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『鳴潮』『パニグレ』中国限定のリアルお祭りイベント“KURO FEST”でリナシータが現実に! 再現度高すぎの各エリア、カルテジアたちのコスプレイヤーとの写真撮影など、ファン最高の思い出をリポート

byライオン松本

byキシ倭人伝

更新
『鳴潮』『パニグレ』中国限定のリアルお祭りイベント“KURO FEST”でリナシータが現実に! 再現度高すぎの各エリア、カルテジアたちのコスプレイヤーとの写真撮影など、ファン最高の思い出をリポート
 とある日、KURO GAMESさんから「中国の広州市で“KURO FEST”ってイベントをやるよ。来ない?」というお知らせ&ステキなお誘いを受けた。

 KURO GAMESと言えば、『
鳴潮』や『パニシング:グレイレイヴン』(以下、『パニグレ』)で有名なゲーム会社。その2作品をメインにした大規模なお祭りイベントを2025年8月9日〜10日の期間に開催するそうで、『鳴潮』大好きっ子な私ことライオン松本は、ファミ通編集者のキシ倭人伝といっしょに現地へと向かった。

 ということで本稿では、日本の漂泊者(ひょうはくしゃ)にも分かち合いたいすばらしいイベントだった“KURO FEST”の模様を数多くの写真とともにリポートし、お届けする。
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KURO GAMESの大規模イベント“KURO FEST”(クロフェス)

 まずは“KURO FEST”(クロフェス)について。このイベントは中国・広州市で行われた『鳴潮』と『パニグレ』をテーマにした中国初の大型オフラインイベントだ。開催告知などは基本的に中国でのみ行われていたので、そもそも本イベントを知らないプレイヤーも多いはず。

 会場では、2作品の舞台を忠実に再現したエリアや、そのエリアにたたずむ高クオリティーなコスプレイヤーさんとの撮影会、同人即売会、各種展示物などがホール別に展開されている。

 開催された場所は“広州国際会展中心”。日本人の方にわかりやすくたとえると、コミックマーケットが開催される東京ビッグサイトに近いイメージのイベントホールだ。

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並ぶ多くのお客さんと比べてわかるとおり、かなり大きな建物になっている。実際、ここは入り口で内部はさらに広い。
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『鳴潮』世界がリアルに再現。もはや本人なコスプレイヤーさんとの写真撮影も

 イベント会場に入ると早速『鳴潮』と『パニグレ』のキャラクターたちが来場者をお迎え。本リポートのメインとなる『鳴潮』側のエリアでは、ショアキーパーやツバキ、長離といったキャラたちが会場に足を踏み入れた我々を出迎えてくれた。
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 垂れ幕はもちろん、モニターも設置されており、各キャラの華やかな登場映像と音声が「イベントに来た!」という実感とワクワク感を強く意識させてくれる。

 好きな作品の大型イベントに来たのだからテンションが上がるのは当たり前だが、それをより大きくしてくれたのは間違いない。
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 本イベントでは『鳴潮』ゲーム内に登場する各国が再現され、エリアごとに設置。まず最初に目に入るのはプレイヤーならお馴染みのログイン画面。

 巨大な岩に漂白者の男女が並ぶあの場所が再現されており、そこには漂白者のコスプレイヤーの姿も。当然、写真撮影が可能でかっこいい&かわいいレイヤーさんを思わずパシャリ。
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 そして、足をさらに進めればそこはもはや懐かしい瑝瓏(こうりゅう)を再現したエリアに。釉瑚(ユウゴ)と鑑心(カンシン)、秧秧(ヤンヤン)の姿や、ブブ物流の車の前には灯灯(トウトウ)が、私たち漂泊者に多くのファンサをくれた。
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 KUROFESTでのメインとなるコンテンツはフォトスポットと、ステージイベント。とくに写真撮影は日本人からすれば、かなり驚くものになっている。

 ゲーム内の各舞台が再現されたエリアと、そこにコスプレイヤーさんがいるのはまだ日本のイベントと同じだが、違いは距離感と撮影の形式。

 なんとこのイベントでは、レイヤーさんとほぼゼロ距離での撮影、自分のスマホを渡すことで内カメによる自撮りのお願いなどがふつうに行われているのだ。あまりにも近い場所で、二次元から飛び出してきたと勘違いするほどにキュート&クールな共鳴者たちと写真を撮れるなんて、あまりにも幸福だ。
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 乘霄山(じょうしょうさん)もしっかりエリアとして配置。あの龍を思わせる山と独特の空を光で再現。そして、ここにいるはもちろん今汐(コンシ)と長離(チョウリ)そして散華(サンカ)。
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 今汐は通常衣装と特別コスチューム、長離は通常衣装で登場しており、かなり近くで写真撮影が行えた。たまたま私がいた位置がふたりの横であったため、この姉弟コンビを写真に収められてホクホク。この師弟コンビ、好きなんです。
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 続いてのエリアは、ブラックショアエリア。ここにいるのは、漂泊者みんな大好きショアキーパー。印象的なあのピアノがある場所が再現されており、なんと実際にショアキーパーが演奏会を開いてくれる。原作再現の曲が聞けて胸がいっぱいになってしまった。
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 大きなポージングやアクションをせず、静かに微笑みながらこちらを見つめてくれる姿はあのストーリー通りで実に解釈一致。最後には軽く胸元に手を持ってきて、小さく手を振ってくれた。感謝。
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 つぎに訪れたのは、リナシータ&セブンヒルズのエリアなのだが道中で思わぬ人(?)とエンカウント。フルールドリスのかわいい着ぐるみがわちゃわちゃしながら練り歩いていた。

 ぴょこぴょこと動くかわいらしい姿に「おっ!」と思わずカメラを構えて、写真を撮った瞬間、こちら気づいたフルールドリスが手をバタバタさせながら突撃してきた。

 勢い。すごい勢い。そしてすっごい速度で接近され、くっつかれた。めっちゃうれしいけどびっくりするよねって。
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私とカメラ越しで目が合った瞬間「!」の文字が頭に出ていた。たぶん勘違いじゃない。
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来る勢いはすごかった。でも、ポンポンと肩を叩く力は優しかったネ。
 そんなうれしい出会いもありつつ、改めてリナシータのエリアを散策。このエリアでは、ラグーナのバスタブにはロココやザンニー、セブンヒルズにはフルールドリスたちがそれぞれのエリアごとにたたずんでいた。
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 もちろん一般参加者との写真撮影もオッケーで、多くのお客さんがそれぞれの推しと写真を撮ろうと並ぶ姿が。わかるよ、リナシータはストーリーもキャラも魅力が詰まりまくってるからね……。
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 さらに、ゲーム内ではまだ未実装となっているものの、次回のバージョンで登場するオーガスタ&ユーノのコスプレイヤーさんも登場。多くの観客が集まるステージ上で、堂々とした姿を披露していた。
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 日本から訪れた人気コスプレイヤーさんの姿も。カルテジア(えい梨さん)、ルパ(シスルさん)、長離(すずらさん)、千咲(月海つくねさん)の姿でKURO FESTを楽しんでいた。
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 また、この付近には作中に登場する武器や今後に発売予定のフィギュアなどを展示するエリアも。『鳴潮』で各キャラクターに用意されている、いわゆるモチーフ武器がビックサイズで再現されており、見応えは抜群。
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 そして、このエリアにもコスプレイヤーさんの姿が。ここでは華やかな真紅のドレスを身に纏ったカルロッタが淑女らしい微笑みとともに出迎えてくれる。
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出展エリアには公式グッズから同人グッズまで!

 中国進出口商品交易会展館のDエリアの2ホールで開催されていた本イベント。別ホールでは公式記念グッズやコラボ商品、同人ブースでの販売などが行われていた。このイベント限定で発売されているグッズは数多く、特別な衣装を身に纏った漂泊者(男・女)からカルテジア、今汐のアクスタや缶バッジなどが展開されていた。
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 同人系のグッズ販売コーナーは、イメージとしては日本の即売会に近く、多くのファンがお目当てのグッズを購入するべく並んでいた。ただ販売の形式が現金ではなく、すべてアプリでの決済のみなところはびっくり。
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 企業とのコラボでは特別な飲食物からグッズなどが販売。日本的に馴染み深いローソンの店舗も見かけた。
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 これらのブースから先に進めば、そこには公式のビッグステージが。ここでは『鳴潮』の音楽ライブや中国語版声優によるトークイベントが開催。2日目にはディレクターのSolon・Lee氏が登壇し、プレイヤーへの感謝や今後の意気込みを語った。
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Solon・Lee氏コメント
 まずは本日ご来場いただいたすべての指揮官・漂泊者の皆様、そして本フェスを支えてくださったステージ上と舞台裏、すべての関係者、出演者の方々に心から感謝します。皆様のご来場、ご支援、そしてスタッフの尽力があってこそ、第一回KUROFESTを無事に開催することができました。

 このフェスは昨年から準備を始め、KUROのプレイヤー同士が直接会い、交流できる場を全力で作りたいと願ってきました。当初は本当に来場していただけるか不安もありましたが、この二日間を通して多くの皆様にお越しいただき、チームに大きな自信と勇気を与えていただきました。

 KUROには創業以来11年間、私たちを支えてきた“開発精神”があります。この精神が、作品を通して皆様にも力を届けられることを願っています。今回ご来場いただいた方も、オンラインで応援してくださった方も、これからも共に高みを目指して歩んでいきましょう
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KURO GAMES会社見学へ!

 KURO FESTが開催された広州市には、KURO GAMESのオフィスがある。本イベントの終了後に、我々と一部のメディア陣はなんとその会社見学にお呼ばれされた。

 訪れたKURO GAMESの本社はとあるビルの一角。エレベーターで目的のオフィスエントランスに入れば、そこには大きく光るKURO GAMESのロゴが。
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 横には休憩用のコーヒーメーカーがあり、カルロッタたちがお休みの一杯を楽しんでいるキュートなミニキャラが描かれていた。
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 受付のデスク周りや展示物置き場にはKURO GAMESの代表作『鳴潮』と『パニグレ』のグッズがたくさん展示されており、中には日本では未登場のものも。いちファンとしてはものすごく欲しいアイテムだ。いつか日本でも販売してくれないかな……。
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 そしてかわいい社員さんの紹介も。オフィスの一部は猫の社員さんが住み込みで働いている。この子たちのお仕事は、ゲーム開発などで疲れた人間の社員さんを癒すこと。ちなみにだが、この猫さんたちはゲーム内に登場する猫のモデルになっているとか。
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同行した猫好きファミ通編集者キシ倭人伝に甘える猫の社員さん。お勤めご苦労様です。

 以上、2日間にわたるKURO FESTのリポートだ。『鳴潮』ファンにはたまらない大型オフラインイベントで、仕事として現地に向かったはずの私もついつい、それを忘れてただのファンとなり楽しんでしまった。

 『鳴潮』世界のリアルな展示物からクオリティーの高すぎるコスプレイヤーさんとの写真撮影に、カルチャーショックを受ける同人グッズ販売会などなど、あまりにも思い出に残る旅となった。

 このレベルのイベントに参加してしまうと、気軽に参加できる日本でもやってほしい、と思うのが正直なところで、雑談がてら軽く担当のかたに「日本でもやりません?」と聞いたところ、「やってみたい」とは話していたので期待したいところだ。

 また、今回のKURO FEETリポートに合わせて、開発チームへのテキストインタビューなどの記事も順次掲載予定。『鳴潮』ファンの方はぜひ楽しみにしてください。

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      集計期間: 2025年08月15日22時〜2025年08月15日23時