


そんな顛末についてやりとりしている間にも、少女はタバコを吸い始めたり、こちらを射るような鋭い視線で見つめたりと、その描写はさまざまに変化。基本的な流れはオーソドックスなノベルゲームのようでありますが、汎用的な“立ち絵”のようなものは存在しないようで、シーンごとに彼女がもっとも美しく見えるであろう瞬間が映し出されます。



そして少女はこう提案するのです。「じゃあ、そんな未来、滅ぼしましょう。私といっしょに」と……。部屋の外は憂鬱な雨が降り続いており、退廃的なムードをLo-Fiサウンドが彩ります。

泊めてもらう替わりに、汚部屋の掃除を指示される主人公。


そして手帳にシールが100枚貼られたとき、玲奈は自身が“世界を滅ぼすエネルギー”を手に入れると言うのです。


「こんな世界、滅んでしまったほうがいいのではないか?」
クソみたいなことが起こり続け、人類がいかに進歩しない動物なのかということを日々痛感させられるいまの時代、毎日のようにそう感じている人は、たくさんいるのではないかと思います。
破滅的な願望を肯定してくれるフィクションに、束の間、身を委ねることで、もうちょっとだけこの世界を生きてみようと感じられることだって、あるんじゃないかと思うのです。



本作は、人々が「それでも、日常は続いていく」と痛感させられる以前の世紀末を舞台にすることでしか与えることのできない“癒やし”を、プレイヤーに与えようとしているのかもしれません。

2025年内のリリースを目標に制作を進めているという本作が刺さりそうな方は、ウィッシュリストへの追加を忘れずに、その日を待ちましょう。









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