『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』リリース1ヵ月で収益約13億円の好スタート。市場別ダウンロード数シェア・収益シェアではいずれも日本がトップ市場に

『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』リリース1ヵ月で収益約13億円の好スタート。市場別ダウンロード数シェア・収益シェアではいずれも日本がトップ市場に
 Sensor Towerはスマートフォン・PC向けRPG『Wizardry Variants Daphne』(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)の収益に関する分析を発表した。

 分析によると市場別ダウンロード数シェアの60%以上、そして収益シェアの90%以上を日本が占めており、リリース初月においては日本市場だけで850万ドル以上の売上を記録しているという。

 なお、これによりパブリッシャーであるDrecomは月別モバイルゲーム収益において、過去2年間(※2022年11月から2024年10月)で最高の数値を達成したという報告もなされている。
広告
以下、リリースを引用

ウィズダフネが好スタートでユーザー平均評価も4.6、Drecomは過去2年間で最高月間収益を記録

長い歴史を持つRPGシリーズ「Wizardry」の最新作『Wizardry Variants Daphne』がモバイルゲームとして2024年10月にリリースされ、日本で好スタートを切りました。同作はリリース1ヵ月間で日本において850万ドル以上の収益を記録し、パブリッシャーのDrecomは2024年10月に過去2年で最高の月間収益を達成しました。
[IMAGE]

Wizardryシリーズ最新作のウィズダフネ、リリース1ヵ月で850万ドル以上の収益を記録

RPGの原点の1つとも言われる「Wizardry」シリーズは、1981年にApple II用のRPGとして登場し、その後さまざなPC・家庭用ゲーム機に展開されました。そして、2024年10月にシリーズ最新作の『Wizardry Variants Daphne』(Drecom)がモバイルRPGとしてリリースされました。

さまざまな職種・種族を仲間にしたパーティによるダンジョンでの冒険、歯ごたえのある難易度などシリーズ伝統のエッセンスに加え、モバイルデバイス向けの操作性、ボスモンスターのデザインを寺田克也が担当、人気声優陣によるフルボイスシナリオなど、現代のモバイルゲームとしての要素も満載です。

Sensor Towerのデータによると、同作リリース1ヵ月間で日本のユーザー評価は3万件以上に達しており、星5と星4の評価を合わせると90%以上と高評価で、同期間の日本での平均評価は4.6となっています。
[IMAGE]
この高評価を裏付けるように、ランキングにおいても好調ぶりが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2024年10月20日以降はiOS、Google Playともに日本の収益トップ100位圏内をキープしています。
[IMAGE]
日本発の『Wizardry Variants Daphne』はグローバル展開をしており、アメリカや台湾でも人気ですが、同期間の市場別ダウンロード数シェアでは60%以上、収益シェアでは90%以上を日本が占めており、いずれの指標でもトップ市場となっています。

Sensor Towerのデータによると、同作はリリース1ヵ月間(2024年10月15日から11月14日まで)で日本でのダウンロード数は30万以上、収益は850万ドル以上を記録しています。RPGはモバイルゲームにおいてタイトル数が多いジャンルの1つですが、このデータから好スタートを切ったと言えます。

同期間の日本におけるモバイルゲーム収益成長量では、
『Wizardry Variants Daphne』は3位に入っています。集計期間中に2位の『勝利の女神:NIKKE』は2周年を迎えており、同作の2周年イベントが実施されたことを考えると、新作の『Wizardry Variants Daphne』は好成績であると言えます。
[IMAGE]

ウィズダフネのリリースでDrecomは過去2年で月間最高収益を記録、同社の収益シェア30%を占める

日本での『Wizardry Variants Daphne』の好スタートは、パブリッシャーであるDrecomの収益にも大きなインパクトとなっています。Sensor Towerのデータによると、過去2年間(2022年11月から2024年10月)の日本におけるDrecomの月別モバイルゲーム収益で、2024年10月に最高を記録しています。
[IMAGE]
同期間のDrecomの日本におけるモバイルゲーム別収益シェアを見ると、トップは『ダービースタリオン マスターズ』で40%近いシェアとなっています。2位は『Wizardry Variants Daphne』で約30%のシェアを占めており、リリース直後から同社の収益をリードするタイトルになっていることがわかります。

Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測はApp StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
この記事を共有

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります