
本記事では、メディア向けに開催された先行体験会をもとに本シナリオの先行プレイをお届けします。
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“無人島編”に適性があるのは中距離~長距離を得意とするウマ娘
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まず、“無人島編”の所要時間はスキル選択の画面に遷移するまでにしっかりシナリオを読んで50分ぐらい、オートのおまかせ育成でスキップを駆使すると25~30分程度。慣れてくればサクサク進められる印象ですね。それ以外のデータは以下のとおりです。
基礎能力の上限ボーナス
- スピード+650
- スタミナ+500
- パワー+500
- 根性+400
- 賢さ+100
育成終了後に進化可能なスキル
- 全身全霊
- キラーチューン
- 高揚感
- ネバーギブアップ
- パスファインダー
- 悠久走破
シナリオリンクに対応している育成ウマ娘
- タマモクロス
- メジロライアン
- アイネスフウジン
- ゴールドシチー
- サクラチヨノオー
シナリオリンクに対応する育成ウマ娘の顔ぶれや進化可能なスキルを見てもわかるように、“無人島編”の適性が高いのは中距離~長距離を得意とするウマ娘。シナリオ的にはタマモクロスがいる時点でツッコミ不足に悩まされることはないという安心感があります。
基礎能力の上限ボーナスは賢さの上限が+100と低めに設定されている代わりに、スピードとスタミナ、パワーや根性の上限が高めに。長距離ステイヤーにとっては理想的な数字でしょう。
“無人島編”のストーリー
突如始まった、無人島プロジェクト。タッカーブラインの夢に乗って、本能のままに! 燃えろウマ娘! 心身ともにワイルドに鍛え上げるべく、最強のトレーニング施設を建てるのだ!
無人島というと漂流やサバイバルといったワードを連想しがちですが、上記のあらすじを見てもわかるように今回の育成シナリオで描かれる無人島開拓はトレセン学園の公式プロジェクトです。昨今はアイドルであっても農業や漁業に向き合う時代ですし、ウマ娘が無人島の開拓に乗り出しても不思議はありません。
造ったトレーニング施設を使い放題(絶品賄いつき)という宣伝に釣られたウマ娘たちは、責任者兼現場監督を務めるタッカーブライン(声:小林ゆう)に協力して無人島へと向かいます。そこでウマ娘たちは開拓と建設のお手伝いをしつつ、トレーニングで得た知識の共有を行うことに。プロジェクトの成功が見込めない場合は、施設も取り壊しになってしまうので責任も重大。一丸となって建設を進めますが……。
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ウマ娘のさらなる飛躍を願い、無人島に最強のトレーニング施設群を建てようと奔走するタッカーブライン。常夏の島がよく似合う、豪快で陽気な性格の持ち主ですが、なにやら別の顔も持っていそうな……?
ちなみに、今回の先行体験会で筆者が育成したのはアヤベさんこと、アドマイヤベガ。筆者のいちばんの推しウマ娘であるナリタタイシンはメディア関係者に熱烈なファンが多い(つまり、新シナリオが来るたびにタイシンのかわいらしい画像がほぼ確実に出てくるはず……)ので、そちらはほかの媒体さんにお任せしつつ、アウトドアのスキルに長けていそうな印象のあるアヤベさんに無人島での暮らしを堪能してもらいました。
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ここからは少しアヤベさんの魅力についてお話ししますが(※新育成シナリオの内容のみが気になるかたはつぎの画像まで読み飛ばしてください)、彼女といえばまずはやっぱりアニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』(以下、『RTTT』)の活躍を思い浮かべるトレーナーさんが多いことでしょう。クラシック路線では、ライバルであるテイエムオペラオーやナリタトップロードと火花を散らし、ストイックに己を追い込みながらも日本ダービーを勝利しました。
もともと彼女が走っていた理由は“生まれてこられなかった双子の妹のため”。贖罪の意識が強すぎて、レースを走ることを楽しんではいけないと自縄自縛になってしまうほどやさしくてストイックなのがアヤベさんの長所でもあり短所でもあります。しかし、そんな生まれながらに背負っていた運命から解き放たれるシーン――アニメ『RTTT』の菊花賞(ゲームでは育成イベント“運命のジェミニ”)は『ウマ娘』屈指の涙腺崩壊シーンだと筆者は感じています。モデルとなったサラブレッドの蹄跡を知っているトレーナーであれば、妹の最後の言葉には泣くしかありません。いや、もうほんとに……。
そして、このシーンこそがアヤベさんのリスタートポイント。アニメ『RTTT』の後のアヤベさんの物語は、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の特典小冊子“また星は巡る AFTER ROAD TO THE TOP”でもしっかり描かれていましたし、ゲームでもライバルたちとジャパンカップや有マ記念でしのぎを削る姿を眺めることができます。アヤベさんのキャラクターソングである『Like a Shooting Star』には、そんなアヤベさんの現在の心境がありありと歌詞に綴られていて、またその歌詞がダブルミーニング、いやトリプルミーニング以上ではないかと思わされるようなものばかりで芸術的です。
また、アヤベさんは走る理由が変わったことで元来のハジけた側面が出てきました。その最たる例が下記の動画からもわかる“ふわふわマイスターぶり”を発揮。
瞬時にふわふわの化学成分をスキャンできるウマ娘は彼女ぐらいでしょう……。同室のカレンチャンがカワイイだけでなく、かなりの常識派ということもあって、距離の縮まったふたりが見せる軽妙なボケツッコミもたまらなく愛しいものがあります。
余談ですが、アヤベさんのこだわりの対象のひとつになっているのが布団乾燥機。じつは筆者もその影響を受けておそらくアヤベさんが使っているのと同じ布団乾燥機を購入したんですよ! すると、ビックリするぐらい睡眠の質がよくなり、春先に悪化しがちなアレルギーの症状も緩和され、QOLが向上しました。アヤベさんと布団乾燥機メーカーさんには感謝してもしきれません。ふわふわ万歳。
……話が逸れましたが、アヤベさんは妹を偲んでソロキャンプで星空を眺める習慣があるため、(おそらく)アウトドアも得意。シナリオリンクに対応しているわけではないものの、無人島プロジェクトにはかなり適性がありそうな感じがします。中距離~長距離のレースも得意ですしね!
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“無人島編”のスケジュール
建設計画を最初に立てるのは、デビュー戦まで残り9ターンのタイミング(育成開始から3ターン目開始時)。その後、ジュニア級の6月に評価会が発生し、つぎの建設計画を立てて、そこから6ヵ月後に……というスパンをくり返す形となります。
なお、“無人島編”はURAファイナルズが同時開催となるので、ウマ娘個別の育成シナリオイベントも発生します。ナリタタイシンのようにイベントでやる気が下がったり、マイナスステータスが付与されたりするウマ娘はあらかじめ備えておきたいところ。
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- 建設計画は6ヵ月がひとつの区切りに
- 締めはURAファイナルズ
建設計画と評価会の流れ
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建設計画では全6種類の施設を島に建設したり、レベルアップさせたりできます。施設はウマ娘の基礎能力と対応していて、施設のレベルが上がると“島トレーニング”にて、対応する基礎能力の効果が飛躍的に上昇していきます。建設計画の操作も空白のマスを埋めるように建てたい施設を配置するだけで完了するのであまり難しいことを考える必要もありません。
注意しなければいけないポイントとしては、施設にコストの概念があるということ。たとえば、第1回の建設計画では空白の4マスに入るように自由に施設の建設計画を立てることができます。回数を重ねるごとに最大8マスまで増えていくのですが、レベルが低い施設は1~2マスとローコストなのが、施設のレベルが高くなってくると建設コストも増加。どの建物を建てるべきか吟味しなければならなくなります。まぁ、最初はマスを埋めるように重点的に行いたいトレーニングに対応する施設を配置するだけでもいいのかなと。
また、後述もしますがLv41以上のタッカーブラインを編成していると、シナリオリンク効果“建設計画で計画可能コストがアップ”が強化されて、最初の建設計画から4マスを埋めることができます。以降の建設計画でも同様にシナリオリンク効果によってマスが増えた状態で建設計画を立てることができます。
育成が始まると先ほど立てた計画がそのまま建設計画ゲージに置き換わります。トレーニングをしたり、レースに出走したりすることで発展Ptを獲得するとゲージが上昇し、一定の段階を超えることでそのマスにある施設が建設完了に。施設は建設完了になったものから効果が発揮されるため、順番も考えて建設計画を立てるのが理想的です。
評価会では、この建設計画ゲージに応じて評価が変化します。期間中に建設計画ゲージを最大まで貯めることができれば“大好評”に。評価会の結果に応じて、その後の育成にボーナスも発生するので、まずはこれを目標と考えるのがよいのかなと。
なお、建設計画ゲージを超えて発展Ptを入手しても、つぎの建設計画には持ち越せません。獲得したポイントによって好評会後に回復する体力の量が増えるというメリットがあるものの、先行体験会の時点での体力回復量は控えめだったので過剰にPtを集める必要はなさそうな印象です。
文章で書くと複雑に見える要素もありますが、ポイントを獲得して6ヵ月おきに審判が下される、ノルマを達成することで段階的にトレーニングの効果が上がっていくという点は“走れ! メカウマ娘”(以下、“メカウマ娘編”)や“収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭”(以下、“豊食祭編”)とも共通する部分。熟練のトレーナーは遊んでいるうちにすぐに各要素が頭に入ってくるかと思います。
【まとめ】
- 施設のレベルが高くなると建設コストも増える
- 建設計画ゲージを最大まで貯めることを目標にしよう
- 発展Ptはつぎの建設計画には持ち越せない
施設のレベル
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【本能全開ルート】
- 建設に必要なコストが2~3マスと高い
- ステータス上昇の効果が大きい
【熟練技巧ルート】
- 建設に必要なコストが1~2マスと低い
- スキルのヒントなどを獲得しやすい
最小限のトレーニング回数で対応するステータスをガッツリ伸ばしたいのであれば本能全開ルート、対応するステータスが上限に達しやすいのであれば熟練技巧ルートを選択するのがよさそうです。
そして、スピード~賢さに対応する施設のほかに “お手製海の家”が建設可能。こちらは後述する島トレーニングの効果に影響する施設で最大レベルは3。分岐もしません。目標以外のレースの獲得発展Ptアップなどのユニークな効果があるので、うまく活用できればおもしろいかも……?
切り札ともいえる島トレーニング
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“無人島編”がほかのシナリオと決定的に違うのは“島トレーニング”の存在です。効果は以下のとおり。
- 島トレ券を消費して実行可能
- イベントによるトレーニング制限があっても実行できるうえに、体力を消費しない
- なまけ癖などがあっても必ず成功する
- すべての施設を使ってトレーニングし、すべての基礎能力とスキルPtが上昇する
- 各施設には対応する通常トレーニングと同じウマ娘が配置され、友情トレーニングのボーナスも発生。好調や不調といったやる気の影響も受ける
- 実行すると全サポートカードキャラクターが絆ゲージを獲得する
……端的にいえばすべてのトレーニングを同時に実行する、絶対に失敗しない超強力なトレーニング(リスクなし)です。ほかのシナリオでは、複数種のトレーニングで友情トレーニングが発生したときにどれかひとつしか選べないという残念な状況になることがままありますが、島トレーニングは全部の友情トレーニングを同時に踏めるのでむしろ大歓迎。上振れしたときの恩恵は計り知れないものがありますし、先行体験会の最中に筆者のエンドルフィンがドバドバ出まくる瞬間が幾度かありました。
とはいえ、それほどまでに強力な島トレーニングを際限なく使えるなんて、そんな横暴が天に許されるはずはありません。島トレーニングの実行に必要な島トレ券は、手に入る場面が限定されています。
- 入手手段1:発展Ptのゲージがラインに到達したタイミングで1枚
- 入手手段2:発展Ptのゲージが満タンになったタイミングで1枚
- 入手手段3:シニア級9月前半に2枚
また、島トレ券はシニア級6月後半までは最大1枚までしか所持できません。仮に1枚所持している状態でもう1枚手に入ると自動で破棄されてしまう……もったいないですね……。
なるべく友情トレーニングが発生しているタイミングで島トレーニングをするのが理想ですが、島トレ券を余らせてしまっては元も子もありません。早め早めに使ってしまう、思いきりのよさもときには大事になりそうです。
夏合宿やURA期間のトレーニングは?
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夏合宿/URAファイナルズの期間はどのシナリオでもウマ娘を大きく成長させるチャンス。“無人島編”では島でのトレーニングとなりますが、こちらは前述の島トレーニング(全部のトレーニングを一度に実施するもの)ではありません。パワーやスタミナなど従来どおりひとつの能力を伸ばすトレーニングとなり、施設のレベルによって効果が変化します。トレーニングレベルが5に固定されるほかのシナリオとは大きく異なるポイントですね。
対応する施設を建設していないトレーニングを実行しても、あまり恩恵を得られないため、夏合宿やURAファイナルズで伸ばしたいトレーニングに紐づいた施設はしっかりレベルを上げておきたいところ……。最後の建設計画はシニア級の1月前半なので、そこが最後の調整タイミングとなります。シニア級が1年丸ごと残っていると考えてもかなり早い時期なので、先見の明が求められそうですね。
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新シナリオに対応するサポートカード
今回の新シナリオが実装されるにあたり、以下の2枚のサポートカードが実装されます。
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中距離や長距離のスキルを所持しており、シナリオ進化スキル“悠久走破”をイベントで習得できるのもポイント。
さらに固有ボーナスの効果で友情トレーニングが発生しているトレーニングに参加するとやる気効果が60もアップするため、島トレーニングとうまく組み合わせると破格の成長が見込めそうです。
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なお、つぎのターンにお休みやお出かけ、レースに出走をした場合は得意率アップの効果は持ち越されないので、そこだけは残念でしょうか……。お出かけイベントで、シナリオ進化スキル“パスファインダー”を習得できるのも特徴で、なおかつ無人島編では計画可能コストが増えるという特別な効果も。
そういった観点からも同シナリオで育成をする場合は、優先的に編成したいサポートカードとなっています。
新シナリオをプレイしたライターの雑感
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前述しましたが、プレイフィールはメカウマ娘編にかなり近いものがあり、これまで遊んでいたトレーナーであれば違和感なく育成が楽しめそうです。最後の好評会がシニア級の6月と早めに終わることで、シニア級の年末に目標レースが集中しているウマ娘でも余裕をもって取り組めるのはありがたいポイントかと(逆に安田記念や宝塚記念が目標レースのウマ娘は調整が慌ただしくなりますが)。
シナリオの肝である発展Ptはそこまで貯めづらいという印象はなく、トレーニングを中心にふつうにプレイしていれば大好評を獲得することができました。人数が多いトレーニングや友情トレーニングを実行すると、効率よく発展Ptが貯まるのでサポートカードは得意率を重視して編成するのがオススメかなと。
発展Ptがうまく稼げないケースとしては、お休みや通常のお出かけ、保健室などの影響がありそうです。これらを選んでも発展Ptが貯まらないため、寝不足やなまけ癖などの状態になってしまうとカバーするのはかなりたいへんそうですね。ちなみに、先述の通りタッカーブラインをサポートカードに編成しているかどうかや、タッカーブラインのレベルによって建設計画で使えるコストや施設の建設に必要な発展Ptが変動するので、気になる方は実際にプレイして比べてみてください。
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なお、先行体験会でレースの出走を中心におまかせ育成をした場合(オグリキャップでGI中心に全30戦を勝ちに行きました)は、最終評価会のみ好評止まりという結果に。とはいえ、Lengends編のおまかせ育成よりは強いウマ娘が育成できそうな印象ではありました。
手動で育成をする場合、島トレーニングを使うタイミングがかなり難しそうですが、サポートカードのタッカーブラインの効果で各サポートカードの得意率がアップした後に実行できると理想的かと。ウマ娘のパラメータ自体はかなり伸ばしやすく、サポートカードに2枚スピードタイプを編成したら軽々と上限に到達してしまいました。先行体験会の育成環境がよかったという点を差し引いても、サポートカードのタイプはなるべく散らしたほうが評価の高いウマ娘を育てやすそうです。
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“無人島編”は育成シナリオ“The Twinkle Legends”のアーモンドアイのように、強敵との戦いがラストに待っているというわけでもないので、目覚まし時計の在庫が残りわずかなトレーナーでも安心して育成できそうなのもうれしいですね。
シナリオに登場する新たな楽曲は『タッカー’s スキルアップアイランド』。タイトルそのままにタッカーブラインさんも参加しているエクササイズ系ミュージックです。シナリオのゲストキャラクターがここまで楽曲に絡むのは珍しいですね……。いわゆるブートキャンプ的なノリで最後まで行くのかと思いきや、途中で透明感のあるEDMに転調するなど、かなりトリッキーな構成になっており、ラストに向けてテンポ感が加速度的に上がっていくあたりは『トレセン音頭』の「酸素を持ってこい!」を彷彿とさせる熱量に。ライブで披露されるのがいろいろな意味で楽しみです。
先行体験会ではメディア対抗戦も!
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ちなみに優勝したのは電撃オンラインさんのナリタタイシン。電撃オンラインのライターさんも「10回やって1回あるかないかくらいの確率かも」と驚いていましたが、取材日が奇しくもナリタタイシンの誕生日ということもあって、むしろ会場全体が祝福ムードに。筆者もタイシンが1位で幸せそうだったのでオールオーケーというか、タイシンが勝ったのでイマイチ負けた感覚がありません。
あっ、せっかくタイシンが1位になったので、便乗してタイシンについても語りたいことがあるんですが……皆さん、誕生日のタイシンとライスシャワーとの会話はご覧になりましたでしょうか? もともと自己評価が高くないうえにまわりを気にするという共通点のあるふたり(モデルとなったサラブレッドが同じレースに出走したことも共通点)ですが、そんなふたりのやりとりがとにかく尊かったんですよ! シュークリームを作ってきたライスが“タイシンが甘いものが苦手”だと気づいて謝るものの、タイシンは甘いものを食べたい気分だったと喜んで受け取ると――いや、もう尊いって……! BNWのメンバーといっしょにいるときもそうですが、タイシンは素直ではないだけで、友だちに対するやさしさは隠しきれません。誰よりもマジメで不器用だからこそ誤解されがちですが、周囲への配慮は人一倍。アニメ『ウマ娘プリティーダービー Season3』の第10話では、BNWの3人でバナナの大食いチャレンジに出場していたシーンもありましたが、あれもおそらくウイニングチケットとビワハヤヒデのためだったんだろうな~などと思い出してニヤニヤしてしまいました。
……完全に脱線してしまいましたが、新育成シナリオの“無人島編”は明日(6月27日)に実装予定。筆者もプライベートでアヤベさんとタイシンをがっつり育成しようと思っています。
皆さんも無人島ライフをエンジョイしつつ、最強のトレーニング施設建設を目指してみてはいかがでしょうか。