[任天堂HP]「2025年3月期 第2四半期 決算説明資料(ノート付)」を掲載しました。https://t.co/zOblGkoto7
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 5, 2024
連結売上高に関しては、ゲーム専用機ビジネスが34.1%減の4852億円、モバイル・IP関連収入が43.3%減の312億円、そのほかのビジネスが53.9%増の112億円で、合計34.3%減の5232億円となった。
前年は、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開によるゲーム専用機ビジネスの活性化、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売および同タイトルの特別仕様ハードの販売により、ハードウェア・ソフトウェアともに中間期の販売数量が高い水準になっていた。当中間期は前述した要因がないことに加えて、Nintendo Switchは発売から8年目を迎えていることもあり、前年同期比でハードウェア・ソフトウェアともに販売数量は大きく減少した形となったようだ。
新作ソフトとしては、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が258万本、『ペーパーマリオRPG』が194万本、『ルイージマンション2 HD』が157万本と好調な売り上げを見せ、『マリオカート8 デラックス』も231万本という販売本数を記録。当期のミリオンセラータイトルは9本(任天堂6本、他社3本)という結果となった。
デジタル売上は、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトおよび、追加コンテンツの売上高が減少したことで、前年同期に比べて26.5%減の1599億円となった。
デジタル売上高比率は、ソフトウェア売上高全体が減少した一方で、ダウンロード専用ソフトの売上高が増加したことや、Nintendo Switch Onlineの売上高が安定的に推移したことなどで、前年の同期に比べて上昇したようだ。