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『ARIE：月詠み』儚くも美しいアニメ風アドベンチャー体験版がSteamで配信。終末世界で琴笛を奏で、世界に残された最後の島を旅する

『ARIE：月詠み』儚くも美しいアニメ風アドベンチャー体験版がSteamで配信。終末世界で琴笛を奏で、世界に残された最後の島を旅する

2025.12.24 01:00

　台湾のインディーゲームスタジオPhantomWorksは、3Dアドベンチャーゲーム『ARIE：月詠み』の体験版をSteamにて配信開始した。

　本作は、月が絶えず落ち続け、海が大地を飲み込む終末世界を舞台とする作品だ。プレイヤーは主人公のディアロとなり、ヒロインのレイとともに最後の島“セルル島”を旅する。

　ゲームの特徴は、楽器・琴笛を使った演奏システムにある。旋律を奏でることで遺跡と共鳴し、道を開いたり時間を遡行させたりすることが可能だ。さらに、時間経過による天候変化や潮の満ち引きといった要素が探索に影響を与える。

　体験版では第1章をプレイ可能で、“セルル島”のマロス崖やパピス入江の一部を探索できるほか、初期の遺跡パズルなども楽しめる。

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以下、プレスリリースを引用

3Dアニメ風ADVゲーム『ARIE：月詠み』体験版がSteamで配信開始！美しき終末を彩る、儚き旋律

台湾のインディーゲームスタジオPhantomWorksが制作したアニメ風3Dアドベンチャーゲーム『ARIE：月詠み』は、本日（24日）よりSteamで無料体験版の配信を開始しました。開発チームは今回、世界観デザインとキャラクターの物語についてさらに詳しい情報を公開します。

『ARIE：月詠み』について

『ARIE：月詠み』は、3Dアニメスタイルで描かれた、美しい終末世界を舞台にした短編アドベンチャー体験です。月が絶えず落ち続け、世界は滅亡に向かっています。あなたは世界に残された最後の島を旅し、島の頂上を目指し、死者と共鳴する「月曲」を奏で、終末世界の美しさを発掘します。

豊かな世界観と広大な3D環境を持つ様々なRPGゲームや、戦闘の要素のないADVゲームからインスピレーションを得た『ARIE：月詠み』は、主人公の楽器を活かした「送奏」の幻想的な力、多様な環境とのインタラクション、聴覚を刺激する幾重にも重なる感情体験を通して独自のファンタジーの旅を語り、哀しくも美しい世界の創造を目指している。

月墜による終末前の世界

『ARIE：月詠み』の舞台は、未知の終末前の世界です。月が絶え間なく隕落し、人類は潮汐の乱れを経験しました。海は大地を飲み込み、文明もすべて消滅しました。かつて世界で最も高かった山脈「天ノ山」（てんのやま）が、最終的に残された唯一の居住地「セルル島」となります。

月は隕落するだけでなく、人類に有害な「月屑（つきくず）」を降らせ、人類の寿命を三、四十年にまで短縮させました。絶望と恐怖に陥った人々は、もはや緋色の月を見上げなくなりました。しかし、天ノ山に登り、月を見上げた二人の人間が、偶然にも旋律によって逝者を月へ帰す「送奏（そうそう）」という異能を手に入れ、「夜月（やげつ）」の信仰が生まれました。