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『FF2』ミンウの“本名”が37年越しに公開。河津秋敏氏のXでの設定公開にファンがザワつく

『FF2』ミンウの“本名”が37年越しに公開。河津秋敏氏のXでの設定公開にファンがザワつく
 スクウェア・エニックスの人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの第2作『ファイナルファンタジーII』(以下、『FFII』。1988年発売)に登場する仲間キャラクターであるミンウ。その設定が、発売から37年を経たいま、『ファイナルファンタジーII』のクリエイターである河津秋敏氏のX(Twitter)アカウントで明かされた。
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 河津氏は、2025年10月15日に発表されたスマートフォン用の新作タイトル『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー』の公式Xアカウントによる“ミンウ/テレポ”というアビリティ紹介の投稿にリプライする形で、ミンウの設定について投稿。

「ミン=ウは漢字で表記すると、呉明、となります。モデルは戦国時代の呉起。孫呉の兵法という形で孫氏と並び立つ兵法家という評価です。」(
河津秋敏氏のXより引用

 ミンウという名前はじつは表記はミン=ウ、漢字で書くと呉明(姓が呉、名が明)になるという。モデルとなった呉起は、古代中国・戦国時代に活躍した兵法家で、
『孫子』の孫武と並び称される戦略家だ。実際、呉氏による兵法書も存在し、孫氏の兵法と並ぶ位置づけとして知られている。

 ミンウは『FFII』序盤で仲間になる白魔道士のキャラクターで、究極魔法“アルテマ”を巡るイベントでも印象深い存在。ターバンを巻いたグラフィックからもファンのあいだでは中東系のイメージがあったように思われるが、今回の発言によって中国の兵法家がモチーフだったことが明らかになった。
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『ファイナルファンタジーII』でのミンウさん。究極魔法アルテマのために大きな決断をするが、その究極魔法の強さは……。
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ピクセルリマスター版ではミンウさんもきれいに。アルテマも究極の効果を発揮しやすくなりました。
 1988年に発売された『FFII』のキャラクターの設定が、37年越しにXのリプライで突如明かされるという状況に、ファンからは「これ初出情報じゃない?」、「中国の兵法家がモデルだったのか」、「知らなかった」といった驚きの反応がSNSに寄せられている。

 そんなミンウは、新作『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー』にもアビリティとして登場予定。本作は2026年に配信予定で、2025年10月28日までクローズドベータテストの参加応募を受け付けている。テスト期間は2025年11月7日~11月14日の予定。

ピクセルリマスター版『FF』シリーズレビューはこちら

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