【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第65回

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第65回
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一年前、僕たちは戦車に乗って闘った

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 いよいよ第三部スタートです。

 少しだけゲームを追い越してしまう形でマンガの連載が始まりました。

 ちょうどここからが単行本の最初のエピソードということもあり、これまでのあらすじを簡単に回想しています。

 第一部から第二部は一年間という時間が経過していますが、第二部から第三部はご覧の通りですが、第二部のラスト一秒後からそのまま地続きで物語が繋がる形でのスタートとなります。

 第二部のラストがそのまま第三部のオープニングになっているわけですね。

 これは少年マンガの熱量をもって三部作を楽しんでいただくために意図的に仕掛けてきたことなんです。

 ぜひ物語の最終章としての怒涛の第三部をいっしょに楽しんでいただければと思います。

戦車タラニスは何度でもそこに戻ってくる

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 雲海に沈めてお別れしたはずのタラニスが元の洞窟に戻っていることがホラーですよね。

 ふつうに怖いです。

 けど、もうそれどころじゃない。目の前には兄がいる、アッシュがいる。

 こうやってマルトの主人公としての物語は幕を開けました。

 結構ヒドイ目にあいますよ、今回のマルトくんは。

 これまで嘘をついてきたツケを払わされているかのように、燃やされて拘束されて思考を読まれて眠らされた上にさらわれますからね。

 第三部の最初の舞台はベルマン帝国になります。

 これまでずっとガスコ(マルトたちがいる国)に侵略してきた帝国がその悪意を剥き出しにして襲ってきますし、さらわれたマルトがいるのはベルマン帝国ですので仲間たちはこれからそこに向かうことになります(ネタバレ)。

そもそも戦争を仕掛けたのは誰なのか

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 第一部でいきなり始まった戦争ですが、最初に襲ってきたプレッツェルやハクスたちの顔は見えていても、それを戦略的に指示した黒幕の存在はずっと見えないままでした。
 
 そして第二部ではジルという少年との闘いを描いていましたので、ずっとベルマン帝国という敵の真の姿は見えないようになっていたのです。

 これはクライマックスを第三部に持って来るために意図的に隠し続けていた部分です。

 この第三部ではついにその黒幕を含めた巨悪の存在が明らかになっていきます。じつに醜い醜悪な大人を描いています。

 いったい誰が戦争を起こすのか?

 なぜ侵略戦争が起きてしまうのか?

 その答えを第三部では描いていますのでそこも注目して読んでもらえるとうれしいです。本作が描いてきた“子どもたちの戦争”の終着点を見届けてください。

編集部コメント

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 ついにゲーム『戦場のフーガ3』のストーリーが展開はじまりました。ゲーム発売前の体験版で少しゲームの序盤を知ってしまう。そんなワクワク感のある連載になっていますね。

 『戦場のフーガ3』は、2025年5月29日発売予定。エビテンにて、限定版のグッズが付属したスペシャルパックも用意しているので、気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください。
 次回、『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第66話は、2025年5月12日(火)に掲載予定です。
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集計期間: 2025年05月06日17時〜2025年05月06日18時