- 『紅の砂漠』とは
- 大陸の命運を背負ったクリフと仲間たちが紡ぐ壮大な物語
- 驚異と神秘に満ちた広大なオープンワールド
- プレイヤーの思い描く戦いを楽しめるバトルシステム
- ボリューム満点のアクティビティ
- レビュー
- 動画
- 週刊ファミ通『紅の砂漠』特集号
『紅の砂漠』とは
ジャンルはオープンワールドアクションアドベンチャー。強大な力で世界の破滅を画策する巨悪から大陸を救う、王道の冒険譚が描かれる。シネマティックな演出も随所に散りばめられており、メインストーリーを追うだけでも、その濃密な世界観を存分に堪能できる仕上がりだ。
さらに、スタイリッシュかつ豪快なアクションや多彩なアクティビティーも見どころ。大作オープンワールドの名に相応しい、圧倒的な遊び応えを誇る一作となっている。



大陸の命運を背負ったクリフと仲間たちが紡ぐ壮大な物語
しかし、宿敵“黒い熊”による急襲を受け、彼らは壊滅的な被害に遭う。生き残った仲間たちも各地へと散り散りになる中、再び組織を立て直すため、クリフは果てなき旅に出る。
その旅路で彼は未知の世界“アビス”、そしてファイウェル大陸に混沌をもたらそうとする存在を知る。灰色たてがみの再結成を誓う旅は、やがて大陸全土の運命を左右する壮大な冒険譚へとつながっていく。


クリフ

本作の主人公(プレイアブルキャラクター)であり、灰色たてがみの中心人物。パイルーン屈指の実力者としてその名を知られ、いかなる困難にも屈しない不屈の精神と忍耐力を兼ね備えている。高い戦闘能力を持ち、多彩な武器技と体術を自在に使いこなす。
デミアン

デメニス地方で没落した貴族家の娘。故郷を離れた後にクリフと出会い、灰色たてがみの一員に。第一印象は冷たく感じられるが、その奥に秘めた温かな心が垣間見えることも。戦場ではレイピアを用いて、敏捷性と反応速度を活かした戦いを得意とする。物語を進めることでプレイアブルキャラクターとして使えるようになる。
ウンカ

灰色たてがみきっての豪腕。 巨大な斧を振るい、戦場では圧倒的な存在感を放つ。寡黙な性格ながら、クリフをはじとめする仲間たちから深い信頼と尊敬を集める、縁の下の力持ち的存在だ。デミアン同様、プレイアブルキャラクターとして使用可能。
ミュルディン

灰色のたてがみと並ぶパイルーンの二大勢力のひとつ“黒い熊”の長。「力を持つ者だけが、すべてを手にする資格を持つ」というじつに悪党らしい思想の持ち主。その圧倒的な力と残忍さで多くの人々から恐れられている。
驚異と神秘に満ちた広大なオープンワールド
ファイウェル大陸



現実を超えるような美しさと神秘に満ちた風景が目の前に広がり、この世界に降り立った者の心を魅了してやまない。しかし、その裏側では権力をめぐる戦争と衝突が絶えず、混沌と残酷さが入り混じった出来事が各地で起こっている。
重厚な世界観もさることながら、特筆すべきはフィールドの圧倒的なスケール感だ。視界に入る景色のほぼすべてが探索の対象。その隅々までを歩き尽くそうとすれば、膨大な時間を要する。数あるオープンワールド作品の中でも、屈指の広さを誇る一作だ。

アビス

大陸各地に残された“アビスの痕跡”から進入できるこの場所は、いわば“謎解きダンジョン”。見事踏破すれば、キャラクターを成長させるためのアイテム“アビスアーティファクト”を入手できる。

さらに、アビスから地上へと一気にダイブするスリルも醍醐味のひとつ。序盤で入手できる滑空装備を駆使すれば、広大な大陸を見下ろしながらの空中散歩を堪能できる。ただし、滑空中は気力(スタミナ)を消費するため、育成途中の序盤は飛行距離に限りがある点には注意が必要。


ファストトラベルや馬で高速移動。熊やロボット、ドラゴンは戦闘でも活躍
さらに、フィールドを素早く駆け抜ける乗り物の存在も見逃せない。序盤で手に入る馬を筆頭に、熊やロボット、果ては空を縦横無尽に舞うドラゴンまで、バリエーション豊かな相棒たちがクリフの旅路を強力にサポートしてくれる。
これらは単なる移動手段に留まらず、専用の戦闘アクションをくり出せるのも大きなポイント。熊なら突進や踏みつけ、ロボットならミサイル発射、ドラゴンなら広範囲を焼き払う火炎放射といった、個性を活かしたド派手なアクションが目白押し。お気に入りの乗り物を見つけて、移動と戦闘の両面に華を添えよう。




プレイヤーの思い描く戦いを楽しめるバトルシステム
多彩な武器と回避・ガードを駆使した豪快な戦闘


敵の攻撃はガードや回避といったアクションを駆使してしのぐ。これらにはダメージを最小限に抑えたり、素早く反撃に転じたりできるジャストシステム(ジャストガード・回避)が盛り込まれている。敵の攻撃に合わせてタイミングよく発動すれば、戦闘のスタイリッシュさが高まり、爽快感も大きく増す。アクションが好きな人ほど夢中になれるだろう。
ただし、ジャストシステムは成功タイミングがややシビア。失敗したときのリスクも大きいため、必ずしも狙う必要はない。

戦闘にさらなる幅を持たせる“精神力ゲージ”

各スキルにはボタンの同時押しや長押しといったコマンドが割り振られており、習得した技をその場の判断でくり出せるのが特徴だ。セットしたスキルしか使えない装備式ではないため、プレイヤーが思い描いた理想のコンボを、心ゆくまで再現できる点もうれしい。

さらにクリフは、“摂理の力”と呼ばれる特殊なロープアクションを操る。精神力ゲージを消費すれば戦闘中の発動も可能だ。ロープを支点に戦場を縦横無尽に駆け巡り、敵の死角への回り込みや、巨大な敵の体へ取り付くといった、アクロバティックな立ち回りを実現可能だ。

いろいろなことを可能にしてくれる“元素”

迫力のあるドラマティックな大規模戦闘

暗殺・尋問によるステルスプレイ
さらに、敵を拘束して尋問し、貴重な情報を引き出すことも可能だ。情報を聞き出した後は、気絶させて無力化するか、あるいはその場で息の根を止めるかも選べる。どう処理するかはプレイヤー次第。

ボリューム満点のアクティビティ
数多のドラマが見られる“クエスト”。『黒い砂漠』のキャラクターも登場





想像以上に歯ごたえのある謎解き
攻略には、徹底した“周囲の観察”に加え、「もしかして、こんなことも可能なのでは?」という固定観念に縛られない発想力が求められる。


“アビスアーティファクト”による成長要素

本作の成長要素は生命力(体力)、気力(スタミナ)、精神力という3つのスキルツリーに分かれており、アビスアーティファクトを投じて強化可能。基礎能力を底上げするか、あるいは新たなスキルを習得して戦略の幅を広げるか。自身のプレイスタイルに合ったビルド構築が楽しめる。


各地を巡って装備を収集、生産、強化
また、装備の色彩を変更したり、ヘアスタイルを整えたりといった、外見のカスタマイズ要素も充実。



強大なボスとのバトルもアツい
本作のボスは、大きく分けて“人型”と“巨大型”の2タイプ。人型との戦闘では、通常攻撃やスキルによる攻撃、的確な距離感の管理、ガード・回避といった攻防のバランスが極めて重要だ。攻撃パターンも多彩で、地面から噴き出す間欠泉で遥か上空へ打ち上げられたり、必殺技による凍結で身動きを封じられたりと、敵ごとの個性が際立つ。

一方の巨大ボス戦は、単に攻撃を重ねるだけでは有効打とならないことが多い。フィールドにあるものを駆使したり、弱点を集中攻撃したりしないと、効率よくダメージを与えられない仕掛けが施させているのだ。人型ボスにはない「どうやったら倒せるのか」を模索する楽しさが詰まっている。



リアルを追求した“釣り”
言葉にすると簡単そうだが、糸の耐久力を示すゲージなどは一切ない。己の勘と慣れだけが頼りとなる、非常にリアル志向な作りとなっている。


回復アイテムは料理で生産
たとえレシピがなくても、適切な具材を選べばちゃんとした料理が完成する。その一方で、不適切な組み合わせだと失敗作になってしまうことも。また、使用する具材の質がいいほど、より高い回復効果を備えた料理ができ上がる。

ペットを飼ったり、内装にこだわったりできる“ハウジング”
また、街などに生息するネコをはじめとした特定の動物には、なでることで上昇する“懐き度”が設定されている。これを最大まで上げれば、自身の家でペットとしてお迎え可能。


“犯罪”で外道プレイも可能

スリや暴行を重ねるか、殺人を犯して凶悪犯と認定されれば指名手配となり、衛兵が執拗に追ってくる。追っ手をまくことも可能だが油断は禁物。再び街や村に近づくと容赦なく襲いかかってくる。


投降して投獄されれば罪は消えるものの、罪に応じた罰金が発生。所持金が足りない場合は残高がマイナスとなり、過酷な借金生活が待ち受けている。
ちなみに、村の柵を破壊したり、NPCに執拗にぶつかったりする迷惑行為も評価低下の対象だ。ファイウェルの住民は、プレイヤーの挙動にけっこう厳しい。



















