本作では相手チームより早く巨大ボスの討伐を目指す、PvPvEのボス討伐型チームバトルを採用。開発は『#コンパス』などを手掛けるNHN PlayArtが担当しており、片手でも操作できるカジュアルさで、本格的なチームバトルを楽しむことができる。
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※掲載されている情報はCBTに先駆け実施されたテストプレイ会時点の内容となり、今後変更となる場合があります。操作は簡単だが戦略性高め
そのため、『ディシディア』はざっくりと『FF』シリーズのクロスオーバー作品群だと認識してもらえばオーケーだ。
ここで過去作のプレイヤーに前もって伝えておくと、本作のバトルに“ブレイブ攻撃”、“HP攻撃”といった種別はない。
また、アーケードで展開していた『ディシディアFF』やその家庭用版『ディシディアFF NT』と同じく3対3のチームバトルだが、相手プレイヤーを直接倒すのが目的でなく、マップに登場する巨大ボスを先に倒すことをゴールとしている。
スワイプで移動し、モンスターや相手プレイヤーに接近するとキャラクターの足元に攻撃範囲を示す円が表示される。この範囲にモンスターや敵プレイヤーが入った状態で移動をやめると
自動で攻撃を開始する仕組みとなっている。
また、画面を長押しすることで固有のキャラクターアクションをくり出せる。ウォーリア オブ ライトであれば、味方全員の被ダメージを15%減らす“シールド オブ ライト”、クラウドであれば高速で突進し敵を打ち上げる連続攻撃“クライムハザード”などさまざまだ。
- フロント:カイン、クラウド、ガイア
- ロングレンジ:ティナ、リノア、プロンプト
- スピード:ジタン、ライトニング
- サポート:ウォーリア オブ ライト、クルル
フロント(近接)とロングレンジ(遠隔)はメインアタッカー的な存在として、巨大ボスやモンスター、敵プレイヤーに大ダメージを出しやすい性能。スピードはマップを素早く移動することができ、敵の妨害や先制に長けている。サポートは回復や強化など、チームメイトを支える攻守において重要な役目を担う。このため、チームメンバーのロールがばらけるように構成するのがセオリーとなるだろう。
そして、各キャラクターは試合中に使用できるメインアビリティを5つ装備可能。立ち回りに合わせて、汎用アビリティと専用アビリティを組み合わせていく。それぞれ単体に大ダメージをあたえるもの、広範囲を一掃するもの、自己回復、受けるダメージを減少させるもの……その内容は多岐にわたり、どのようなバランスで構成するかが悩みどころとなりそうだ。
たとえば、クラウドは“ボスに与えるダメージ量がアップ”するパッシブ効果を持ったフロント。専用アビリティには“凶斬り”(前方の敵に中ダメージ+スタン5秒付与)や“超究武神覇斬”(前方の的に極大ダメージ)など強力な攻撃技が揃っており、ボスだけでなく敵プレイヤーを仕留める性能もピカイチ。味方の支援を受けることを前提に、攻撃アビリティを主体に構成するのがもっとも力を発揮できそうだった。
試合の流れ
“ブレイブ”はマップに複数設置されたクリスタルを浄化することで多く得られる。クリスタル周辺のモンスターを一掃すると自動的に浄化アクションが発生し、チーム全員がブレイブを獲得可能だ。
また、相手チームのプレイヤーを撃破すると、所持しているブレイブを奪うことができる。ブレイブの状況を確認しながら互いに妨害しあい、先にボスを討伐できるよう連携して立ち回っていくことが重要となる。
とても手強い一方で、“ブレイブバースト”からアビリティを使用して畳み掛け、大ダメージを与えたときの爽快感はバツグン。チームメイトと同時に攻撃した場合は“バーストチェイン”も発動し、より高い効率でボスの体力を減らすことができる。
試合を通して、“ブレイブ”が溜まってきた敵プレイヤーを攻撃して妨害したり、チームメイトのピンチに駆けつけて支援したり、足並みを揃えて巨大ボスに攻撃したりと、考えるべきことはかなり多く、奥深い。
そのほか、プレイ中は一定時間被ダメージを大幅にカットするバリア技“セルフィ/ウォール”(最高レアリティのURアビリティ)が汎用性もあり猛威を振るったが、それに対して“アースブレイク”(SR)がバリアを破壊する性能を持っていたりと、強力な効果に対するメタも用意されていた印象。アビリティはガチャから入手できる要素だが、レアリティが高い=最強とはならない塩梅にも期待できそうだ。
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現代に降り立った戦士たち
現代の東京が舞台になっているとあって、召喚されたFF戦士たちは原作準拠のコスチュームのほか、モダンなファッションに身を包んだバージョンが用意。同じ衣装のキャラクターが被った際には育成要素となる“ジョブメダル”が一定数配布される。
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まったく新しい『ディシディア』
プロフィールには好きなキャラを設定できるほか、タグで好きなシリーズを表明することも可能。趣味嗜好が近いプレイヤーを見つける機能もあり、フォローしたりコミュニティーをつくったりして、ファンどうしでつながれるような仕組みになっているようだ。
『FF』シリーズファンの筆者としては、本作のサウンドにも大注目している。それぞれのキャラクターは出典元の作品からテーマ曲が用意されているのだが、原作の複数曲をアレンジしてマッシュアップしたような、アガる仕上がりとなっていた。
『ディシディア デュエルム FF』は2026年の配信を予定。まったく新しい『ディシディア』として、シリーズ初心者にもこの機会に遊んでみることをオススメしたい。
















