そんな“至天の座アルカディア”の物語や、登場する闘士たちを、公式設定資料集にも未収録で初公開となる設定画(一部公開済み)や、開発チームのコメントとともに振り返っていく。まず本記事は第1弾として、“至天の座 アルカディア”のあらすじとともに、“ライトヘビー級”の闘士までをお届け。ストーリーのネタバレを含むため、“至天の座アルカディア”を未プレイの方はその点を留意してほしい。
レイドシリーズ“至天の座アルカディア”のあらすじ
しかし、『黄金のレガシー』のメインクエストで紡がれたスフェーンにまつわる事件で市民たちが悲しむ姿を見て、ショーの再開を決意。経営戦略担当のメテムに声をかけられた冒険者(プレイヤー)は、闘技ショーを盛り上げる次期スター候補としてスカウトされる。

魔物の魂を注入して立ちはだかる“闘士”
各階級には優れた戦闘技能を誇る闘士たちが登場。彼らは“レギュレーター”と呼ばれる道具を用いて、アルカディアが保管している強力な魔物の魂を注入し、その肉体を変貌させて挑戦者に立ちはだかる。




至天の座アルカディア:ライトヘビー級

ライトヘビー級1:“爪研ぐ猫魂”ブラックキャット

冒険者が最初に対峙することになるのは、“爪研ぐ猫魂(ねこだましい)”ブラックキャット。闘士になりたてのルーキーながら、将来を有望視されている実力者だ。
彼女が注入するのは、古の英雄をも苦戦させたという怪猫“キャスパリーグ”の魂。鋭い爪と驚異的な俊敏さを駆使して、挑戦者である光の戦士の前に立ちはだかる。

ブラックキャット戦では、鋭利な爪を使って広範囲の攻撃を仕掛けてくる。必殺技の“マウサーラッシュ”は、「この爪で切り裂けないものはないよ!」というセリフとともに、赤い予兆が表示された床に強力な攻撃を放ち、2回着弾した床を破壊する。
ほかにも指定した位置まで移動して爪攻撃をくり出す“リーピング・デュアルネイル”、分身して連携攻撃をくり出す“コピーキャット”など、フィールド全体を使った攻撃を仕掛けてくるのが特徴だ。

バトル中に流れる楽曲は『It's Showtime!』。都会を感じさせるオシャレなアシッドジャズ調の曲調で、サッカーや野球の応援歌のようにメインメロディーをシングアロングしている作り。まさに大勢の観客に見守られながら闘うというテーマにぴったりな楽曲になっている。
セコンドとしてプレイヤーをサポート

セコンドとなったヤーナから、彼女が住む家でもあるジム“トライテール”に案内される冒険者。そこでヤーナの妹“ネユニ”と出会い、彼女たちの両親がレギュレーターに抵抗を持っており、着用しないまま危険な魔物に襲われて命を落としたことを明かされる。

ブラックキャット設定画&開発者コメント

猫の幻獣の魂を取り込んだキャラクターで、ミコッテの顔を猫に近づけてデザインするのがいままでにない試みでした。
ライトヘビー級2:“劇毒の愛”ハニー・B・ラブリー

ふたり目の闘士は、劇毒を有する蜂の魂を注入して闘う、“劇毒の愛”ハニー・B・ラブリー。アイドルとしても活躍する闘士だ。
彼女自身の愛らしさに加え、女王蜂が操るフェロモンで、どんな相手をも虜にする能力を持つ。観客が魅了されないように、ファンはかわいいホログラムをまとった観戦用マシンを介して試合を観戦しているのも特徴だ。

蜜や針を使った蜂の特徴を活かした攻撃をくり出してくるハニー・B・ラブリー。注目したいのは、“ハニー・B・ライヴ”という全体攻撃の後のハートを使ったギミック。
リングが暗転し、ハート型のエフェクトやスポットライトが登場。まさにアイドルのライブステージのような演出がふんだんに盛り込まれている。

BGMは、まさにアイドルが歌う、ポップでキュートな“電波ソング”という曲調に仕上がっている『Bee My Honey』。ふわふわとしたかわいらしいボーカルソングで、過去のインタビューでボーカルを担当しているのは『FFXIV』のローカライズスタッフだと明かされている。
ハニー・B・ラブリー設定画&開発者コメント

リボンやハートやフリルなどかわいいものをいっぱい詰め込んだ発注だったので、『FF』感も損なわないようにするため、あえてそういったモチーフは黒にしてバランスを取りました。結果、毒々しい感じが出てキャラの性格にも合致したかなと思います。
ライトヘビー級3:“爆ぜる悪意”ブルートボンバー

3人目の闘士はライトヘビー級の現王者、“爆ぜる悪意”ブルートボンバー。ルールを無視した卑怯千万、極悪非道なラフファイトで有名で、彼によって病院送りにされた闘士は数知れず。
彼が注入するのは炎の魔物“ボムキング”の魂で、手当たりしだいに爆発を巻き起こす危険なファイターだ。

フィールドはロープで囲まれており、格闘技のリングのような作り。ロープに背中を預けて高速で移動しながらくり出す“ブルートラリアット”、高難度の零式では鎖でつながった分身から攻撃が仕掛けられる“チェーンデスマッチ”など、プロレスを彷彿とさせる動きを特徴としている。
毒霧を吹くようなモーションの“グリーンミスト”、“ドーピング”をしてからレフェリーを跳ね飛ばすなど、爆ぜる悪意というふたつ名にふさわしいヒールっぷりも見せてくれる。

BGMは、ライトヘビー級の4人の闘士の中でもっともハードな曲調の『Burning Souls』。まさにプロレスも想起される楽曲になっている。
ブルートボンバー設定画&開発者コメント

最初のラフでは体中がボムに覆われており、攻撃を受けると共々爆発する爆弾デスマッチ怪人というのや、リング全体を簀巻きにしてバックドロップを決めるなどの案もありましたが、結果、いまの形となりました。
「大体、複数でかかってくるなんて卑怯だぞっ!」と言いにくいことを言ってくれるあたり好感が持てました。
ライトヘビー級4:“次世代魔女”ウィケッドサンダー

ブルートボンバーを倒し、ライトヘビー級王者に輝いた冒険者だが、初載冠セレモニー中に突如として現れた“ウィケッドサンダー”に宣戦布告される。そしてオーナーの鶴のひと声で、特別試合という形で彼女と対峙することに。
“ウィケッドサンダー”の正体はヤーナ(ブラックキャット)の姉“ユトロープ”。もともとヘビー級の闘士として活躍していたが、ある日突然、何も言わずに行方をくらませていた。

彼女がその身に宿すのは雷馬の魂。エレクトロープ製の装備に雷の力を溜め、変幻自在に闘うスタイルで、冒険者の前に立ちはだかる。
雷を主体にした多彩な攻撃を仕掛けてくる“ウィケッドサンダー”。バトルの途中には機械の翼を装備。翼を砲台として強力な電撃を放つ攻撃もくり出してくる。

至天の座アルカディア零式:ライトヘビー級4では、後半フェーズで新たな魔物の魂を注入して巨大化。2本の尾と巨大な右腕を使った、フィールド全体を使った攻撃を仕掛けてくるようになる。

BGMは、THE PRIMALSが演奏を手がけ、アメリカのロックバンド“Against The Current”のChrissy Costanzaさんが担当した『Give It All』。まさにTHE PRIMALSのライブでも盛り上がり必至なナンバーだ。また後半フェーズの曲『A Risky Bet』も、ギターが非常に印象的かつ、零式らしい壮大な曲となっている。
ウィケッドサンダー設定画&開発者コメント

ラフ段階ではエレクトロープを纏う形状も描きました。また、最初は翼から機銃に変形するようデザインしたのですが、途中で変更になり、翼と機銃は別々に登場することになりました。取り込んだ魂はイクシオンになります。

胸に取り込まれたエレクトロープを中心に、攻撃用のパーツが生えているイメージでデザインしました。
アートが発注された企画の初期段階では、剣を持たない二足歩行のキャラクターでした。
そして闘いの舞台は“クルーザー級”へ
第2弾の解説では、そのクルーザー級の闘士たちを解説するとともに、引き続き設定画の数々やコメントを紹介していく。



















