『グランブルーファンタジー リリンク』1周年。原作『グラブル』の世界を3Dで見事に作り上げ、迫力と爽快感のあるバトルを実現した意欲作【今日は何の日?】

byウワーマン

『グランブルーファンタジー リリンク』1周年。原作『グラブル』の世界を3Dで見事に作り上げ、迫力と爽快感のあるバトルを実現した意欲作【今日は何の日?】

8年待ったファンも納得の仕上がり

 2024年(令和6年)2月1日は、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Steam用ソフト『GRANBLUE FANTASY: Relink』(グランブルーファンタジー リリンク)が発売された日。本日で発売から1周年を迎えたことになる。
広告
[IMAGE][IMAGE]
 『GRANBLUE FANTASY: Relin』(以下、『リリンク』)は、サイゲームスから発売された3DアクションRPG。昨年(2024年)、配信開始から10周年を迎えた人気の王道RPGであり、「グラブル」の略称でおなじみの『グランブルーファンタジー』を原作とするタイトルとなっている。

 最初の制作発表が2016年だったこともあり、ファンにとっては待ちに待った発売だっただろう。原作ファンでなくても楽しめるとの評価の後押しもあってか大いに話題になり、発売から11日で全世界累計セールスが100万本を突破したことが発表されている。
 本作で描かれた物語は『リリンク』オリジナル。原作に登場していない“ゼーガ・グランデ空域”を舞台に、主人公であるグランあるいはジータを操り新たな空の冒険へと旅立つ。完全に独立したストーリーになっていたので、前述の通り本家『グラブル』を知っていても知らなくても、この世界にどっぷりと浸かれたのがうれしかった。

 原作のビジュアルが特徴的なタッチで描かれているため、キャラクターや風景の再現は極めて困難だったと思われるが、
『リリンク』独特のアートスタイルで見事に表現されていたのでファンも大いに納得の出来栄え。筆者的には街の雰囲気が非常によく、さまざまな種族が生活している姿が印象的だった。
[IMAGE][IMAGE][IMAGE]
 『グラブル』の大きな魅力のひとつは多彩なキャラクター。多すぎてさすがに本家そのままとはいかないが、厳選に厳選を重ねた18人以上のキャラクターたちがカッコいいアクションを披露してくれたので感動したファンも多かったはず。

 簡単な操作でくり出せるさまざまな攻撃アクションは、見ていて楽しいだけでなく操作していて非常に気持ちいい。もちろん攻撃の種類やモーションなどはキャラクターごとにまったく異なるため、満足感も高かった。グランなら片手剣を使った軽快なアクションが得意、イオなら長距離からの魔法攻撃が強力といった具合に持ち味も差別化されていて育成にも自然と力が入る。

 パーティメンバーはシングルプレイでもオンラインプレイでも最大4人。道中も戦闘中も仲間がしゃべりまくるし、共闘している気分をより感じられるシステムになっていた。リンクアタックやチェインバーストといった、パーティーメンバーが協力してくり出す大技もド派手で気分爽快だった。
[IMAGE][IMAGE][IMAGE]
 要所にあるイベンドバトルは目を見張るものがあり、ギミックの処理も工夫が凝らされていて楽しかった記憶がある。当然ながらストーリー中には迫力あるカットシーンが過不足なく挿入されるため、思わず心を震わせたプレイヤーもいたはずだ。

 ストーリーを終えるとマルチプレイのクエストがメインコンテンツになるところもうれしいポイント。周回して素材を集め、キャラクターや武器を思う存分、強化していけるのがやり甲斐があり夢中になれる要素だった。ストーリーを進めていたときとは一味違う強敵とのバトルに、多くのプレイヤーが手に汗握ってドキドキしたはずだ。
[IMAGE][IMAGE]
 発売後には、さらなる高難度クエストと新規キャラクターなどを追加するアップデートが行われている。機能改善も行われ、より快適に遊べるようになっているので、1周年のこの機会に新しく生まれ変わった『リリンク』を体験してみては?
      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります