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『People of Note』音楽が全てをつかさどる世界をバンドメンバーとともに冒険する、音楽テーマのターンベースRPG【TGS2025】

byミル☆吉村

『People of Note』音楽が全てをつかさどる世界をバンドメンバーとともに冒険する、音楽テーマのターンベースRPG【TGS2025】
 9月25日から28日まで開催中の東京ゲームショウ2025のAnnapurna Interactiveブース(06-C01)で、音楽テーマのRPG『People of Note』をプレイしたのでご紹介しよう。
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どちらかと言えば“音楽テーマのターンベースRPG”

 さて本作、事前情報では“ミュージカルRPG”という触れ込みだったのだが、プレイしたデモの範囲では“音楽的(ミュージカル)な要素で世界観が説明されたターンベースRPG”という印象だ。

 そのテイストは、たとえばターンにあたるものはスタンザ(節)で、味方と敵の行動可能回数は楽譜の拍子の記法(4分の3拍子とかそういうやつ)で示される。またスタンザごとのテーマとバンドメンバー(つまりパーティーメンバー)が持っているスタイルが合致すると強化とか、逆に「第1小節の行動が弱体化」みたいなデバフがある……といった具合だ。

 個人的には「戦闘に音ゲーっぽくミュージカル要素が練り込まれていたりするのか?」と期待したが、そうではなさげ。また製品版ではミュージカル的に高らかに歌うカットシーンがふんだんに用意されるらしいのだが、こちらはデモでは体験できず少し残念だった。
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QTEで攻撃の威力が強化される事を「ビートにノって攻撃すると強化されるぞ」って説明するような感じね。
 でも個人的に一番印象が残っているのはRPGとしてのシステム面よりも、むしろキャラクターとかストーリーの部分だ。日本で一般受けするかはともかく、ちょっとオーバーなぐらいエネルギッシュでよい。

 それと、カンガルーの腹がバンジョーになってる敵“バンジョーイ”とか、ネーミングも音楽ネタのジョークになってるという、そのおおらかなユルさもなんかいいんですよね。主人公チームもシンガーが“ケイデンス”(終止形)、仲間のロッカーおじは“フレット”(ギターのパーツ)、サイバーDJな“シンシア”(シンセ)と、なかなかベタ。

 「だからなんだ」って言われても特にないんだけど、音楽が世界の根幹に大きく根ざしている世界でロケンロールなはぐれものたちが冒険する……というコミックタッチの世界観にはジャストなんじゃないかと思う。
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なぜか自分でもわからんがツボに入った“バンジョーイ”。昔のRPGってこういう素っ頓狂なネーミング結構あった気がする。
 デモはチュートリアルっぽくシステム解説も兼ねたもので内容的には結構短く、なんとなく“ノリ”はわかったんだけど、製品版がどうなるかは正直もうちょっと遊んでみないとわからないなぁといったところ。

 本作は2026年にプレイステーション5/Xbox Series X|S/PC向けに発売予定。日本語に対応したTGSデモは、ホール6のC01、Annapurnaブースで体験可能だ。
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反射鏡の向きを変えてビームを目標の場所に打ち込む……というタイプのパズルも、ギターを弾いて発動する。まぁそういう世界観。
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