全長約30センチのロボットを自由にカスタマイズ
『カスタムロボV2』は、任天堂から発売されたアクションRPG。1999年12月8日に発売した『カスタムロボ』の続編で、前作から1年を待たずに登場しているのがなにげにスゴいところ。それでいて内容が非常に充実していたため、シリーズ最高傑作と評価するファンも多いようだ。
本作の舞台は、前作から1年後の世界。プレイヤーは小型ロボット“カスタムロボ”を操る“コマンダー”となり、当然ながら最強を目指すことになる。主人公は戦いを通じコマンダーとして大きく成長していくのだが、その過程がマンガ的な激アツ展開でグッとくるところがシリーズの魅力のひとつ。『カスタムロボV2』では“旅立ち編”と“激闘編”の2本立てシナリオになっているのも大きな特徴だった。この仕組みは以降のシリーズで恒例となって毎作、旅立ち編と激闘編でストーリーが構成されるようになっていった。
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また、前作で使用できたすべてのカスタムロボに加え、30体以上の新しいロボが追加。合計60体以上のロボットが使用可能になっていたのもうれしかった。空中ダッシュすると姿が消えるステルス機能を備えた“ストライクバニッシャー型”や“バーニングビースト型”といった新しいタイプも登場したし、同じ型のロボットでも性能に差異があるスタイル(前作はノーマル、スピード、アーマーの3種類)に、“ジャンパー”と“パワー”のふたつが追加されていた。
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本作では新たに“2 on 2 バトル”モードが加わった。ふたりひと組でタッグを組み、随時パートナーチェンジをしながら勝利を目指す。近距離用や遠距離用など、相手チームとの相性を考慮してカスタマイズしていくのが楽しかった。最大4人の2対2で遊べるだけでなく、1対1や1対2のバトルをすることもできた。
“Nintendo Switch Online + 追加パック”に加入することで遊ぶことができる“NINTENDO 64 Nintendo Switch Online”に、2022年7月15日から『カスタムロボ』と『カスタムロボV2』の両作品が同時配信。Nintendo Switch Online版の『カスタムロボV2』では、うれしいことにオンラインマルチプレイも実現している。遠く離れたフレンドともいっしょに対戦できるようになったので、まだ未体験の人は昔を懐かしみながら戦ってみるといいだろう。
















