
2025年8月26日に、Steamでアーリーアクセス版のリリースを予定しているKRAFTON傘下のJOFSOFT開発による最大4人による協力型サードパーソンシューティング『Pizza Bandit』(ピザ・パンディット)は、料理とTPSが合体したユニークな一作だ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/47665/a6a6a32b3bc462b318e5bb274e41b9ac8.png?x=767)
ゲームシステムにも料理の要素が盛り込まれており、記者がプレイしたステージでは、マリクは敵を撃破しつつ、寿司屋に到着。寿司屋では4人で協力しながら寿司を作り、ノルマを達成したらそこから脱出という流れになっていた。食材などはフィールドに転がっており、二階の厨房にあがって魚をさばくというシチュエーションも。と、なかなかにぶっ飛んだ一作だ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/47665/a69eff3b73113ddcf82eeec31a5afd4ca.png?x=767)
先述の通り、本作を開発するのはJOFSOFTで、6人で2年間をかけて作っているとのこと。ディレクター/プロデューサーのパク・ヒューゴ氏に改めてどのようなゲームなのか聞いてみると、「本作は、主人公がシェフを目指す物語となっています。現実と未来をタイムループという形で行き来しながら進む内容です。主人公は料理には才能がないものの、料理が好きなシェフで、自分のレストランを持つために、敵を倒してお金を稼ぐのです。一度レストランを立ち上げたものの、騙されてしまい、立ち行かなくなってしまったので、賞金稼ぎの道に身を投じたのです」。
また、料理とゲーム性の融合に関しては、「料理のスキルに関しては、最初の段階では戦闘にあまりつながりませんが、料理をすることで料理のスキルが上がっていきます。それによって、よりよい料理、つまりピザを作ることが可能になります。ある程度レベルが上がると、そのピザを食べて攻撃力が上がるという効果も出てきます」という。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/47665/a965a63f377eec8c184a97a1e761b60d1.png?x=767)
さて、そもそもどのようにして、料理とTPSを組み合わせることを発想したのだろうか。パク・ヒューゴ氏によると、「忙しさを感じてほしかったから」とのこと。「敵を倒しながらも料理をしなければならず、敵が来るのを待っているあいだも料理を続けなければならないため、つねに緊張感を抱く状況になっています」という。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/47665/17729766e3ded0bdaf43e78e78287eaa.png?x=767)
また、料理をテーマに選んだ理由としては、「料理という比較的軽い要素を入れることで、管理要素を加えつつも、気軽に楽しめるゲームにしたいと考えました。実際のところ、結果として女性プレイヤーにも興味を持ってもらえ、これまで少し重いイメージがあったシューティングをより気軽に楽しんでもらえるようになったのではないかと思っています」という。
本作のマップは全部で6つ。各マップによって料理の内容が変わり、チキンやピザ、寿司、ステーキなどを作るマップになるようだ。
アーリーアクセスが8月26日にリリースされる本作だが、2026年1月か2月に、正式発売を予定しているという。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/47665/a046b946ed61d2831b649b305e2120c06.jpg?x=767)