ビンの中にいるウィルスを消すのが目的
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『ドクターマリオ』はファミリーコンピュータ(ファミコン)とゲームボーイで発売された落ち物パズルゲーム。ファミコン版とゲームボーイ版には違いがあり、もっとも大きな点はフィールドとなるビンの高さ。ファミコンが16マスであることに対してゲームボーイはゲームボーイのほうが一段低い15マス。消さなければいけないウイルスの数はファミコンとゲームボーイで同じですが、ゲームボーイのほうが天井が低いため難度が高いです。
また、ひとりプレイで特定のレベルをクリアーしたときに見られるデモシーンの違いや、ゲームボーイ版では4連鎖以上をすることで『スーパーマリオブラザーズ』の無敵BGMが流れるといった独自の隠し要素も存在します。
本作の設定は、マリオが病院でウィルスの研究をしている医者というもの。研究室のビンに発生した3種類のウイルスを、2個1組のカプセルを使って退治していきます。カプセルやウィルスは同じ色を縦か横に4個以上つなげると消すことが可能(ただし、最低ひとつはカプセルを含める必要がある)。そして、ビンのなかのウィルスをすべて退治することでステージクリアーとなります。逆にカプセルがビンの上まで詰まってしまうとゲームオーバーに。
斬新なのは消すべき目的が落下してくるカプセル(ピース)ではなく、フィールドに配置されているウィルス(障害物)であるところ。カプセルだけを消しても得点にならないので、同色のカプセルにウィルスを巻き込んで消すのが重要です。
各ステージにはレベルがあり、そのレベルのウィルスをすべて退治するとつぎのレベルへ進んでいく仕組み。レベルが上がるにつれてウィルスの量も増えていき、難度も上がっていきます。
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ふたりでの対戦も可能で、ウィルスを全滅させるか、相手をゲームオーバーに追い込めば1本。3本先取したほうが勝利となります。2連鎖以上すると相手の陣地にカプセルを送り込むことができるので、対戦ならではの盛り上がりもあります。
現在はNintendo Switchの“ファミリーコンピュータ Nintendo Classics”でファミコン版、ゲームボーイ Nintendo Classicsでゲームボーイ版を遊ぶことができます。色褪せない名作なのでぜひプレイしてみてくださいね!