
ファミコン最後の『ドラゴンクエスト』
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国民的RPGのシリーズ第4弾で、ファミコンで発売された最後の『ドラゴンクエスト』である本作。『III』をプレイしてRPGにドハマリした自分は『IV』も親にねだって発売日に買ってもらいました。
幼少のときにプレイした『IV』ですが、個人的にはとても思い入れのあるタイトル。というのも、自分が初めてライターとして仕事をしたのが2001年にリメイクされたPS版の『IV』だったからです。雑誌に掲載する攻略ページのモンスターのデータを調べるという仕事の内容で、チマチマと殴ってHPを調べたのはいい思い出です。当時、初台にあったエニックスに毎日通ってモンスターを殴り続けましたよ。たいへんだったけど、楽しかったなぁ……。
『IV』は全5章のオムニバス形式になっていて、第一章は王宮の戦士であるライアン、第二章はサントハイムの姫であるアリーナ、神官のクリフト、魔法使いのブライ、第三章は武器屋のトルネコ、第四章は踊り子のマーニャと占い師のミネアにスポットが当たります。最後の第五章の主役は勇者で、それまでに活躍したキャラクターたちが仲間として参加するという内容です。
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また、第五章のAI戦闘も革新的。指定された作戦に従ってAIが自動的にコマンドを入力するというものですが、まだこのときはAIがあまり賢くなく……。そのため、クリフトといえばボス戦でも効かないザキやザラキを連発するというイメージを持っている人も多いハズ。
ちなみに『ドラゴンクエスト モンスター バトルロード』や『ドラゴンクエストヒーローズ』シリーズでもそのことがネタにされていました。クリフト、愛されているなぁ。
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現在、『IV』はスマートフォン版がAndroid、iOS用アプリとして配信されているのでこちらで遊ぶのがベスト。オリジナル版にはなかった第六章も追加されています。
ただ、オリジナル版にはオリジナル版のよさがありました。たとえば、第五章のカジノでコインを83万8861枚買おうとすると4ゴールドで買えてしまったり、戦闘中に“にげる”を8回以上選ぶとすべて“会心の一撃”になるといった裏技的な要素とか……。ザラキを連発するクリフトを含め、自分にとっては楽しい体験でした!(笑)