バブル時代を舞台に、シリーズ史上もっとも危険な物語が幕を開けた


舞台はバブル景気真っ只中である1988年。東城会の堂島組に身を置いたものの借金取りのアルバイトで食いつなぐ桐生と、東城会の嶋野組を追放されて大阪のキャバレーの支配人に身をやつしながらも極道への復帰を望む真島吾朗が、それぞれ“堂島の龍”と“嶋野の狂犬”になるまでの姿を描いています。
成熟した男性で何があっても動じない男として描かれる桐生ですが、本作ではまだ青く、苛立ちや迷いを見せるシーンが多いです。一方の真島もシリーズで描かれる破天荒なイメージとは異なり、冷静沈着でスマート。ファンは彼の意外な姿に驚くはず。本作ではふたりがどのようにして現在の人格にいたったのか丁寧に描かれていくので、キャラクターを深く理解する意味でもぜひプレイしてほしいです。




インパクトがあるのは堂島組の若頭補佐である、久瀬、阿波野、渋澤。それぞれ俳優の小沢仁志さん、竹内力さん、中野英雄さんが演じており、ボイスに加えてフェイスキャプチャーも担当しているので本人にそっくり。迫力がありすぎて怖いです(笑)。
また、沢城みゆきさんが演じる重要キャラクター“盲目の女性”も忘れられません。彼女が『龍が如く 極2』の追加シナリオで登場したときはうれしかったです。彼女のキャラクター名はネタバレになるので、まだ『龍が如く0』をプレイしたことがない人は『龍が如く 極2』の公式サイトなどで彼女の名前を見ないほうがいいかも。


舞台となる街は、しっかり1988年を再現。青いゴミ袋が散乱していたり、歩いている人のファッションが当時を再現したものになっています。自分は懐かしくなりましたが、当時を知らない人には新鮮に映るのではないでしょうか。
寄り道できるプレイスポットは、リズムゲームとして踊れるディスコやテレクラなど、時代を反映したものも多かったです。ゲームセンターも『スペースハリアー』や『ファンタジーゾーン』などの当時のゲームが並んでいて、タイムスリップ気分を味わえました。


ゲームには、ちかっぽ(有村千佳さん)、ひびやん(大槻ひびきさん)、はるきち(さとう遥希さん)、みなりお(南梨央奈さん)など、超S級女優が多数登場(個人的にはずっと追っかけていた羽月希さんと水城奈緒さんがいたのがサイコー!)。彼女たちとはサブストーリーで交流できたほか、イメージビデオを入手すると個室ビデオで映像を観ることができました。阿部乃みくちゃんなど引退してしまった女優もいますが、本作をプレイすればいつでも彼女たちに会えるのでぜひプレイしてチェックしてもらいたいです!
なお、シリーズ最新作は2025年2月21日に発売された『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(パイレーツ イン ハワイ)。記憶を失った真島が、海賊となってハワイの広大な海で冒険をくり広げるアクションアドベンチャーです。


















