そんな参加者たちの衣装をジャンル別に見てみると、ゲームではスマートフォンを中心に展開しているタイトルのほか、2024年に発売された家庭用ゲームも人気で、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』や『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』、『メタファー:リファンタジオ』、『鉄拳8』、『Stellar Blade』などのキャラクターたち(に扮したレイヤー)が集結。
ほかにも『デビルメイクライ』や『NieR:Automata』、『ゼノブレイド2』、さらには『ポケットモンスター』に登場するゲンガーの擬人化コスプレなど、新旧さまざまな人気ゲームのコスプレ参加者も多く、撮影のための長蛇の列ができていた。
一方、アニメでは『ダンダダン』をはじめ、『葬送のフリーレン』や『ダンジョン飯』、『2.5次元の誘惑(リリサ)』、『ぷにるはかわいいスライム』、『Re:ゼロから始める異世界生活』、さらには『劇場版 オーバーロード 聖王国編』といった、2024年に放送・上映された作品のキャラクターが勢ぞろい。
そのほかにも、2024年に実写ドラマ化され、2025年にはテレビアニメ第2期が放送予定の『その着せ替え人形は恋をする』など、旬の作品のコスプレで参加していたレイヤーは大勢いて、それぞれが思う存分、年内最後のコスプレイベントを満喫しているさまが印象的だった。
ちなみに同日には、付近の会場(TFTビル)で“となりでコスプレ博2024冬(となコス)”も開催。日中はコミケ105に参加し、夕方から“となコス”に足を運ぶ……など、両方のイベントをはしごするコスプレイヤー&カメラマンも多く、こちらの会場もにぎわっていた。
“コミケ105”を彩ったコスプレイヤーたち
こうして大盛況のうちに終了した“コミケ105”に続き、次回の“コミックマーケット106”は2025年8月16日(土)・17日(日)に開催が予定されている。
まだ少し先だが、はたして次回の開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のゲームやアニメをチェックしておき、“コミケ106”で答え合わせをする……というものおもしろそうだ。