり、アクションゲームとしてもシンプルに楽しい。お気に入りキャラを思う存分使い倒せるのがうれしいです。

 『ナナオリ』ではメリオダスたちをはじめ『七つの大罪』のキャラクターはもちろん、オリジナルキャラクターを加えた18人のキャラクターがサービス開始時に登場します。
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 トリスタンやティオレー、ハウザーなどストーリーの進行で仲間になるキャラクターもいます。これらのキャラは基本的にはガチャで入手することになります。

 サービス開始時にはメリオダスのピックアップイベントが開催されることが発表されていて、ガチャはピックアップ確定、いわゆる天井が優しめ。80連でSSR確定&ピックアップキャラを50%で獲得できるほか、初回は120連でピックアップキャラがもらえます。

 80連のSSR確定でピックアップキャラが外れてもそのつぎの80連(合計160連)でピックアップキャラクター確定となるのもうれしいところです。
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 キャラクターのレアリティはSSRとSRの2種類。少なくとも今回のテストプレイでは、SSRだから強い、SRだから弱いといったことは一切ありませんでした。しっかり育成すればどのキャラも活躍が可能です。主人公のトリスタンもSRですし。
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フィールド探索で使う冒険スキルも存在します。こちらはドレファスのもの。ふつうは5発くらいかかる鉱石をワンパンで壊せるうえ、ミニマップに位置まで表示してくれるので、探索が超快適に。戦闘以外でも活躍するキャラはけっこう重要そうな予感。

キャラクター育成の基本

 『ナナオリ』ではキャラクターのレベルは存在しないため、経験値を稼いでのレベルアップによる強化は行えません。代わりに“マスタリー”と呼ばれる能力を強化することで強くなっていきます。

 マスタリーはいくつかあり、まずどのキャラクターも基本となる“共通マスタリー”を30まで上げる必要があります。すると、初期は1種類しかなかった武器が3種類まで装備できるようになります。
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 キャラごとに3種類の内訳はぜんぜん違いますが、トリスタンであれば初期武器は双剣で、マスタリーの解放により双剣・大剣・長剣の3種類を使えるようになります。

 メインの武器によってスキルが変化するため、とにかく手数が多いけどリーチが短めな双剣、スピードと範囲どちらにも優れた長剣、振りは遅いけれど火力はトップクラスでリーチも十分な大剣、といった具合に操作感や得意なバトルシチュエーションが変わってきます。
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 装備によって役割そのものが変わるキャラクターもいます。ティオレーは初期武器の魔導書では火属性の遠距離アタッカーですが、スタッフを装備すると地属性のアタッカーに、ワンドを装備するとバッファー兼ヒーラーに。

 パーティー編成にあわせて装備を変えるのもおもしろいですし、自分の推しキャラを使い続けるために、ほかのキャラは状況に合わせた装備にするのもアリ。本作のようないわゆるIPものゲームは、キャラクター性を前面に打ち出すのが重要。お気に入りのキャラクターを活躍させる幅が広いので、パーティー編成に気合が入るというもの。
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武器ごとに操作感覚がまったく違うため、1キャラごとに3キャラ分のプレイスタイルが楽しめる感じです。

 武器が3種類装備できるようになることで、メインで使用していない武器のステータスも加算されるほか、戦闘での操作感も大幅に変わっていろいろなタイプのプレイが楽しめるようになります。デッキ構築にも似た楽しみですね。

育成だけで4凸まで進められる!

 “共通マスタリー”を上げ終わった後は各武器ごとのマスタリーを強化することで、ステータスが上昇するほか、武器のマスタリーが完了すると“潜在力ポイント”がもらえます。

 潜在力ポイントはガチャでキャラが重なること(いわゆる凸)によって獲得できますが、マスタリーの完了ごとにももらえるので、育成だけで4凸まで進めることができるようになっています。
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 キャラクター自体の育成はこのマスタリー・潜在力のふたつがメインとなり、あとは装備している武器と防具で能力が決まります。

 武器や防具はフィールド探索や敵からドロップしたりガチャからも手に入りますが、作業台からのクラフトでも入手できます。製作に必要なアイテムはフィールドから採取したり、敵からのドロップで手に入るので、強い装備がほしければしっかり探索&戦闘するのが大事と言えそう。この辺はとてもRPGっぽさがあり、個人的に好印象。

 本作はフィールド探索が非常に楽しく、装備のための探索が謎解きや宝箱探しに夢中になって気づけば数時間……なんてこともしばしばでした。
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 入手した武器は強化石と呼ばれるアイテムでシンプルにレベルを上げるほか、魔法付与でステータスオプションをつけたり、魔力結晶で突破段階を上げたりできます。
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 防具も同じように精錬によって強化できて、それ以外にもアイテムを集めることで“刻印装備”を作ることができます。刻印装備は単純にめちゃくちゃ強いだけでなく、コスチューム(着せ替え衣装)も同時にゲットできるので、作れるアイテムが揃ったらその瞬間に製作してしまいました。
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コスチュームを変更すると、フィールドだけでなくムービー中の衣装も変化します。

ギミックを把握して、強敵を打ち破れ!マルチバトルも可能なボスチャレンジ

 最後に、前回の東京ゲームショウ試遊でもプレイできたボスバトルについて。やはりボス戦はRPGの花形です。『ナナオリ』ではストーリーでのボスバトル以外に、フィールドに存在する“フィールドボス”と、いつでも挑める“ボスチャレンジ”があります。

 フィールドボスはマップにアイコンが表示されていて、その地点まで行くとふつうのモンスターのように戦えます。通常のフィールドモンスターよりは強いですが、序盤に見つけたフィールドボスはどれも中ボスといった感じの強さだったので、あまり苦戦することなく倒せました。
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 なお、フィールドボスはある程度時間が経つと復活して何度も戦えますが、ドロップした宝箱を開ける際に鍵のアイテムを消費するので、無限にドロップを回収するのは難しそうです。
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 “ボスチャレンジ”は前回の試遊でも戦ったような、特殊なフィールドで超大型のボスと戦うコンテンツです。これがもう半端なく強い。

 ストーリーの進行で徐々に相手が解禁されていきますが、解禁時点だと敵の強力な技(予備動作や範囲が見える系の攻撃)を受けるとよくて3発、技によっては2発で全滅するほど。ソロで倒すのはなかなかに困難です。回避に専念してばかりだと敵のHPは膨大でいつまで経っても倒せず、じりじりと回復リソースがなくなっていく……なんてことになりかねません。
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 幸い『ナナオリ』はマルチプレイに対応したゲーム。同じボスと戦いたい人とパーティーマッチングをして挑めます。こういったメディア向けの試遊ではいっしょに遊ぶ人数が限られるので、これは正式サービス後の楽しみとしておきたいです。
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フィールドボスと違い、ボスチャレンジでは特殊なギミックも満載。ギミックの攻略法や弱点などがボスチャレンジ内のモンスター情報から確認できるので、しっかりと事前に目を通すこと。
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 見事ボスを討伐できれば報酬としてアイテムがたくさんゲットできます。ただこちらも“キューブの鍵”と呼ばれる消費アイテムを使って宝箱を入手する形のため、戦うこと自体は何度でもできますが、倒した分だけ報酬がゲットできるというわけではないことだけご注意を。

 ワイワイしながら冒険を楽しむもよし、ボス討伐に向けてしっかり討伐パーティーを組むもよし。今からマルチプレイが楽しみです。

 『七つの大罪』ファンであれば、現在と過去が交錯するまったく新しいストーリーを楽しむことができますし、原作をしっかり再現しているブリタニア大陸を自由に冒険して回れるのもうれしいところ。純粋にオープンワールドRPGとして見ても広大な大陸の隅から隅まで冒険して回れますし、いたるところにある宝箱やギミック、サブストーリーの数々と、オープンワールド好きの心をくすぐってくれる出来栄えとなっています。

 いよいよ本日から正式サービス開始となる『ナナオリ』。どんな冒険がこの先トリスタンたちを待ち受けているのか。そしてまだ出会わぬ現在の姿の原作キャラクターたちとの交流はどうなるのか。ワクワクが止まらない冒険の旅の先で相まみえましょう。
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