『氷点下30度の絶望』生存エンドなし。冷凍庫の中で後輩と死を待つ短編フリーノベルゲーが配信開始

2025.11.03 19:10

更新

　2025年11月3日より、個人ゲーム制作者みつどもえ工房によるフリーノベルゲーム『氷点下30度の絶望』が配信された。公開ページはSteam、BOOTH、PLiCy（スマホ版）。ノベルゲームコレクションにも近日中に配信予定。

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　本作は、極限状態での人間の狂気とやさしさを描いたビジュアルノベル。冷凍庫の中に閉じ込められ、後輩とふたりきりという状況から物語が展開していく。彼らの前には低体温症や幻覚、矛盾脱衣など、数々の苦難が待ち受けているようだ。複数のエンディングが用意されているが、脱出方法や生存エンドは存在しないという。

　また、みつどもえ工房が手掛けたフリーゲーム『推しの大切な人に成り代わる～誰もあなたを愛さない～』の過去の話となるが、本作単体でも楽しめるとのこと。

　対象年齢はR-15。Steamストアページなどでは本作の要素にも触れており、苦しんでいる描写や暴力、罵倒などをはじめ、下記の描写が苦手な人はプレイを控えるようにアナウンスしている。

苦しんでいる人間が好き、生きようと足掻く人間が好きという方以外はプレイしないでください。

また、以下に苦手な要素がある方はプレイしないでください。

閉鎖空間、複雑な親子関係、ペット（節足動物）の死、軽いホラー、喫煙、罵倒、怪我、流血、暴力、殺人、自殺
出典：『氷点下30度の絶望』Steamストアページ

　本作のゲーム実況は全編可能。Steamストアページによると、概要欄か固定コメントに指定ワードや作者Xリンクを記載すること、有料会員限定での公開禁止などルールが決められているので、配信を考えている人は目を通しておくといいだろう。

　本作のエンディング曲は、ボカロPのかんてゐく氏による書き下ろし。11月9日18時にイメージ楽曲MVの公開が予定されている。